2010年09月20日 22:09
「分かった生きの良い秋刀魚を用意しよう!」byアバディーン
「いよいよわらわも本気を出すときが来たようじゃ!」byガーネット
「足手まといは御免だぜ!」byニック
「なぁミネット、おれたちにはこんなにも頼もしい仲間がたくさんいるよ!」byレスター
「感じます。みんなの想い。」byミネット
「エールは想いの力。人と人を、心と心を繋ぐ絆の力!」byカリーナ
「ニナちゃん、パーティーの準備をお願いね!」byシェリー
こんばんは、今日は今後のスケジュールを考えて、私の視聴していた(簡易草子は書けませんでしたが・・・)「祝福のカンパネラ」の簡易草子・総評の方を書いていこうと思います。

[Blu-ray] 祝福のカンパネラ 第1巻 [通常盤] [Blu-ray]価格 7140円(税込) 発売日 2010/09/22
ちゃんと全話見ましたが、簡易草子を書くことができなくてもうわしけありませんでした。それでは誠意をこめて最終話「祝福のカンパネラ」を書いていこうと思います。詳しくは続きから書いていきます。
あらすじとしては、前回までにミリアムのコア問題でのレスターとアバディーンの対立も決着がつき、両者が協力することでミネットとミリアムが望むどちらも『失わない』道を選ぶのでした。そんな折に「天蓋の水車」の暴走という世界の危機が発生。それをクラン「オアシス」で解決しようとレスターたちは立ち上がるのでした。
「天蓋の水車」に辿りついたレスターたちですが、追ってくる晶石モンスターの軍団。しかしそれに対して迎え撃つと言うアバディーンとアヴリル。2人に任せてレスターたちは「天蓋の水車」の中へ入っていくのでした。「天蓋の水車」の中枢部に進もうとするレスターたちですが、進んだ先にも大量の晶石モンスターが・・・。それに追いかけられながら進むことになるレスターたちなのでした。一方、エルタリアでは神殿騎士団&サルサ・リトス・ゴーレムも晶石モンスターと戦闘開始ですが、どうも数が減らない模様。そして巨大晶石モンスターが現れピンチになりますが、ここでファビウスとナーガンによる助太刀があり、あっさりと退けるのでした。
そしてまた視点はレスターたちへ。中枢部に進むほどモンスターの数は減ってきているようですが、後ろからまだまだ追撃が来るようで・・・。それの足止めのためにニックとガーネットが残り、レスター,ミネット,カリーナ,チェルシー,アニエスは先へ進むのでした。そのころニナとシェリーは大聖堂に避難する街の人々とは対照的にクラン「オアシス」に残っています。そしてそのときにどうも気になること(「天蓋の水車」の大きさについて)を呟くシェリーなのでした。
レスターたちはついに中枢部に辿りつくのですが、そこにはアニエスの母アルトワーズがいるのでした。どうやらアルトワーズは自分の体を媒介にして「天蓋の水車」に直接働きかけ、エールを晶石モンスターの大量発生という形で留めることを選んだとのこと。「天蓋の水車」の修復はほぼ不可能であり、そのことを知って苦しむレスターたちですが、ここでミネットの言葉でみんなが奮い立ちます。「天蓋の水車」の修復の答えを聞いたアルトワーズはここで今までの干渉を切断し、レスターたちは行動を開始します。エールの暴走はカリーナ,チェルシー,アニエスが対抗している隙に、レスターとミネットは「天蓋の水車」へ。
はじめは互角に戦うカリーナ,チェルシー,アニエスですが、徐々にジリ貧になっていきます。さらにレスターは修復が難航しており、ミネットはエールの枯渇が・・・。万事休すになった一同ですが、ここで追いついたアバディーン,アヴリル,ニック,ガーネットが登場。
それに元気づけられるレスターとミネットは再び作業に取り掛かるのでした。エールの力は想いの力ということで、それにより力を増していくカリーナたち。そしてチェルシーのもとには神剣シーラスティンが。そしてアヴリルがチェルシーをエールの怪物へ送り込み、一撃で撃破。同時にレスターは「天蓋の水車」の修復を完了するのでした。
無事解決した後は大団円。エルタリアではサルサとリトスがほっと一息したり、シェリーがニナにパーティーの準備を頼んだりしています。そしてミネットに作ってくれてありがとうと感謝されたアルトワーズはレスターたちの頑張りに驚いたようで、さらにレスターのシェリーからの教えに笑ってしまうのでした。そしてみんなでエルタリアに帰るのですが、やはりガーネットの相手をする人は誰もおらず。(笑)
掘り下げポイント
・想いの力が世界を救う
内容については総評に書くにして、まずはエールの力は想いの強さということについて書いていこうと思います。しかし、どういう風に書いていくか悩ましいですねー。(笑)
この「祝福のカンパネラ」の世界でのエールという力は、普通の世界観で言われるような魔力のようなものであるのは明らかでしたが、それは精神力という他の作品とは違って、想われることで得られる力なんですねー。だから最後に追い込まれたときに急に強くなったりしたわけですが、どうもしっくりこないんですよねー。
ただみんなが持っていた鈴がポイントと挙げるのであれば、それはミリアムを助けたいという気持ち。それが全ての力の根源になっていたのかもしれませんね!ただアルトワーズの言っていたエールという概念と少し違う気がするのは私だけでしょうか?
総評
おそらく「祝福のカンパネラ」は原作第2期「祝祭のカンパネラ」の宣伝も兼ねて作られたのではないかと思われますが、どうも内容がエロゲー特有の超展開と言われるくらいの速い流れで置いていかれることもちらほらと・・・。最後まで綺麗に纏まっているとは思いますが、どうも感動の最終回という形ではなく、どうにか形だけは終わらせたという感じになっています。結局ヒロインはカリーナで良かったのかも微妙ですし、悪くはないものの素晴らしいと評価するのもどうかなっと・・・。
構成としては1話ごとにメインヒロイン(?)を入れ替えて、多少の掘り下げはできた感じがしますが、ニナとガーネットができなかったのはとても残念です。ガーネットは方向音痴であるのと、なぜか竜の力が封じられているということぐらいしか描写されませんでしたし、ニナに至ってはたぶんレスターとは幼馴染なんでしょうが、どういう関係かははっきりとはアニメでは見せることはありませんでしたしねー・・・。まあ一番気になるのはシェリーがなんで「天蓋の水車」の詳しいことを知っているのかということですが、気にしちゃダメですよね。(笑)
ただ作画は綺麗で、やり取りは面白く、キャラのそれぞれの魅力は見せてくれた良いアニメでした。やはりエロゲーのアニメ化の難しさを改めて実感した今回でしたが、それでも良い出来ではあったと思います。これで「祝祭のカンパネラ」の商業的成功も期待できるでしょうね。(笑)
ニコニコ動画でもかなり話題になった作品で、とても注目度は高かった作品でしたが、最後までどうにか大失速は無く終われたのは良かったと思います。1クールの中にたくさんの話を詰め込んだ、おもちゃ箱のようなアニメをありがとうございました。
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