2010年12月04日 11:21
「相変わらず悪趣味だね~、あの人も」by伊織
「あんま溜めこむなよ、なんか違うんじゃねえの?気ぃ使うのと優しさは!」by司
「君に会わせたい人がいる。」by征一郎
「あのさ、教えてほしいんだけど!なんなんだ眷属って・・・」by孝平
「眷属とは吸血鬼と契約を交わした者のこと」by瑛里華
「今度の鬼ごっこは少々時間が掛かったな。しかし、まずまずの暇つぶしだったよ。」by伽耶
「俺がお前の眷属になるよ!!」by孝平
「絶対人間からは血を吸わない。眷属も作らない。たとえそれが吸血鬼らしくない生き方だとしても。だって私はもう失くしたくないから。大切な絆を!」by瑛里華
「どうして・・・?血が欲しい・・・、支倉君の・・・。・・・何を言っているの!?支倉君、私、私・・・。」by瑛里華
こんにちは、今から出かけないとならず、気分が滅入っている仙谷隆家です。まあ仕方ないですよねー・・・。なんだかんだで師走は忙しいという感じです。さて今日はFAですが、伽耶様が桐葉となんだかんだでイイ感じ。一方、瑛里華と孝平は良い感じなものの、発作が深刻化・・・。どうなるんでしょうね!?
この簡易草子は原作プレイ経験が自身あるので、少し不親切になっているかもしれませんが、ご容赦くださいませ。それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!
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吸血鬼事件の後、ある草原で寝ていた桐葉ですが、ある日の朝になって目が覚めます。そして桐葉の隣には例の黒猫がいるのでした。一方、瑛里華は孝平と一緒に学院に登校していますが、陽菜は記憶が戻った影響で休んでいて、眷属だと語った桐葉も学院をあれ以来休んでいるということ。そんな話をしていると、2人の前にかなでと陽菜が。そしてかなでは瑛里華に涙ながらに、陽菜を守ってくれてありがとうと感謝を述べるのでした。自分は人間じゃないと語る瑛里華ですが、それにかなでは瑛里華は瑛里華だと言い、瑛里華は嬉しく感じてしまうのでした。そこに桐葉が通りかかりますが・・・。そして学院では伊織と征一郎に会う桐葉ですが、伊織が主を探しているのかと質問を投げかけますが、主が誰か分かっている様子です。
そして放課後、瑛里華と伊織が話をしていますが、どちらも主に見当が付いているようです。ただ瑛里華はその人の会うことは、眷属絡みであるということだとしづらいようで、どうもある約束のためということですが・・・。そしてそんな中、孝平が監督生棟に遅れて到着するのでした。ここでイマイチ空気が読めない孝平ですが、なんだかんだで孝平は文化祭実行委員長をすることになり、瑛里華も一緒に仕事をすることになるのでした。
夜のお茶会で、文化祭の話をしますが、どうやら伊織と征一郎は生徒会を引退することから、孝平と瑛里華が文化祭を受け持つのだと説明する白。そして色々と出し物について話し合うかなで,陽菜,白,司ですが、どうも瑛里華は違うことに悩んでいる様子。それを気にしている孝平ですが、それについて帰り際に司から気を使うのと優しさは違うものだと気づかせてもらうのでした。
そしてある曇り空の日に、千年泉の畔で本を読んでいる桐葉に声をかける征一郎ですが、会わせたい人がいるということですが・・・。一方、その頃伊織から命令で備品の買い出しに、出かけている孝平と瑛里華。そして、買い出しのついでに商店街の人たちに文化祭の協力も打診していくのでした。備品等の買い出しも終わり、海で一休みする孝平と瑛里華。そこで眷属のことを瑛里華に尋ねる孝平ですが、桐葉の一件から思い詰めている姿を気にしていたようです。
そして瑛里華は眷属について話し始めるのですが、ここで雨が降り出すのでした。眷属とは吸血鬼の血を飲むことで契約を結んだこととなり、それによって吸血鬼と同じ性質となるのだと。ただ眷属は本人の意思とは関係なく深い眠りにつくということもあるが、そのほかは人間と同じだと。ただ重要なのは契約による主従関係が成立すると、主である吸血鬼の命令は眷属にとって絶対になるのだと。そして桐葉の主は自分と伊織の母親の伽耶であるのだと語るのでした。伽耶と約束したことがあるが、それは学院を卒業するまでに眷属を見つけることで、それができなければ屋敷に戻されるのだと。ただ瑛里華は眷属を作らないで、解決を探しているようですが・・・。
一方、征一郎に連れられて、伽耶に対面することになった桐葉。そして会ってすぐに桐葉は伽耶に平手打ちをしますが、それに対して今回の『鬼ごっこ』が多少の暇潰しになったと満足そうな伽耶。そして立ち去ろうとする桐葉ですが、命令によって伽耶の近くに寄らされてしまうのでした。
説明を一通り聞いた孝平ですが、ここで1つの答えを出します。それは自分がもしものときに眷属になること。それを聞いて人間じゃなくなるのだと必死で説得する瑛里華は、自分が眷属を作るとこと今の自分でなくなることが怖いのだと言います。そしてここで人間から血も吸わず、眷属も作らずに生きていくのだと語る瑛里華なのでした。
礼拝堂で1人物思いにふける伊織ですが、そこにシスター天池が。そこで他愛のない会話をしていますが、途中で昔の天池の姿を思い出す伊織は、吸血鬼が欲するのは大切な人の血だと冗談交じりで語りますが、礼拝堂を去って1人になると真面目な表情でそれを反芻しているのでした。学院に戻る孝平と瑛里華ですが、孝平と別れた瑛里華の様子が急変。何といくら輸血パックを飲んでも、孝平の血を飲みたいという衝動が消えないということで・・・。
掘り下げポイント
・瑛里華の理性と欲望
今回のメインは瑛里華。前回は陽菜の記憶を取りも出させるということで、吸血鬼の伝統的な物事に対抗することを選んだものの、今回は吸血鬼の本能的な問題との戦いで・・・。吸血鬼というものは伊織が言っているように、大切なものの血を求めることが本来の吸血行為であり、むやみやたらに不特定多数に吸血をするのではないということが語られていますが、そうすると瑛里華の最後のシーンが説明が容易になります。
輸血パックの血は不特定多数の血ということで、大切に思う人のものではないのですから、その効用はあまり大きくはないでしょう。だからどれほど飲んでも大切に思う孝平への血の渇望は止まずにあんな状況になっていたのでしょう。以前までは孝平のことをそれほど思っていたということではないでしたし、大切の度合いも低かったということでしょうから、問題は少なかったのでしょうが、徐々に孝平に惹かれていくことで、最終的には理性では抑えられないところまで行きそうな予感がします。孝平の性格上、瑛里華に自分の血を求められたら、絶対に提供してしまいますから、そういうところも嫌なのかもしれませんが・・・。
伽耶に眷属を作れと言われていますが、それをこのままでは達成されない可能性は高く、妨害も強くなりそうな気がしますので、果たして瑛里華は本能を抑えながら、自分の信念を押し通すことはできるのでしょうか?どうもそこら辺が伊織に実験されているような気がするのですが・・・。
・伽耶の愛情
今回言葉も発した伽耶ですが、やはりその眷属が桐葉でしたね。どうやら口調から関係は対等なようですが、その代わり主従関係の命令の分だけ、伽耶が上というところでしょうか?桐葉を使って鬼ごっこをしたようですが、それを事細かに知っていたということは黒猫は伽耶の式神かなんかなんでしょうね。桐葉に叩かれていましたが、それでも怒らない伽耶。どうも険悪なように見えて、そこまで悪いというわけではないようです。
最後のシーンでは近寄らせた桐葉を可愛がるように、撫でていましたし、意外に殊勝な態度のようで、中身は可愛げのあるタイプかもしれませんねー。どうも伊織には嫌われ、瑛里華には恐れられていましたが、そこがイマイチギクシャクしているような・・・。
ただそろそろ、瑛里華への一手は考えてきそうなのですが、眷属を作らなければならないという信念が彼女にあるのであれば、次にやりそうなのは輸血パックの供給停止でしょうか?まあもう飲んでも効果が無いのですが、瑛里華への影響は甚大な気がしますしねー。
・伊織の想い人
今回語られた伊織の大切『だった』人が明らかになりました。千鶴子ちゃんと言っていましたが、どうやらシスター天池がそうだったようです。そして今はそういうことではなくなっているようですので、たぶん血を吸ってしまい、眷属にせずに記憶を消したということでしょう。
そういうことであれば、自分の出来なかった大切な血を吸わずに吸血鬼と人間の愛が成立するのか試したくなるのはありそうですが、果たして伊織の目的はなんでしょうね?
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