2010年12月19日 01:11
「今は目の前の仕事に集中しなきゃ!副会長のためにも―」by孝平
「こんなもの全然効かない・・・。私が・・・、私が欲しいのは―。支倉君のせいじゃない、でも・・・、どうして!?支倉君―」by瑛里華
「支倉孝平の血は特別だ。まして、あの男は今のお前にとって大切な存在となりつつある。支倉孝平から一度でも血を得れば、その血を求める欲求はさらに強まり、止めることはできなくなる。それは今のお前がよく分かっているはず!あの人からの伝言よ。『自ら血を捧げた相手に何を躊躇う?なぜ一思いに支倉孝平を眷属にしてしまわない!?眷属を作るつもりが無いなら、今すぐ屋敷に帰れ!』伽耶はそう言っている。」by桐葉
「言いも悪いも無いな・・・。支倉君のことを思っただけでこの有様だ。今顔でも合わせたら、瑛里華は我を忘れて、彼の首筋にむしゃぶりつくだろうなー。そうすれば、支倉君の血を求める衝動はさらに強くなる。ただ血を与えてもらっているうちは良いが、悲しいかな、彼は人間だ。いずれは寿命が来て、死んでしまう。支倉君を失うことを恐れた瑛里華は、その恐怖に耐えられなくなって、やがて彼を―」by伊織
「眷属を必要とするのが千堂家の運命なら、千堂家に仕えることが東儀家のしきたり。使命です!」by白
「私の生き方は私が決める!!」by瑛里華
こんばんは、次回でFAは最終回のようですが、非常にトゥルーエンドの気はしませんねー。まあ、そうすると桐葉のことをもっとやらなければならないので、仕方ないかもしれませんが・・・。しかしこのままだと瑛里華エンドというバッドエンドなんですが、果たしてオリジナルエンドに期待していいのか注目です。体に腕が生えるエンドはやめていただきたいのですがー・・・。
この簡易草子は原作プレイ経験が自身あるので、少し不親切になっているかもしれませんが、ご容赦くださいませ。それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!
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朝、自室で目を覚ます瑛里華ですが、どうやら花火の日のことは覚えていない様子。そして孝平のもとから逃げ出し、そのまま自分は発作に耐えることができたのだと勘違いするのでした。そのまま学園へ行く瑛里華ですが、文化祭の準備に追われている中でも上機嫌の様子。そして『真実』を知る伊織はそれを興味深く眺めているのでした。そこに孝平が来るのですが、そこで花火の日の『真実』を思い出す瑛里華。そして様子がおかしくなる瑛里華に困惑する白ですが、それを来るべき時が来たのだと語る伊織と征一郎なのでした。
昼休みになり、食堂でご飯を取っている孝平と司ですが、そこにかなでと陽菜が現れ、昨日の花火の時のことを問いただします。どうやら花火の途中に孝平と瑛里華はいなくなってしまったようで、それについての追及を受ける孝平。それを聞いて孝平は文化祭のアイディアが浮かんで、瑛里華と話をしていたのだと誤魔化すのですが、ここで孝平は瑛里華のためにも今は文化祭の仕事に集中しようと気を引き締めるのでした。一方、瑛里華は自室で輸血パックを摂取しているようですが、孝平の血を飲んだせいで効果は全くなく・・・。そして自分に血を飲ませた孝平へ疑念を感じているようなのでした。
さらに文化祭の準備は進みますが、どうやら瑛里華に避けられるようになってしまう孝平。ただどうにか文化祭の仕事を一生懸命することで考えないようにしているのですが、時折瑛里華がいないことを寂しく思ってしまうのでした。一方、瑛里華は孝平の血を求めてしまうようで、それに懸命に耐えている様子。もはや孝平に会っただけでも孝平の血への欲求が高まっているようで・・・。そんなときに桐葉が来るのですが、そこで孝平をどうして眷属にしないのかと言う伽耶からの伝言を伝えます。眷属を作らないなら、今すぐ屋敷に戻るように言われるのですが、それを拒む瑛里華。そして瑛里華は桐葉を伽耶の玩具だと言い、そして自分は主の命令が絶対となってしまう眷属を作りたくないと言い放つのでした。それに対して、運命には逆らえないと言い、桐葉はよく考えなさいと言い、去って行くのでした。
そして翌日、ベランダから聞こえる怪しげな音で目を覚ます孝平ですが、それはかなでが孝平のところにテルテル坊主を吊るしていたから。どうやら文化祭の準備がはかどるように願って作ったということでした。そして臨時のお茶会を開催することになるのですが、どうやら文化祭の準備で孝平が忙しかったために最近はあまり出来ていなかったようです。そして孝平とかなでと陽菜はお茶会をするのですが、ここでどうやら後夜祭のアイディアを思いつく孝平なのでした。
急いで監督生棟に行く孝平ですが、そこには伊織,征一郎,白しかいませんでした。瑛里華には商店街との打ち合わせに行っていると伊織は言うのですが、どうも別室に隠れている模様。そして後夜祭のアイディアを白に話しますが、『幸せの落下傘』という企画で花火と一緒にやりたいと語ります。それは瑛里華のために企画でもあるのだと言うのですが、それを聞いてつい白は孝平に何かを言いそうになります。
それを征一郎に止められるのですが、孝平が去った後に出てきた瑛里華に今のままで良いのかと尋ねます。聞かれた瑛里華はどうも孝平を思っただけでも、もう限界のようです。それを見ていた伊織は、瑛里華に冷酷に現実をつきつけて、将来的には孝平を眷属にしてしまうのだと淡々と語ります。それを聞いていた白は自分が瑛里華の血の提供者になると言い出すのですが、それに感情的になる征一郎。そして伊織に八つ当たりをするのですが、どうやら伊織の目的は瑛里華に吸血鬼としての人生を歩ませること。それを聞いて瑛里華は、自分の人生は自分で決めるのだと語るのでした。
そして瑛里華はその夜に噴水の前で桐葉に会いますが、どうやら屋敷に戻る様子。それを遠くから眺めている伊織はまだ孝平に期待しているのだと不敵な笑みを浮かべて、呟くのでした。
掘り下げポイント
・瑛里華の挫折
今回のメインは前回でついに打ち砕かれた理想と現実の大きな差。それに苦しむ瑛里華の描写が多かったですねー。やはり孝平の血が特別だという設定はここで生きてきましたね。我慢することも厳しいのに、我慢せずに孝平の血を飲めば、さらに依存度が高まるということでもはや麻薬のようなものになっているのでしょうね。その禁断症状以上に飲んだ後の欲求が高まるとなると将来的には、孝平の血を永遠に求め、最終的には眷属にしてしまいそうです。
孝平への気持ちは高まるものの、会えば自分が自分でなくなるという恐怖。さらにこれを理性で抑えることは難しいようで、つまり孝平を眷属にするか、それとも自分が屋敷に戻るかの二者択一になっていってしまします。それで出した答えが、タイトルの「訣別」ということで、孝平から離れ、屋敷に閉じ込められたままの生活に戻ることにしたのでしょう。
吸血鬼が眷属を作るのは、そういう伝統だからでなく、自分たちにとって必要だから、それを瑛里華は今回の件でよく知ったと思いますが、このまま孝平に会わないままフィナーレはさすがにないので、何か答えを出しそうな予感がしますねー。ただそれが瑛里華が望まないものになる可能性が高そうですがね・・・。
・伊織の謀略
今回の繰り出した第1の策略ですが、白に瑛里華の眷属になるように意識を行かせることでしたね。それは孝平のことで苦しんでいる瑛里華の姿を白に見せることで、自分が東儀家の人間であることを抱かせ、そのまま瑛里華の眷属にしてしまおうというものでした。
まあこれで終わりならこれでも良いという感じの伊織でしたが、これを瑛里華が拒むことはお見通しでしょうし、やはり孝平に瑛里華のことについて何かやってもらいたいと思っている様子。たぶん、孝平が眷属になることか、瑛里華が血への欲求の限界に達する姿なんでしょうが、そういうことのためにどうして妹を使うんでしょうかね?
今回の征一郎とのやりとりから、征一郎が伊織の眷属であることは分かったので、眷属をどこまで作らないでいることができるか試しているのかもしれませんねー。もしかしたら、自分も初めは眷属を作ることを拒んだのかもしれませんが、伽耶にまけてしまったということでしょうかね。とにかく、伊織と伽耶は仲が良さそうには見えないので、何か確執はありそうなんですがね・・・。
・孝平の想い
前回に瑛里華の様子につい血を提供してしまった孝平ですが、そのせいでさらに瑛里華の欲求が悪化。結果的には瑛里華に取り返しのつかないことをしてしまいましたねー。本人としては、瑛里華のためとも思っているのかもしれませんが、それが今回見ていると瑛里華の信念を曲げてしまっているんですよねー。
まだ孝平は瑛里華のことを理解できていないということなのですが、それが来週の最終回でやっと分かりあえるということでしょうか?まあもともと孝平自身は眷属になっても構わないと言っているように、もう覚悟はできているようですし、何だかんだ言って自己犠牲の精神がありますからねー・・・。
次回で瑛里華が消えて、それが孝平のせいだとたぶん伊織が吹っかけてきそうなので、そこで瑛里華のこともちゃんと考えてくれるのでしょうか?まあ解決案は孝平が眷属になることしかなさそうですがね・・・。
・シスコンピンチ
今回の締めはもちろんシスコンで、伊織の眷属の征一郎です。白には瑛里華の眷属にならないようにという配慮はしていたと思いますが、まさかあそこまで白をコントロールできなくなるとは想像していなかった征一郎。まあもともと関係ないではき捨てて大事な話に関わらせてもらえなかった白のフラストレーションがついに爆発したということでしょうかね?白に歯向かわれて、しかも正論を叩きつけられたら、さすがに動揺してしまいますよねー。そのせいで伊織に八つ当たりしてしまいますしー。(笑)
まあ瑛里華の言葉で白が眷属になることがなくなり、ほっとしていますが、来週はどういう役回りを担うことになるのやら・・・。まあ東儀家当主の征一郎だから、おそらく孝平を屋敷に連れて行くのでしょうかね。
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