2010年08月08日 11:47
こんばんは~、今日は時間あってホッと一息入れている仙谷隆家です。しかしホントに時間がかかります・・・。まあ自分を褒めてあげたくなりますねー。それなりには時間をかけましたから・・・。
今日は特別記事を書かせて頂きます。前回も『ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人』のピッコロさんからお誘いいただいた「今期終了アニメ(6月終了アニメ)を評価してみないかい?9」の方に参加しますよ。参加のお誘いのコメントありがとうございます!!
では続きから、詳しくは書いていきますので、よろしくお願いします。今回は長いのはいつものことですが、内容が薄いことをあらかじめ予告しています。詳しい感想は各最終話の簡易草子にあるので、それの参照をお願いします!!
今回、作品を評価するにあたって評価項目を6つ設けることにしました。具体的には以下の通りです↓
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
続いてそれぞれの項目について説明させていただきます
ストーリー・・・脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。
キャラクター性・・・キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。
画・・・キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。
演出・・・声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。
音楽・・・OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。
総合的な評価・・・この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。
<評価項目は各5点満点>
それぞれの評価項目は各5点満点となっております。6項目ありますから、それらを全て加算した総合点は30点満点となります。
一応評価の指標として、5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい。何かが足りないレベル 1:悪い 0:かなり悪い
では早速これを参考に書いていこうと思います。私が見ていたのは「閃光のナイトレイド」,「Angel Beats!」,「化物語」を評価させていただきます。なお私の主観的評価なので、文句があるかもしれませんがあしからず。今回は視る作品を絞ってさびしい感じになりましたが、ご容赦くださいね。基本的には以前の作品の評価も加味して作っていますので、相対評価ということになっております!
閃光のナイトレイド

ストーリー 4
大戦中の大陸を中心に暗躍したという「桜井機関」という架空の組織に実在の人物などを絡ませて作り上げられた歴史を題材にしたアニメでしたが、基本的には綺麗な話の流れだったと思います。展開の変化なども良いスパイスになっており、見ていて飽きることがなかった印象。基本的には良作と呼べるストーリーだったと思います。ただ第0話を最初にテレビ放映していた方が良かったのでは・・・。
キャラクター性 3
それぞれのキャラが能力者ということははっきりしていましたが、内面まではしっかり描けたとはいえず、感情移入は厳しかった感じがします。特に棗は背景までもかなり曖昧でしたしー・・・。演出といってももう少し説明が必要なところはあった印象があります。
画 4
さすがアニメのチカラというレベルで作画は安定。上海の町並みなどもかなり綺麗な映像でしたし。かなり絵は丁寧だったと思います。戦闘シーンなどは下手なアクションアニメよりも質が高かったレベルだったと素人目では見えました。
演出 3
上手く描こうとして空回り感が前回の「ソラノヲト」に引き続き、それを感じました。さらに重要人物を殺すところはかなりあっけなさ過ぎて、拍子抜けをしてしまって・・・。もう一工夫あれば、一気に評価は伸びそうな期待はできるのですがー。
音楽 4
絵とBGMは綺麗でレベルが高かったのは印象的でした。ただ演出と絡めるといま一つでしたね。それでも単体での評価だと上位へ。
総合的な評価 4
安定感はある程度あり、最初から最後まで楽しく見れた印象のアニメ。とにかく次回が気になる作品で、かなり私は楽しめました。少し物足りなさがあるものの、満足のいく内容で「隠れた良作」と呼んでも差し支えのない評価をしたいです。ただやはりもう1クール空いてくれれば、もう一レベル上げられたか。
トータル 22
Angel Beats!

ストーリー 3
ストーリーの掴みがかなり良かった反動なのか、最後のオチで・・・。またキャラの数が多かったのですが、それを上手く使えたなかったのは残念。ユイ&日向回は最高だったものの、最終回が・・・。また伏線も回収しきれずな感じが・・・。最初の貯金を最後に吐き出したというような評価になってしまいました。
キャラクター性 4
かなでやユイのような中毒性の高いキャラだけでなく、TKや日向,岩沢などのような人気キャラも生まれ、かなり良かったと思います。もう少しゆりをヒロインらしくしてあげればよかった気もしますが・・・。あと音無は最後にあれは・・・。
画 4
少しキャラデザとは違うような気もするのですが、それはそれで魅力的でした。作画も少し安定感がなかったところもありましたが、途中で持ち直した感じでマイナス評価することはしません。
演出 4
初回,岩沢回,ユイ回の演出は最高だったという感じですが、その代わりに最終回周辺のまとめ方が・・・。良いところと悪いところを差し引いてこの評価にしました。
音楽 5
ガルデモの評価でここまで押し上げた感じです。ただOP&EDもレベルが高く文句なしということで、最高評価を付けさせていただきます。
総合的な評価 4
全体的にはなぜかトータルが高くなってしまった印象があります。個人的にはもう少し低いのですがー・・・。とりあえずホントにレベルは高く、商業的に成功ということで良かったと思います。爽快感や感動を覚える作品であり、もう少し補足があればもっとあればさらに良くなると感じます。それでも今年を代表する作品になるのは濃厚で、あとは名作になるか良作になるかでしょうか。
トータル 24
化物語

ストーリー 4
私個人が原作を全てきっちりと読んでいるという自信はないのですが、それでも綺麗にまとめられていたと思います。少し「なでこスネイク」が物足りない感じではありましたが、それ以外はかなり良かったと思います。ただテレビ放映最終回が「つばさキャット」と題していて、暦&ひたぎのデートはちょっと・・・。まあそれ程度しか気にならなかったので、かなり良かったのではと。
キャラクター性 4
暦,ひたぎ,駿河,真宵,撫子,翼ととてもそれぞれ魅力的なキャラで、ホントに良かったと思います。キャストの選定もかなりハマっており、評価の上積みになります。私としては暦が一番キャラとして立っていた印象がありますね~!
画 4
時々サボっただの言う方もいらっしゃいますが、私としてはシャフトらしい爽快な作画で良かったと思います。それほど気になるほどのレベルでの作画崩壊は個人的には無かったと思いましたし。ともかく普通に良かったと評価します。
演出 5
とにかく各結末での締めが綺麗だったのがホントに印象的でした。やはり暦によって、ヒロインたちが救われていくのを効果的に見せていたのは上手いの一言。私は静止画の使い方が妙味であり、斬新であり好評価にしました。
音楽 4
AB!に比べれば厳しいですが、それでもかなりキャラソンのレベルも高かった上に話題性もありましたし、EDもホントに良かった。作中のBGMも効果的で、好印象だったです。
総合的な評価 4
途中からインターネット放送になったのは残念でしたが、それでも長いスパンで良いレベルを維持できたのは立派です。最近では一番勧められるアニメではと思います。ただ少し好き嫌いが分かれる手法ですから、万人受けはどうでしょうかね。私はただ良かったと思います!!
トータル 25
ベストキャラクター賞 苑樹雪菜(閃光のナイトレイド)
正直「working!」を見てないために、魅力的なキャラがやはり少なくなってしまった印象。ただやはりそれでも見ていた中では、やはりぶっち切りで魅力的なキャラだったと思います。演技が少し問題があるという方もいらっしゃいましたが、あのようなキャラはもともと難しく、それをよくこなせたと評価します。
次点:立華かなで(Angel Beat!)
ベストOP賞 My Soul, Your Beats!(「Angel Beats!」 歌 Lia)
EDもそうですが、やはりAB!の曲の完成度は別格です。特にOPはとても心に響くLiaさんの歌声でとても素晴らしく感じました。
次点:約束(「閃光のナイトレイド」 歌 ムック)
ベストED賞 君の知らない物語(「化物語」 歌 supercell)
去年ではあるものの、今年の「つばさキャット」で聞いてやはり良いと思った曲。これを越えるのはさすがに厳しいとまで感じてしまいます。「化物語」があってこの曲があるという感じです。
次点: Brave Song(「Angel Beats!」 歌 多田葵)
ベスト声優賞・男性 神谷 浩史さん
今年のこの時点でほぼ今年で一番の活躍を見せている神谷さんですが、ここは文句なし評価!阿良々木暦役や音無結弦役は神谷さんらしさ全開で良かったです。
次点:木村 良平さん
ベスト声優賞・女性 花澤 香菜さん
AB!の立華かなで(天使)役や千石撫子役のような威力のあるキャラを演じており、やはりここ最近ではインパクト一番!!神谷さんを男性声優で選べば、女性声優はやはり香菜ちゃんが鉄板という感じが否めませんでし~。
次点:藤田 咲さん
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