2010年09月01日 10:13
「いいなぁ~、梓ちゃんの手作りチョコ~」by純
「青春ね~!!」byさわ子先生
「卒業しちゃうんだなって。みんないなくなっちゃうんだなって。」by梓
こんにちは、今回は「けいおん!」らしくなく結構見応えのある回でしたね!やはり最終回に近付いている、そんな感じの回でしたね!しかし、ホントに梓の心が揺れ動きますねー・・・。青春だ!!(笑)

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それでは続きから書いていきます。良かったら拍手くださいな!!
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時期はバレンタイン直前、ということで梓は憂と純とそのことを話し始めます。去年は紬のベルギー王室御用達のチョコに舌鼓を打って、先輩たちにチョコレートを渡せなかった梓。そして憂はチョコレートを作る量が少なすぎて、唯ととみにしかあげてないようです。そして憂と純が話をしている間に、今まで先輩たちにチョコレートをあげたことがないと振り返る梓。そんなときに憂と純にふられて、急にテンパる梓は本心がつい口から零れてしまうのでした。
受験勉強に取り組む唯・澪・律・紬ですが、唯と律は英語の基本からさっぱりで・・・。その対策は万全だと言う律。取り出したのは「六角くん7号」。どうやら正解率が6割という優れものらしいですが、受験大学の解答は1~9まであるようで・・・。そんな様子を見ている梓ですが、やはり頭の中にはチョコレートのこと。それを知らない3年生たちは自分たちに気にせず、練習してと言うのでした。そしていざ梓が弾き始めるのですが、それを聞いて集中散漫の唯と律。そんな状況に紬は空気を読んで、休憩と提案するのでした。休憩に入ると自分の楽器の方へ向かっていく唯・澪・律。そして紬はお茶の準備に入りますが、そのときに今年はチョコレートを持って来れないということを話されるのでした。それを聞いた翌日、クラスで憂と純に今年は先輩たちにチョコレートを作るということを宣言する梓。そして憂と純にも作ってあげるようです。その代わり、唯たちに黙っていてということですが、周りのクラスメイトにはバレバレで・・・。
そして受験日当日。あいにく雪が降り始める天候で、澪・律・紬は電車を待つのも大変そうな様子。色々とパニクっている感じではありますが、そんなところに唯が来ます。しかしどうも完全に一夜漬けで臨むようで・・・。一方梓・憂・純は買い物でばったりと会ってそのまま憂のところで、一緒にチョコレート作り。そして作っている途中に唯が帰ってきて、ドギマキしたりする梓。ただいつもお菓子を作っているということで唯にはばれていないと思うと憂。そんなのときに粉砂糖がないことに気づき。憂と梓は買い出しに出かけるのですが、近くの神社でお百度参りをする憂。それは唯たちがみんな一緒の大学に合格して、卒業できるように。そんな憂のお願いを聞いて、一緒にお参りする梓なのでした。
チョコレートケーキも完成して唯たちに渡すところまで至るのですが、どう渡すのかという問題に。純は早々と渡し終えたようですが、梓は思い悩んでいるようです。いつもの唯たちの行動を顧みて、次々と却下されていく渡す方法。そんな悩んでいる梓と純のところに唯たち。そして意を決して行こうとしますが、そこに別の生徒から澪への大きなバレンタインのチョコが・・・。それを見て尻込みしてしまった梓なのでした。昼休みになっても渡すことのできない梓を見かねて、純が澪に渡すものがあるから一緒についていってくれることに。そして唯たちを職員室で見つけますが、そこではさわ子先生への受験報告が。唯と律が第3志望合格,澪と紬が第2志望まで合格ということでそれなりに順調。そして第1志望の合格発表は明後日とのこと。そんな会話の中で卒業という単語を聞いて、少し考えてしまう梓。そこで梓たちを見つける唯たち。純は澪に無事渡せて、いざ梓。しかしここで渡せずに、走って行ってしまうのでした。そんな様子にさわ子先生は青春だと言い出すのでした。梓を追っていった憂と純。どうにか見つけますが、どうやら恥ずかしさからチョコを渡せなかったのではなく、もう唯たちが卒業してしまうことが脳裏を過ったから。そんな様子を優しく慰める憂と純なのでした。
そして放課後。部室に行く梓。そして入ってみると唯が扉の前でわくわくしていたり、紬が特別なお茶を淹れていたりと、どうもいつもと少し趣が違う感じです。そして席に座る梓ですが、ここで紬はわざとらしく今日のお菓子は無いけど梓からあるようだと言います。ビックリする梓ですが、どうもさっきの様子で感づいたさわ子先生がみんなに話していたようです。そして梓のチョコを食べるのですが、ここでいつの間にか雪が降っていることに気付く律。みんなで外を眺めるのですが、そこは一面が雪化粧に。そんな様子を見ながら、みんなで他愛のない会話をするのですが、ここで梓は本音をポロリと。それを聞いた唯はそれに明るく答えるのでした。
そして発表日の掲示板の前ですが、そこでやはりごねる澪。それでもどうにかみんなで掲示板の前に行き、合格発表を見るのでした。ところ変わって梓のクラスですが、授業中に喜びを隠しきれなくなっている梓と憂。どうやら唯からメールが来て、合格ということなのでした。

個人的感想
今回は唯たちの受験から合格までの道のりを梓の視点から眺めていく形の回でした。やはり梓の気持ちが中心で、その中にさわ子先生などの唯たちへの気持ちなども少し語られる形だったかと。ということで、今回は梓の心の動きをメインで、それに最後にちょこちょことさわ子先生と憂のことを書こうと思います。
梓は今回チョコを作ると言うことをしますが、それはやはりいつもあんなことを先輩たちに言っていることから、素直にチョコを作っているなんて気恥かしいのですね~。まあ憂たちと一緒に作っている姿を唯が見たはずですが、そんなこと気にしていませんでしたし。(笑)そして受験勉強の姿を見てもやはり今回梓は唯たちが卒業していなくなることが頭では分かっていても、それがまだ実感できていなかった様子。それを受験大学合格という知らせを聞き、さわ子先生から卒業という言葉を耳にしたことで、ついに唯たちがいなくなるのももう少しだと寂しく思ってしまったのでしょうねー。だからあそこで唯たちにチョコを渡せなかったのは、自分の寂しそうな(もしかしたら泣きそうな顔だったかも)表情を見せまいと、顔を上げずにそのまま逃げるように走り去って行ったのでしょう。そして追いついた憂と純が見たのは、泣いている梓だったということでしょう。それでもその気持ちを抑えて、唯たちが卒業するまであともう少しでも残りを満喫しようと決めたのでしょうね。そこからお百度参りに1000円を賽銭として入れて、唯たち全員の合格を祈願したのでしょう。
ここまでがメインで。あとはだらだらと書いていきます。まずはさわ子先生ですが、やはり先生だという一面が見れました。梓が走り去っていく姿に青春と言っているように、梓が唯たちに顔を見せられないのは理解できたのでしょう。毎年生徒を送り出しているので、そういうことにはやはり詳しいということでしょうか?ホントはさわ子先生も寂しいのでしょうが、先生として割り切っている面もあるのでしょうね。そして憂ですが、やはり唯大好きっ子過ぎる・・・。去年はチョコが作るのが少ないということでしたが、明らかに唯の1人分が多すぎるだけですw。このままだと憂、唯が肥えてしまう・・・。そして唯が合格が決まったことで憂の進路も大学進学決定でしょうね!また唯たちの入った学校に進学ということでしょうかね!!ニートにならなくて良かった憂に一安心です。
最後に蛇足。今回は雪の描写が多かったですが、私はこの雪の多いということは人の想いが募っていくことと掛けていると思います。雪が積もると同時に、梓の唯たちへの気持ちやひょっとすると視聴者の「けいおん!!」の終わることを寂しく思う気持ちなども一緒に表現していると思います。そして最後は綺麗にフィナーレを迎えるということなのでしょうが、そのときにはおそらく一面の桜の花でしょうねー!!
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