も徐々にこなしてきている仙谷隆家です。フラワーCの的中で流れに乗りたいところですが、意外にスプリングSというレースは相性が悪く、またブレーキがかかりそうな予感すらしますね・・・。しかも、自分の苦手な道悪で・・・。一方、阪神大賞典は的中させることよりもオルフェーヴルの強さを見たいところです。
スプリングステークス(GⅡ・3歳限定定量戦・中山芝1800m内回り)
私の決断◎ マイネルロブスト
○ ディープブリランテ
▲ グランデッツァ
△ バンザイ
△ アルフレード
△ サトノプライマシー
買い方単勝・複勝 ◎ 100
三連複1頭軸ながし ◎-○▲△△△ 100
ワイドBOX ◎○▲ 100
個人的見解 雨が降り続くのか、それとも止むのかでもコースコンディションが変化する中山コースですが、それでも不良のレースになることは濃厚。弥生賞といい馬に疲れを残す状況になりかねないトライアルレースになるのですが、またここも本番に直結しないという事態になりかねない前哨戦の恐れも・・・。
本命はマイネルロブスト。ゼンノエルシド×メジロライアンであれば、道悪は得意なはずで、東スポ杯2歳Sでの敗戦を折り合いの問題と片付ければ、多少は今回の期待になりそう。メンバー的にはほとんどの人気馬に負けていますが、差のない
競馬や安定感はこの馬が一番。相手なりに走れるタイプということで、今回も連に絡んできそうです。
対抗はディープブリランテ。不良馬場での
競馬は東スポ杯2歳Sでのパフォーマンスから強さは実証済み。前走は展開的に向かず、折り合い欠いての2着だと見なせば、ここは勝ち負け必至。陣営の言葉通り、中山ベストではないかもしれませんが、淀みない展開と湿った馬場なら・・・。岩田ジョッキーは1番人気に乗せると怖いのですが、今回は大丈夫だと思いたいです。
単穴はグランデッツァ。アグネスタキオン×マルジュの血統は、瞬発力よりも力のあるアイルランド血統でパワフルさがある印象。姉の桜花賞馬マルセリーナも力の要る馬場をこなしていましたし、非常に道悪をこなすこともできるタイプだと思います。札幌2歳Sでは共同通信杯勝ちのゴールドシップと朝日杯2着のマイネルロブストを完封していますし、能力は折り紙つき。間隔が空いても走る血統ですし、ここは買っておいて損はなさそうです。
押さえに、タイキシャトル×デインヒルの血統は中山千八では怖さがあるのでバンザイ,2歳チャンピオンであるアルフレード,前走は不利が原因の敗戦でそこを見せていないサトノプライマシー。
追記 1着▲,2着○,3着…でワイド2.7×100円のみの回収。とりあえず、アルフレードが負けすぎでクラシック戦線からいきなりの離脱で、NHKマイルCですか・・・。逆にこれで今年の主役が共同通信杯勝ちゴールドシップ,弥生賞勝ちコスモオオゾラ,きさらぎ賞&若葉S勝ちのワールドエース,スプリングS勝ちのグランデッツァに、ラジニケ杯勝ちのアダムスピークの5強で確定してきましたね・・・。こう見るとやはり朝日杯組は全滅になりそうな・・・。
勝ったグランデッツァは血統的にも早熟の可能性は否めませんが、皐月賞の有力馬の一頭になってきましたね。アグネスタキオン産駒は前走勝ちからの連勝が多いので、皐月賞場になる可能性は十分にあると思います。前走のラジニケ杯が調教が全く足りない状況で走ってのものだと考えれば、共同通信杯2着のディープブリランテに負ける要素はないわけで・・・。デムーロジョッキーの騎乗技術もありましたが、やはり圧巻の内容でしたね。問題は疲れになりそうですが、どの路線も消耗していそうな気がしますので、ライバルはベストディールやゴールドシップになりそうな気がします。
2着のディープブリランテは地力負けの印象で、高速馬場でやってどこまで?という感じでしょうかね。とにかく、本番で期待という方もいますが、ベスト千八の馬なので、二千は長いような・・・。マイル戦線で力を発揮しそうなタイプですので、NHKマイルCを目指すのも手だと思いますが、クラシック出走の賞金が足りていますしね・・・。
3着のロジメジャーは道悪適性の差で、4着のサトノギャラントと良馬場で走ったら厳しい気が・・・。そもそも1着と2着には大きく離されましたし・・・。セントポーリア賞組はフラワーC2着のメイショウスザンナがいまうし、レベルは低くはなかったと言う証明にはなりそうですが、本番では苦戦必至な感じが否めませんし・・・。ダイワメジャーの血に期待するしかないでしょうかね・・・。
阪神大賞典(GⅡ・4歳以上別定戦・阪神芝3000m内回り)
私の決断◎ オルフェーヴル
○ ヒルノダムール
▲ トウカイトリック
△ ジャガーメイル
△ ナムラクレセント
買い方単勝・複勝 ◎ 100
馬連 ◎―○▲△△ 100
ワイドBOX ◎○▲ 100
三連複2頭軸ながし ◎○―▲△△ 100
三連単フォーメーション ◎→○→▲△△ 100
個人的見解 現在の阪神の馬場状態は良馬場でも時計がかかる状態で、スピード型よりはむしろパワー型が有利な状況。本命のオルフェーヴルはかなり勝ち負け濃厚で、地力も臨戦も調教も文句なし。更なるパワーアップをしているとのことでしたが、今回は勝ちは至上命題で、問題は内容になってきそうです。ということで、対抗から書いていこうと思います。
対抗はヒルノダムール。天皇賞(春)を制しているように、ステイヤーとしての資質は十分。折り合いに不安がないタイプで、決め手勝負では分が悪いですが、混戦での強さは古馬の一級線の中でも随一。オルフェーヴルにどこまで迫れるかは微妙ですが、力の要る馬場であり、鞍上も藤田ジョッキーと条件はこちらも揃っています。宝塚記念で勝ち負けだと思っている馬で、今回の阪神大賞典は無様な
競馬はなさそうです。
単穴はトウカイトリック。ステイヤーとしての能力だけならこの馬が高齢でもまだまだ現役の上位クラス。超一線級との戦いではかなり苦戦しますが、連下なら・・・。エルコンドルパサー産駒は小回りコースが上手く、道悪よりも消耗戦で力を発揮する印象。今回はGⅠ馬3頭が強いものの、紛れなら・・・。
押さえに、間隔をあけたのはプラスに働くジャングルポケット産駒の天皇賞(春)馬ジャガーメイル。近走イマイチも一変警戒のナムラクレセント。
追記 1着…,2着◎,3着△で、複勝1.1×100円のみの回収ですが、勝ったギュスターヴクライの印象は殆ど無いんですよね・・・。多分馬券を当てた人もそうでない人も、このレースは「金色の暴君」オルフェーヴルの暴走でしょうし・・・。ギュスターヴクライは天皇賞(春)の有力馬になりそうですが、果たして本番でもこのパフォーマンスを発揮できるのかどうかというところが問題でしょう。普通に走るとナムラクレセントやヒルノダムールの方が強い気もしますし・・・。
問題のオルフェーヴルですが、完全に1週目の4コーナーでナムラクレセントに交わされてカッとなってしまい、そのまま暴走モードに入ってしまいましたね。池添ジョッキーが手綱を絞っても言うことを聞きませんし、もうやりたい放題としか言いようがない状況で・・・。折り合い云々以前に気性をどうにかしない限り、今後に大事故を起こしそうな。まあ、今回も一件も事故と言えば自己ですが・・・。
しかし、三冠馬獲ったのが能力だけという馬も今までにいたでしょうかね?ディープインパクトは折り合いに課題のないタイプでしたし、ナリタブライアンもここまでは酷くなかったような・・・。「調教再審査」を受けるほどの暴走をしても、ナムラクレセント以下を叩き潰しているのだから、「史上最強馬の1頭」になりかねない存在ではあるかもしれませんね・・・。
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