2011年02月25日 12:29
「あたしのために何かしようってんなら、まず私と同じ立場になってみなさいよ!無理でしょ?当然だよね?ただの同情で人間やめられるわけないもんね!」byさやか
「なんでもできるくせに、なんにもできないあんたの代わりに、あたしがこんな目に遭っているの!それを棚に上げて、知ったようなこと言わないで!!」byさやか
「やれやれ、招かねざる客ってわけかい?今夜は君たちにとって、重要なはずの情報を知らせに来たんだけどね!美樹さやかの消耗が予想以上に早い。魔力を使うだけでなく、彼女自身が呪いを生み始めた。」byキュウベぇ
「彼女のソウルジェムは穢れを溜めこみ過ぎたのよ。早く浄化しないと取り返しのつかないことになる。」byほむら
「いいえ、何もかもあの子のためよ」byほむら
「まどか、キミは望むなら、万能の神にだってなれるかもしれないよ!」byキュウベぇ
「あなたは、あなたはいつもそうやって自分を犠牲にして・・・。役に立たないとか、意味がないとか、勝手に自分を粗末にしないで!あなたを大切に思う人のことも考えて!いい加減にしてよ、あなたを失えば、それを悲しむ人がいるってどうしてそれに気付かないの!?あなたを守ろうとしていた人はどうなるの?」byほむら
「無駄なことだって、知ってるくせに。懲りないんだな、キミも。代わりはいくらでもあるけど、無意味に潰されるのは困るだよね。勿体ないじゃないか!?」byキュウベぇ
「絶対、お前の思い通りにはさせない。キュウベぇ、・・・いいえ、インキュベーター!」byほむら
「あたしって、ほんとバカ・・・」byさやか
「この国では成長途中な女性のことを少女って呼ぶんだろ?だったら、やがて魔女になるキミたちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね?」byキュウベぇ
こんにちは、今回の「魔法少女まどか★マギカ」は波乱の幕開けの予感がありましたねー。さやかは覚醒しましたし、杏子は巻き添えでピンチで、まどかはさやかに嫌われて動揺。そしてほむらはまどかに嫌われて、非常に不安定に・・・。
しかし、キュウベぇのキャラが劇的に変わりました、ついに、まどか魔(法少)女化に向けて、行動開始!ほむらが守るんでしょうが、かなりヤバいことになりそうな・・・。
それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!(画像,台詞はアニメ「魔法少女まどか★マギカ」に帰属します。)
次週、魔法少女まどか★まぎか第9話は「そんなの、あたしが許さない」です。

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![]() 魔法少女まどか☆マギカ |

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前回の引きで狂ってしまったさやかですが、どうやら魔女は撃退したようです。しかし、グリーフシードは杏子に渡してしまい、まどかと帰るさやか。変身を解いてしまったあとによろけるさやかですが、その姿にバカと毒づく杏子なのでした。

雨が降り出し、雨宿りをするまどかとさやか。膝にさやかを寝かせて、まどかは先ほどの戦いはないと呟きます。そして痛みがないから傷付いてもいいというのはダメだと涙ながらに訴えるのでした。それに対して自分は才能がないから、そうしなければ勝てないのだと言うさやか。まどかはさやかの幸せを思ってと言うのですが、さやかはもう人間でもない自分に幸せなんてないと反論。そして、才能のあるまどかが戦えばいいのだと言い放つのでした。そのまま外に出ていくさやかですが、まどかにまずは魔法少女の立場になってみろと言い、軽蔑の声音で自分がまどかの代わりにこんな目に遭っているのだと言い去るのでした。走り去るさやかですが、それを追うことのできないまどかはそのまま雨の中、立ち止まってしまいます。一方、さやかはもう救いようがないのだと泣きながら雨の中を走っています。そのときグリーフシードには黒い輪っかが出来始めているのでした。
ほむらの家で「ヴァルプルギスの夜」についての打ち合わせをするほむらと杏子。統計で打ち出した場所について、理由を聞きたいと言う杏子ですが、そこにキュウベぇは現れます。そこでさやかの魔力の消耗が予想以上に早く、呪いを生み始めたのだと伝えます。このままだと「ヴァルプルギスの夜」が始まる前に、厄介なことになるかもしれないと予言するのでした。それについてどうやら知っているような表情のほむらを見て、キュウベぇは彼女に何か興味を持ったようです。ほむらが消えなさいと言われ去って行くキュウベぇですが、ほむらはアレを殺しても何の解決にもならないと杏子に伝えるのでした。そしてさやかのソウルジェムは穢れを溜めこみ過ぎており、早くしないと大変なことになると話すのでした。
翌朝の学校を休んださやかですが、まどかは昨日の行動を反省しているようです。一方で、放課後、仁美は上條に告白するのでした。そしてさやかはまだ家にも帰っていないようで、それを聞いてまどかはさやかを探し始めるのですが・・・。そのさやかはどうやら仁美と上條の近くにいたようで、その悲しみから荒んだ魔女狩りを繰り返し、ソウルジェムが黒くなり続けるのでした。

そんなときにほむらがさやかのもとに現れます。そしてソウルジェムが限界だから、自分の持つグリーフシードを使えと言うほむら。それを断るさやかですが、自分はほむらたちとは違う魔法少女になると決めたのだと答えます。どうして信じてくれないのかと言うほむらですが、それにさやかはほむらが諦めた目をしているのだと言い、言葉が空っぽなのはバレバレだと返します。それを見て、ほむらはだからまどかを苦しめるのだと言い、破滅していくさやかをまどかに見せないためにそのまま殺そうとするのでした。しかし、それを間一髪で杏子が助けます。杏子に言われ逃げていくさやかですが、ほむらは閃光弾を使って杏子のもとから消えるのでした。しかし、真夜中の夜の電車でさやかが覚醒してしまいますが・・・。
さやかを探すまどかのもとにキュウベぇが現れます。まどかは恨んだら元に戻るのかと言いますが、キュウベぇは恨んでもさやかが元に戻ることはないのだと答えます。ただまどかが魔法少女になれば、さやかを助けることもできると答えるキュウベぇ。今までは自分は取り柄のない存在だと思っていたまどかですが、それに現実は違かったのだと言うキュウベぇ。そして望むなら万能の神になるかもしれないと言うキュウベぇの言葉に、自分が契約することでさやかを助けることができると思うまどか。そして契約を承諾するまどかですが、そこで銃撃されるキュウベぇ・・・。

そこで現れるのが銃を持ったほむら。そして涙ながらに、ほむらはまどかが自己犠牲をしようとする姿に感情的になり、まどかを守ろうとしている人の気持ちを考えてほしいと涙ながらに訴えるのでした。しかし、それはまどかには届かず、さやかを探すためにほむらのもとを去ってしまうのでした。そんなときに新たなキュウベぇが現れて、殺された体を食べ出します。そして自分を殺すのは無意味だと言いますが、ほむらの魔術が時間操作だと見当を付け、ほむらはこの時間軸の人間ではないと推測するのでした。それに対して、キュウベぇの正体と企みを知っていると言うほむらですが、思い通りにはさせないとキュウベぇをインキュベーターと呼び、宣戦布告するのでした。

一方、さやかを発見した杏子ですが、どうやら浮かない表情のさやか。どうやら自分のしていたことが正しかったのかどうかも分かんなくなってしまったとのこと。そしてさやかのグリーフシードの穢れを見た杏子は驚愕し、そこでグリーフシードが壊れ、魔女化してしまうのでした。その様子を遠くから見ているキュウベぇは魔女に将来なる存在を魔法少女と呼ぶんだと独り言を言っているのでした。
掘り下げポイント
・壊れたさやかの果て
今回は壊れたさやかがメインでした。痛みを忘れることで自分が助かると思っていたようですが、それはあくまでも逃げ道でしかなく、しかもその逃げ道も先は行き止まり。それで絶望してしまったさやかはついに魔女化してしまった感じでしょうか?上條は仁美に取られ、そのせいで親友の仁美を恨んでしまい、さらにはまどかに八つ当たりをしてしまうことで、自分の心の狭さに空しく思ってしまう上に、さらにどうすればいいかという救い魔でない状態になってしまいましたからねー。
奇跡というものを安易に考えていたさやかですが、その代償はやはり魔法少女になるだけでも足りないもので、やはり絶望して魔法少女が魔女になるまでが、代償なのかもしれませんねー。それでやっと対価が合いそうなので、なんとなくしっくりきます。
まどかを責めるさやかですが、それについては全く的外れな考え方で、キュウベぇの言うように、奇跡は起こしてあげたのだから、魔法少女になるのは仕方ないこと。それによる結果がどうなったとしても、それはさやかの主観的な思いであって、客観的にはどうしようもないことなのですよね・・・。
最後に魔女化したさやかですが、これによってまどかを苦しめることになると思いますが、それに気付いて更なる絶望に飲みこまれる気がするのですが、どうでしょうか?最後のさやかの涙は絶望の涙であるものの、悩みをどうしても解決できないという苦しみも感じられるものだったと思いますね。
・何気にピンチな杏子
今回もずっとさやかを気にかけていた杏子ですが、最後にさやかが魔女化して一気にピンチになってしまいましたねー。たぶん、魔女になったさやかに情をかけて殺されるんじゃ・・・。なんか杏子は良いキャラなので、死んでほしくはないですね・・・。
さやかは自分のために魔法を使うということを潔くは思わないことで、結局みんなのために魔法を使うという信念で魔法少女を目指しましたが、結局はみんなの定義が分からなくなってしまい、みんなを救っているとさやかは思っていても、全員の幸せにはならないと気付いてしまったことで、道は閉ざされてしまい、絶望してしまいました。
結局、他人のための魔法を使うという当初のスタンスは同じだった杏子としては、無念と思っているかもしれません。今後生きていたら、良いことがあると言いたかったのかもしれませんが、それも届きそうにないですねー。
・苦しむまどか
今回もさやかに罵声を浴びせられるということで更なる苦しさを味わったまどか。ホントに優しい性格という設定なので、おそらくこのまま描かれていないところで、涙を浮かべているのかもしれません。それをほむらは知っているからこそ、手段を選んでいないのかもしれません。
キュウベぇはまどかが史上最強の魔法少女になると言っていましたが、おそらくまどかの優しさが凄いから。まどかが絶望すれば、その分キュウベぇの餌になるもので・・・。そのためにまどかはキュウベぇに目を付けられているのかもしれませんね。
・悩めるほむらの想い
今回もまどかのために奮闘するほむらですが、そのためにさやかを殺そうとしたり、キュウベぇを撃ったりとやりたい放題状態ですなー。しかし、完全にほむらの想いがまどかの幸せにだけロックオンしているのですが、それを拒絶されたりしたら、どうなることやら・・・。
ほむらにとってまどかは絶対守らなければならない存在のようですが、もしかしたら過去の世界でまどかとほむらは会っているのかもしれないですね。ほむらの魔術が時間操作だということですが、もしかしたら未来のまどかの魔術でほむらをこの時間軸に送られたのかもしれませんね。そして未来を変えることで、未来に起こることを変えようとしているのかもしれませんねー。
さやかの結末も知っているほむらですが、もしかすると何回かほむらは同じような時間軸をループしているのかもしれませんね。おそらく未来のまどかは魔法少女なんでしょうけど・・・。ほむらの涙はまどかに縋るような雰囲気のものだった気がしますが、その真意が気になるところ。
・キュウベぇ改めインキュベーター
今回も営業マン・キュウベぇのまどかへの魔法少女の勧誘は苛烈さを増していましたねー。さやかを魔法少女にするのは、まどかを魔法少女にする捨石で、それが上手くハマってまどかも魔法少女になろうと決心しましたが・・・。ほむらのせいで邪魔をされてしまったキュウベぇですが、これでまずはほむらの処分を先にしてきそうですねー。
さやかが魔女になれば、もちろん消耗戦になるだろうですから、「ヴァルプルギスの夜」の前に結構な厄介事をほむらに強いることになるのはキュウベぇにとってプラスなのかもしれませんね。キュウベぇはほむらの正体をあまり知らないようですが、それがいまだに疑問なんですよねー。
そして本当の名前はインキュベーターということですが、淫獣ですか・・・。たぶん餌はあの汚れたグリーフシードなんでしょうねー・・・。淫獣なら、中の人はダチャーンが良かったですね。(笑)
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