2010年11月30日 21:32
「そうそう!仕方ないですわ、依頼ですもの~♪ちゃんと調査しないと☆」by鬼灯
「こっくりこっくり、転寝すれば、夢に見るのは愛しいあの人。乙女心に夏風吹かせ、いざ妖々と参ります。」by西王母桃
「恋の花を咲かせましょう♪こっくりさんは恋の成就を願う娘たちの祈りから生まれたものなんだろ?だったら、そいつを見せてやればいいじゃないかい!」by雨竜寿
「僕は西王母桃君を好ましく思っている!!」by花楯
「そもそも、あんたたちが余計なこと言うから、変な気持ちになっちゃうのよ!!」by西王母桃
こんばんは、今回はしかし内容があまりなかった気がします。まあ花楯の正体が少し語られたぐらいあればいいかなとも思いますが、しかしこれを知ったら西王母桃はどういう表情するんでしょうかね?それを優しく包み込むのが景の役割ではあるのですが、果たして嫉妬を克服できることやら・・・。

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では続きから書いていきます。ではいきましょう!!
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朝食を取っている西王母桃たちですが、そこには利剱がいないようです。どうやら櫛松のもとへ行っているようですが・・・。櫛松による利剱への処罰は3ヶ月の減俸。そしてそれを出てきた利剱に聞き、西王母桃は櫛松へ文句を言いに行こうとするのですが、利剱はこれが軍なら上官の命令違反というのは減俸では済まないと止め、自分のことは良いからと言うのでした。その様子を眺める景と薄蛍ですが、西王母桃と利剱の雰囲気に入りづらい模様。その様子を見ている薄蛍はどうやら西王母桃に嫉妬しているようですが、それを景に指摘された薄蛍が逆に嫉妬しないのかと尋ねるのでした。そんな中、お客として花楯が来るのでした。
三扇,三升,三葉杏は景と薄蛍の土室監禁や西王母桃と利剱の逃避行に今どういう組み合わせになっているのか興味津々のようです。そこに鬼灯&雪洞がいつに間にか現れていて、最近流行っているものがあると何かを紹介するのでした。花楯は雨竜寿に面会して、「こっくりさん」を行うと妖人が現れるようで、その調査を行ってほしいというもの。先ほど鬼灯&雪洞が言っていたのも同じだったようで、みんなで妖人省の一室で「こっくりさん」をしてみることになるのでした。
乗り気の鬼灯&雪洞と三扇,三升,三葉杏の一方で、それを苦々しく思う西王母桃。そして鬼灯&雪洞を中心にして「こっくりさん」を行いますが、そこで出てきたのは妖人ではなく、どうやら人々の想いが具現化されたもののようで、将来的には妖人になる恐れあるようです。そして捕獲しようとする西王母桃ですが、その前に例の恋バナ大好きな方々が行動に移ります。そしてまずは景の付き合っている相手は誰かという質問をこっくりさんに投げかけるのですが、それを聞いた西王母桃が動揺。そのままこっくりさんを止めようとしますが、ここでこっくりさんが西王母桃に反撃し、そのまま部屋を出て行ってしまうのでした。追いかける西王母桃たちですが、外で西王母桃は例の刀を呼び出し、戦闘へ。想いの塊である相手には、西王母桃の攻撃は効かないようで・・・。
夕方、雨竜寿にこのことを話す西王母桃ですが、そこに花楯も到着します。そして雨竜寿はその状況を考えて、誰かの恋が成就すればこっくりさんが消えるのではと語ります。それをヒントに花楯も加えて、西王母桃はこっくりさんの問題解決に出かけるのでした。丸竜と鬼灯&雪洞,利剱と薄蛍,景と西王母桃と花楯で「こっくりさん」の捜索を別れて行いますが、景たちのところにこっくりさんが。そして景が止めようとしますが、ここで言われる告白がホントか嘘か分からないからと景を取り押さえる西王母桃。そうこうしているうちに花楯にこっくりさんが襲い掛かりますが、それを西王母桃への好意を口にして鎮める花楯。そして西王母桃へもそういう風に言わせて、無事「こっくりさん」を消滅させます。「こっくりさん」消滅後、さっきの西王母桃の一言を聞いた景の様子がどうも浮かないようなのでした。
夜、風呂上がりに縁側で涼む西王母桃と薄蛍。ここで薄蛍は西王母桃に花楯のことをどう思うかと尋ねます。素敵な人であると西王母桃ですが、好きとかそういうのは分からないと。そしてここで今回の原因分子である三扇,三升,三葉杏が乱入して、戦闘に入ってしまうのでした。その事態に景がやってきますが、ますますややこしいことになてしまい・・・。そして花楯は乱杭と密会のようですが・・・。
掘り下げポイント
・恋と嫉妬
今回のメインは、「恋と嫉妬」でしたが、一番ややこしくなるのはやはり花楯が出てくると景と西王母桃のカップリングなわけで・・・。今回も例に漏れず、引っかき回されてますねー。しかし、この2人はホントに不器用だから、親密になったと思ったらまた離れてしまうんでしょうねー。ただ今回は大事な回という感じはありました。ここで一回距離を置かせて、もう今度でホントに親密な仲になるという感じでしょうかね。
西王母桃の花楯への好意は私の以前語っていたように、素敵だという気持ちが先行していただけで、本当に好きかどうかは本人も分かっていないようでした。逆に、景への気持ちは素直なままに出ることから、本来なら花楯を上回っているはずなのですが、恋を経験したことのない西王母桃には難しい問題なのかもしれません。一方、景は他人の気持ちを感じることはできるのですが、肝心の自分のことに関しては、昔の総角家での期待と責任から考えることをしなくなっているようですしね。しかも、景も西王母桃も鈍感で不器用な性格のわけで・・・。どちらも嫉妬をしているのに、その実感もないようですし。果たして、この2人の『両想い』は実ることができるのでしょうか?
花楯の告白の影響は2人ともありましたね。西王母桃は花楯のことを本当はどう思っているのかを考える機会に。そして景は自分が西王母桃と花楯が仲良くしているのことを嫉妬していることに気付き、薄蛍の指摘されたことをやっと認識したというところでしょう。それに答えを出したときに物語は完結しそうな気がしますね!
・利剱の鈍感
リケメンとして人気になっている利剱ですが、今回分かったのは鈍感ということ。確かに周りに気を配ることはできており、一番妖人省の実働メンバーではまともだと思っていましたが、まさか薄蛍の想いに全く気付いていないとは・・・。今回の水飴の件は、薄蛍じゃなくてもツンツンしてしまいますよ!
利剱と薄蛍のカップリングはもう盤石かなと思っていましたが、実際はもうひと押し必要なんでしょうね!前回の感動の再会のときには、抱き合っていたのに。しかも薄蛍を助けたいと利剱は言っていたのにも関わらずですよ!夫婦で良いよという気分でしたが、実際はまだ完全にゴールインではなかったことには今回一番驚きましたね。(笑)
・黒幕明らかに
ついに今回で神懸かりの里の首謀者が判明しましたね~。乱杭と一緒にいたことから完全に決定的になりましたが、嘘が苦手という言葉から完全に花楯でした。まあ乱杭と初対決になった夜会も明らかに花楯の様子が完璧すぎて、違和感はありましたが、そういうキャラという認識でしたから・・・。
さて花楯の目的ですが、何でしょうね?人間が妖人と仲良くすること潔しとしない乱杭と結託するとなると、社会を混乱させることが目的なんでしょうかね。今後語られていくとは思いますが、西王母桃を好きだと言ったのは、なんか違う意味を含んでいそうな感じです。
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