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門戸開放元年の使者

2009年08月05日 00:00

 それでは、今回は題名でぴぴっと来た競馬通の方もいるでしょう。アグネスタキオン・ジャングルポケット・マンハッタンカフェ・ダンツフレームという輝かしい同期の馬と比肩しうる外国産馬(マル外と呼ばれている)の名馬クロフネです。
 個人的にはそれほど好きな馬ではありませんが、ダートでの偉業があるので書こうかなと思いました。最初の方はかなり苦汁を舐めるレースが多かった気がします。
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デビューからの決闘

 デビュー戦は、なんと新馬戦でエイシンスペンサーに負けて2着のスタートでした。そのあと次戦の新馬戦を圧勝して、次にエリカ賞を選択します。そのエリカ賞で2歳レコードタイムで圧勝、その勢いに乗ってクラシックへの登竜門・ラジオたんぱ3歳ステークスに駒を進めます。エリカ賞の快勝もあって、圧倒的一番人気に押されます。しかしここで、将来の皐月賞馬アグネスタキオン・ダービー馬ジャングルポケットの2頭に力をまざまざと見せ付けられて、3着。ここで、クロフネの3歳は終わりました。


マル外最強の称号

 明けた4歳、クロフネは毎日杯に出走して、ここを圧勝します。そして迎えた外国産馬のクラシックと扱われていたNHKマイルカップに出走します。ここで上手くレースをしたクロフネと同じ父であるグラスエイコウオーを豪脚で、捻り潰し優勝。次はその年初めて外国産馬が出走できるようになった日本ダービーに向かうのだった。当時その頃無敗の皐月賞馬アグネスタキオンが屈腱炎で戦線離脱、引退となり、ダービーはクロフネ対ジャングルポケットと思われていました。


開国元年ダービーの覇者は?

 迎えたダービー。クロフネ・ジャングルポケット両頭は後方に構え、最後の直線に勝負を賭けます。しかし、両者の明暗ははっきり分かれました。ジャングルポケットは得意の長く使える末脚を武器に一気に先頭に突き抜けます。対して、クロフネは馬群で苦しむだけで、じりじりとしか伸びません。結局、ジャングルポケットが優勝、2着には皐月賞2着ダンツフレームが入り、クロフネは5着に沈んだ。


マル外の苦悩

 秋は神戸新聞杯に出走するも3着に敗れ、菊花賞からプランを変更して天皇賞(秋)に向かう事になりました。しかし、突然の外国産馬アグネスデジタルの秋天出走で、外国産馬枠に漏れてしまい、仕方なく同じ週のダート重賞武蔵野ステークスに行くことになりました。


世界が震撼

 このレースに出走したクロフネは、観客を唖然とさせます。もう3コーナーでスパートして、4コーナーではもうレースをやめているのにもかかわらず、10馬身の圧勝。同時にレコードタイムも記録します。このレースの後、秋のダート王決定戦・ジャパンカップダートの出走に打って出ます。そして、クロフネはここで世界に名を轟かせることとなるのです。このレースでも3コーナーでスパート、4コーナーで圧倒的リードを保ちます。ただし今回は世界の名馬たちです。そう簡単にはいかないはず、だれもがそう思いました。しかし終わってみれば、去年のジャパンカップダートの覇者ウイングアローに9馬身の圧勝。ダートの時計が出ないと言われている良馬場で世界レコードを打ち立てました。来年には世界挑戦も発表されましたが、屈腱炎を発症。結局引退となりました。世界では芦毛のセクレタリアトと呼ばれるほどの期待がありました。

 
結びに

 クロフネは、GⅠ2勝ながら、ハーツクライと同様記憶に残る名馬です。種牡馬としても優秀で、朝日杯フューティリティステークス覇者フサイチリシャール、スプリンターズステークスを勝ったスリープレスナイトがおり、次世代に血を受け継がせることに成功しています。クラシックではクロフネ同様勝ち切れないのが現状ですが、ブラックシェルのダービー3着があるように期待はでき、いつか一頭出て欲しいと願っています。

 明日は久しぶりの漫画作品紹介です。いやぁ、ホントにしてませんでしたからね・・・。結構綺麗に書けたなあー!!

 それでは失礼します。

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