2009年06月11日 00:38

(c)うみねこ博物館
私の好きな馬は『栗毛の超特急』タイキシャトルです。
やはりなんといっても、日本競馬史上初の短距離馬の年度代表馬であり、史上初海外GⅠ優勝のシーキングザパールに遅れること1週間、仏・ジャックルマロワ賞(GⅠ)優勝という快挙を成し遂げました。しかも、実績は菩提樹ステークス2着と引退レースであるスプリンターズステークス3着以外は、すべての走ったレースを優勝しました。現在は、種牡馬となりウインクリューガー・メイショウボーラーなどのGⅠ馬も送り出しています。しかも顕彰馬にも選出されました。(凱旋門賞2着のエルコンドルパサーはまだ入っていません。)
またデヴィルスバッグ×ウェルシュマフィンという血統は、1世代前に流行った、つまり当時主流だったヘイルトゥリーズン系とノーザンダンサー系の配合でした。(通常はサンデーサイレンスが父方でしたが。)
それだけなら別に私はそこまで好きになりません。この馬が凄いのは、ダートもしっかり走れ、馬場が悪くても走れるというところです。通常、芝・ダート両用型は結構いますが、今だとゴールデンチケットですか、レースを見るともうわけが分からないものがあります。安田記念、今年はウォッカが勝ちましたが、何年かは忘れましたが、確か2着がオリエンタルエクスプレスだったかな、そのときのレースが今年のダービーみたいな馬場で真ん中あたりから抜け出して、圧倒的な勝ち方をしたのが印象的でした。あと3歳時にはダートでワシントンカラーもユニコーンステークスで圧倒してますし。
史上最強馬とは言いません。たぶん多数派は、エルコンドルパサーかシンボリルドルフかディープインパクトかサイレンススズカでしょうから。ただ、私個人の心に残ったもっともカッコイイ子だったのは確かです。早め先頭からそのままゴールまで押し切る走りはとても大好きです。
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