2011年01月28日 15:05
「なんか違う国に来ちゃったみたいだねー・・・。学校もひとみちゃんも全然変わってはずなのに・・・。なんだかまるで知らない人たちの中にいるみたい・・・。」byまどか
「知らないんだよ、誰も。魔女のこと、マミさんのこと。私たちは知ってて、他のみんなは何も知らない。それってもう、違う世界で違うものを見て暮しているようなもんじゃない!」byさやか
「マミさん、ホントに優しい人だったんだ。戦うためにどんな覚悟がいるか、あたしたちに思い知らせるためにあの人は・・・」byさやか
「ごめんなさい・・・。私、弱い子で、・・・ごめんなさい。」byまどか
「あなたを非難できる者なんて、誰もいない。いたら私が許さない。」byほむら
こんにちは、今回も話が動いたまどか★マギカですが、非常にこのまま大量虐殺気味に将来的にはなっていくんじゃないかと不安です。ラストでは上條の様子と新キャラの登場でしたから、絶対次回に物語が2度目の悲劇になっていきそうです・・・。さやか、死にそうだな・・・。
それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!
次週、魔法少女まどか★まぎか第5話は「後悔なんて、あるわけない」です。

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![]() 魔法少女まどか☆マギカ |

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マミの一件の後、上條のもとへ行くさやかですが、どうやらリハビリ室にいて今はいないようです。上條は天才ヴァイオリニストと謳われていたようですが、事故に遭ったことで指も動かなくなってしまったようです。そして帰りのエスカレーターで上條を助けてあげることについて真剣に考えるさやかなのでした。一方、まどかは翌朝になってもマミが死んでしまったショックで放心状態のまま。そしてふと意識があの惨状に行くと突然涙を流してしまうのでした。
学校に行く途中はさやかは元気に振舞い、一方でまどかは浮かない表情。そして学校の休み時間にまどかとさやかは屋上へ行きますが、そこでまどかはマミが死んだことで周りと違う世界で暮らしているようだと言います。それに対して、自分たちはそのことをもっと早く知るべきだったのだとさやかは答えます。もう魔法少女になりたくないと言うまどかはさやかに抱きつくのですが、その一方でさやかはマミの優しさに気付くのでした。それを見ていたキュウベぇは魔法少女にならないことを理解して、まどかとさやかのもとを去るのでした。
放課後にマミのマンションを訪れるまどかですが、そこはマミは生きていたときと同じ状態で残っており、それを見て懺悔に暮れるのでした。そしてマンションを出るとまどかの前にはほむらが。そして自分を責めるべきでないと慰めるほむらは、自分の忠告が受け入れられたことを嬉しく思っているようです。マミの運命は変えられないが、まどかの運命は変えられる。多く魔法少女が死んできたのを見てきたほむらは、マミの死なんて失踪扱いだと現実を突き付けます。それに対して自分は忘れないと叫ぶまどか。それを聞いて、ほむらはマミは羨ましいほどに幸せだと呟くのでしたが、それにほむらのことだって忘れないと言います。そのまどかの優しさが今後もっと大きな悲しみを引き起こしかねないのだと忠告するほむらなのでした。
一方、さやかは上條とついに決裂。上條はずっとさやかが病院に来て、音楽を聞かせるのはイジメなのかと罵声を浴びせます。どうやら医者に音楽の演奏は諦めろと通告されたようで、それで自暴自棄になったようです。それに「奇跡も、魔法も、あるんだよ」と言うさやかですが、その目の前にはいなくなったはずのキュウベぇが・・・。
夜の街を彷徨うまどかですが、そこで魔女の口づけをされた仁美と遭遇。それについて行くまどかですが、どうしようもなく集団自殺の現場まで来てしまいます。どうにか阻止をするまどかですが、その後は変な宗教じみた集団に襲われてしまいます。どうにか逃げ果せたまどかですが、逃げた先に魔女が・・・。結界に取り込まれて、万事休すのまどかですが、そこに魔法少女になったさやかが登場して助け出されるのでした。
危機一髪で魔女の使い魔を倒したさやかですが、それにまどかはさやかが魔法少女になったことに呆然としているようです。遅れてやって来たほむらは怒り心頭のようですが・・・。一方、上條の怪我は治ったようですが、少し様子が変なような・・・。さらに街にはキュウベぇが呼んだ新しい魔法少女の佐倉杏子が降り立ち、さやかの討伐を宣言するのでした。
掘り下げポイント
・奇跡も、魔法も、あるんだよ
今回のメインはさやかでしたが、上條がリハビリ不能と宣告されて、ついに自暴自棄になったことで、魔法少女になってしまいました。もともとさやかはほむらの忠告を聞くこともしなかったので、マミの死がストッパーになるのかなと思っていましたが、あっさりと魔法少女になってしまいましたねー。
魔法少女は魔女との戦いで死と隣り合わせであるという認識しかさやかはないようですが、それで夢が叶うわけはなさそうですので、たぶん他に制約がありそうな予感。それが次回語られそうな気はしますねー。今回の最後に上條の様子が変でしたが、治ったことを不気味に思って、来週あたり自殺しそうな気がするんですがどうでしょう。タイトル的にはそんな感じですので、可能性は十分ありますよね。
上條について少し書こうと思いますが、さやかに罵声を浴びせたのはさやかが親しい間柄だと思っているからでしょうが、やはり全治の見込みなしは受け入れがたい事柄ではありますね。ただ、それを乗り越えることが本来なら上條自身なわけですから、それを勝手に可哀想だからと助けてあげたさやかはまったくもって余計なお世話なんですよねー。指が動くようになって、上條はさやかの優しさを失ったことになると思うのですが、果たして死なないでいることができるでしょうか?
「奇跡も、魔法も、あるんだよ」はさやかの言葉でしたが、それには続きがあると思います。それは、「ただ、それは救いはないのだ」と。つまり、願い事を叶えてもらうことで、幸せになることは限りなくないわけです。それを軽率に考えてしまったさやかは、来週に悲劇が起こることは間違いありませんね、このアニメですから・・・。しかし、キュウベぇはいつの間にさやかの目の前に!?
・揺れる想いと幸せの意味
今回はさやかとは逆に幸せとは何かということに考えていたまどかですが、どうやら魔女の存在を知る前と後では、考え方が丸っきり変わったということでした。マミは死ぬ前までは魔法少女になって、人助けをしたいと言っていたまどかですが、マミの死によって幸せとは何なのかと分かったようです。キュウベぇとの決別はまどかにありましたが、まだマミの死について割りきれていないようで、今後はさらなる状況の変化に苦しみそうですねー。
ただまどかにはほむらが付いているようですから、大きな問題には当面はならないと思います。まあ、将来的にはキュウベぇのまどか包囲網が作られて、契約させられると思うのですが・・・。今後も身近な人の死を繰り広げられて、まどかの精神が持つのかがカギでしょうかね?
しかし新興宗教じみた集団自殺でのまどかの行動力にはビックリしましたねー。あとはまどかが優しすぎる・・・。
・ほむらのメッセージ
今回はまどかのことが気になっていたほむらさんが大アプローチを敢行!マミの死に打ちひしがれているまどかを慰めて、何とまどかを責める奴がいたら自分が許さないとのたまってくれましたね~。ホントにまどかのことが気になっているんですねー。魔法少女としてのキャリアは長いようですが、あまりキュウベぇと仲が良くないので、ほむらはマミ以上に異端な存在なんでしょうねー。第1話でキュウベぇ殺そうとしていますし。(笑)
今回ほむらが言いたかったのは、魔法少女の末路とは酷く寂しいものであり、キュウベぇに頼らなくても自分の願いは叶えることができるという感じでしょうかね。魔法少女になることでの問題がひどくあるというところでしょうかね?
・キュウベぇのまどか魔法少女計画始動!?
今回も黒幕っぷりを前面に押し出したキュウベぇですが、まあホントにキュウベぇが黒幕なのかは疑問符が・・・。まあ、まどかを魔法少女にすることが当面の目標であるのは、ほぼ確定な気はしますが、たぶん手段は選ばないだろうなー・・・。ずっとさやかも一緒にいても、「まどか、まどか」言っていましたしー。
前回で見事マミが魔女に殺されてトラウマ状態になってしまったまどかは当面魔法少女にならないと判断したキュウベぇは、この地域のバランスを取るために杏子を召還したというのが表立った行動。一方、一回まどかとさやかの前からいなくなることで、2人に契約していればと思う後悔のシーンを作り出す隙を与えることを考え出し、それにまんまとさやかがハマった感じでしょう。そして魔女の使い魔の行動に巻き込まれたまどかの友達の瞳ですが、それもキュウベぇが何か噛んでいそうですねー。
目標としては、まどかを徹底的に弱らせて魔法少女になることしか選択肢が無い状況に追い込むことでしょう。そうするとマミが死んで、次はさやかで、その次が仁美。そして家族を殺して、最後はほむらという感じに進めていきそうな予感がしますねー・・・。このアニメはホントに何人死ぬのか分からないですから、これくらい見積もっていても十分でしょうかね・・・。
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