2011年08月01日 01:03
「はい、押水さんもう一回、ハウス!」by和倉結名
「良い意味でって付ければ、何でも許されると思っているな、さては・・・」by松前緒花
「あはは、面白~い、だったら死んじゃえ♪」by和倉結名
「砂漠だったら泳げないよ・・・。泳いでいきたいのに・・・。もっと自由に・・・。ダメ、重くて沈んじゃう、飾りも期待も重すぎて・・・」by押水菜子
「もうすぐ秋だからな、思い切って奮発した!15万した!!」by富樫蓮二
「お前らしい働きを認めてくれるお客様がいる。だからこそ、給料を上げる。それのどこがおかしい?」by四十万スイ
「・・・何か、菜子、キモい」by鶴来民子
「ここは海なんかじゃない。でも、王子様にはちょっと悪いことをしちゃったけど、それでも私地上を目指す!なんだか、今ならどこでだって泳げるような気がするから!!」by押水菜子
「っていうか、そんな中、私は能登さんのうなじが凄く好きです!!」by豊崎愛生さん
「ちょっと女を取り戻します!」by能登麻美子さん
「七福神は世界に幸せを届けに旅に・・・」by伊藤かな恵さん
こんばんは、今回はやっと菜子回でしたが、なかなか考えさせられるテーマではありました。まあ、菜子が給料が上がる理由をちゃんと理解できないとは思いもしませんでしたが・・・。内容的には、非常に社会学的に悩ましい問題提起だった気もしますねー。あとは、やっぱり結名が可愛いのは最近安定しまくり・・・。最初は菜子が一番だと思っていましたが、今は結名が良いな!
今回もぼんぼりラジオ第17回を併せて簡易草子を書きました。パーソナリティは能登麻美子さんと伊藤かな恵さんで、週替わりパーソナリティは豊崎愛生さんでした。
それでは続きから書いて行きます。(作品の内容や画像はアニメ「花咲くいろは」に著作権は帰属します。)
次週、第19話は「どろどろオムライス」です。良かったら拍手くださいな!

花咲くいろは 1 [Blu-ray] 価格 8190円(税込) 発売日 2011/07/20

![]() アニメ「花咲くいろは」 |

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菜子は家に帰ると弟たち3人のためにご飯を作ったりしています。一方で両親は机上で教育論を打っている。そんな家族の中の中心的な人物は菜子。菜子がいるからこそ、この家族は上手く行ってるのだと両親も認識しているようなのでした。「人魚姫」の物語を妹に読み聞かせているときに、自分が人魚姫だったら王子様には憧れないのだと思う菜子。自分にとって家は、人魚姫にとっての海。一方で、家を出ることは怖いということの裏返しでもあるようなのでした。

喜翆荘の仲居の仕事のときに、お客に伝えたい言葉をちゃんと喋れないことに苦しむ菜子ですが、そんなときにお給料日を貰います。緒花が花瓶を割ったことで減給されてしまいますが、一方菜子はこの状況下で昇給したようで、巴からは期待されているのだと言われます。そんなときに脳裏に浮かぶのが、父親の語っていた教育論で・・・。それで自分に変わって欲しいとスイが思っていると早合点してしまう菜子なのでした。

昼休みにご飯を食べている緒花,民子,菜子,結名ですが、結名は何に使うのかと尋ねます。お給料がほぼない緒花は論外で、民子は松笠焼きに挑戦するためのアマダイ、そして菜子は貯金・・・。それで我慢ならなくなった結名は「お金は人を磨く」のだとシゲ子の言葉を使い、放課後買い物に行こうと提案するのでした。ショッピングに来た緒花,民子,菜子,結名ですが、結名のセンスで菜子が大変身。一式買うことにする菜子ですが、外見が変わっても、内面は相変わらずで・・・。ただ、結名以外の面々のキャラも強力なこともあり、むしろ目立つのは緒花。いつもと違う感じの菜子は帰り道疲れたと漏らしますが、そんなときに結名と民子を差し置いてナンパを受けてしまいます。動揺した菜子は走っていってしまうのでした。

家にケーキをお土産に買って帰る菜子ですが、母親の佳代子に菜子らしくないと言われます。それは自分も思っていることのようですが、どうすればいいか分からない状況に思考がめちゃくちゃに。お風呂に入って、自分はもっと自由に『泳ぎ』たいのだと思っている菜子ですが、期待が重いようです。変われるまではいかなくても、「家」での自分でいようと決心する菜子なのでした。

「家」での自分を出すことをする菜子ですが、花の開花の定点観測をしているお客様の邪魔をしてしまいます。スイに謝る菜子ですが、自分は口下手でダメな仲居なのだと言います。それに対して、スイは昨日菜子がお世話をしたお客さまからの感謝の手紙を見せますが、書かれているのは感謝の言葉。「本当」の自分ではなくても、温かい心配りが出来る仲居なんだとスイに言われ、嬉しそうにしている菜子。今ならどこでだって泳げるような気がするのだとはしゃいでいるのでした。
掘り下げポイント
・人魚姫の憧れ
今回のメインは菜子ですが、話題の中心も全て持っていった印象で、面白かったと思います。冒頭・中盤・締めで菜子の心に変化が出てきているのが、この話ミソだったと思いますね。菜子は本来明るく元気なタイプであり、それは家庭の中では日常的に見られるもの。その一方で、家庭から社会に出ると、喜翆荘で緒花と最初に会ったような引っ込み思案な性格になってしまう。「家」での自分が自由に泳ぎ回れる状態なら、「外」での自分は上手く泳げていない状況。そんな固定観念を植え付けてしまった菜子の考えは凝り固まってしまったのかもしれません。
今回の突破口になったのは、菜子の昇給。自分がダメだから発破をかけるための昇給だと思った菜子ですが、それで自分を変えなければならないと勝手に早合点したのがターニングポイント。怪我の功名であることは否めませんが、自分がスイにどう思われており、さらには「外」での自分もダメなんかじゃないことを知れたのは今後にも収穫になりそうです。
今回の菜子のおもてなしとして、綺麗なお花畑への地図をお客様に作っていましたが、口で伝える以上に丁寧な応対であり、それが喋れないからの代替なんだとしても、一般的には手間のかかっている分、地図の方が分かりやすく、心証も良い。別に口下手なだけではダメなレッテルは張られるわけではなく、むしろそれを補うことができれば十分おもてなしができるのだということでしょう。喜翆荘の仲居もそれぞれに良さがあるわけで、以前の回では巴の仲居頭としての資質も描かれていますが、それぞれに良さがあると言うことなのだということなのでしょうね。
自分を無理に変えていくのではなく、今の自分でも精いっぱい頑張っていくこと。それが将来的には、人魚姫が地上に来たりするということになるのでしょう。急いで変わることは、今回のショッピングみたいなことになりかねませんから・・・。外見を着飾っても、中身は変わらないような・・・。
・スイの想い
縁のエラーでやはり経営状態が芳しくない喜翆荘。スイはそんな中、菜子の昇給を決定しましたが、菜子の考えているような理由ではありませんでしたね。確かに教育学ではダメだから発破をかけるために報酬を高くするという考え方はありますが、現実的にはそのようなことを仕事に適用することは多くはありません。基本的には経営学を用いるのが筋であり、そう考えれば、「労働に対する対価としての賃金であるのだから、昇給というのは労働への評価が上がった」ということ。単純にそうであるはずですがねー。つまり、今までの仕事が認められたということなのです。
経営状態が悪くても、菜子の仕事ぶりは素晴らしく、だからこその昇給。そうしなければ、将来へのインセンティブも高まりませんしねー。あとは、菜子であれば、しっかりとこの報酬に奢らず、仕事をすると思われているのだと思います。緒花はビンタして育てても問題ないかもしれませんが。(笑)
・結名の感性
今回は結名は完全に菜子の引き立て役状態だった気がしますが、やはりある意味緒花とは違った面で全くぶれない結名。非常に今回も結名ワールド全開ではありました。やはり、基本的にお洒落な結名とどうもあか抜けない菜子の対比。また、緒花と民子の少しずれている点も出てきましたが、それでも結名は雰囲気も何から洗練されている印象です。
最近は、緒花の影響力で徐々に更なる魅力も生まれてきている印象ですが、やはり結名の魅力は自然体なのかもしれませんね。それで上手く行って来ているのだから、お嬢様なのですがねー。
「はい、押水さんもう一回、ハウス!」

「あはは、面白~い、だったら死んじゃえ♪」

こういう発想力は非常に私個人としては惹かれるタイプ。やっぱりこれくらい独創性がある女性なら理想的なタイプなのですがね!
ぼんぼりラジオ 花いろ放送局 ~第17回~

(クイックするとラジオの画面に変わります。金曜日配信にぼんぼりラジオはあります。)
内容
古今東西
お題「『お祭り』と言えば」
→かな恵ちゃん「花火」,能登さん「金魚」,あきちゃん「うなじ」
オープニング
祭りは夏の風物詩
パーソナリティは輪島巴役の能登麻美子さん(以下、能登さん)と松前緒花役の伊藤かな恵さん(以下、かな恵ちゃん)に、週替わりパーソナリティとして押水菜子役の豊崎愛生さん(以下、あきちゃん)の放送です。さっそく、古今東西に行きますが、お祭りの時期だと語り合います。東京よりも自分の町の祭りが印象深いと言うかな恵ちゃん。そして、阿波踊りでのうなじの魅力を語るあきちゃんですが、ここで能登さんのうなじが好きだとカミングアウト。そして、能登さんは金魚を上手く取れなかったと語りますが、「ポイ」と金魚掬いの話で盛り上がるのでした。
喜翆荘の秘湯から
改めましてのあいさつを経て、指湯のコーナーへ。今回の入浴剤は、海外からのお土産シリーズのラスト「マンゴー」に。色はまた白ですが、マンゴーの匂いが凄まじいようです。適温でご機嫌な能登さんですが、マンゴーは全部粉が解けたようです。
お土産と部屋着
最初のお便りは、旅行先でどんなお土産を買うかという質問。漬物を買うと言うあきちゃんですが、山芋や牛蒡のような好きなものを見つけるとすぐに買ってしまうようです。京都は夢の国だと言い出すあきちゃんなのでした。ちなみに、かな恵ちゃんは有名なお菓子、能登さんはポストカードとのことでした。
次のお便りは、部屋着について。かな恵ちゃんはリスナーさんの作務衣に興味を持ちますが、何とも説明しづらそうな能登さんとあきちゃん。ちなみに、あきちゃんはルームウェアというジャンルのパジャマで、今の服は似合いすぎているのだと。能登さんはショートスカートにTシャツ(シュミーズと言い掛けましたが・・・)、かな恵ちゃんはホットパンツにキャミだと。
―ここで、2クール目OPのnano.RIPE「面影ワープ」が流されます―
湯煙サスペンス 仲居さんは見た!
怖い感じの読み方で・・・
夏だからとうことで、いつもと違った紹介をするあきちゃん。今回の事件は、「友達が牛丼にフレンチドレッシングをかけていた」(みんちのまかない料理にとかな恵ちゃん),「アルバムで両親で見た写真がペアルック」(能登さんの怖い声に恐怖するかな恵ちゃんとあきちゃん&幸せ事件だとあきちゃん),「電車に乗っていたら、口元にご飯粒を付けているサラリーマンがいた」(サラリーマンは大変だと一同),「自転車に乗っているお爺さんが、フルフェイスのヘルメットを被っていた」(怖いと能登さんとかな恵ちゃん)がありました。
花いろ ゆ~ゆ~マップ!
新情報は3つ
今回の使える能登弁講座は「次郎丸さん、あきべたいからあっち行って!」(「あきべたい」=「鬱陶しい」 ※「あきちゃんべったり」ではありません)でした。さて、今回の新情報は、「見附島」(住もうとしているかな恵ちゃんとあきちゃん),「苔の園」(苔プッシュにビックリな一同),「七福神センター」(現在閉鎖されていることに困惑の一同)がありました。
エンディング
着ぐるみはドンキホーテへ!
のんびりしているかな恵ちゃんとあきちゃんですが、今回はプライベートな話が多かったと一同。かな恵ちゃんに動物の着ぐるみを着て欲しいと言うあきちゃんですが、能登さんも興味津々のようです。そして、かな恵ちゃんの試練のお知らせを経て、最後に次回の週替わりパーソナリティは戸松遥さんだと紹介をし、EDのスフィア「Hazy」でお別れするのでした。
感想
今回はやはりのんびり回となりましたが、非常にプライベートな感じ多かったラジオでした。能登さんは女を磨き直すと言っていましたが、その直後にシュミーズ発言は・・・。基本的には内容があまりなかった回ですが、能登さんの怖い声は本気で聴いていてヤバい・・・。まあ、童話を歌わせたら右に出る物がいないと言わしめる存在ですからねー、ホラーというジャンルでは・・・。
あきちゃん回でのんびりまったりがデフォになっていますが、何だかんだでこれはこれで良いですよねー。ラジオの趣旨にはこのメンツが一番適しているような気がします。バランスがとてもいいので!
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