2010年07月21日 15:54
「だって、あずにゃんはあずにゃんだもん!」by唯
こんにちは、今回の「けいおん!!」は少しは上手い演出だったなという感じでした。やはり対句などは使い方次第で、どうにでも表現をすんなりと面白くしてくれますし、印象にも残ってくれます。

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それでは続きから書いていきます。良かったら拍手くださいな!!
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概略
ある日の放課後、いつものように軽音部はダラダラな雰囲気でしたが、そこに純が。そしてその姿を見られた梓は少し困ってしまうのでした。翌日、軽音部の1日のスケジュールを書いてみなと言う純。それに対して書き始める梓ですが、ミーティングばかり・・・。その内容は言えず、どうにか誤魔化すのですが、そこでやっと自分があの唯たちのペースに飲まれていることに気付くのでした。気持ちを入れ替えようとする梓は悩んだ末に、「ふんす」((c)あいなま)で部室へ入ることにします。そして入ってみるとそこには紬だけ。そして紬との新鮮なやり取りの中で、梓は紬のことを色々と気になってしまいます。しかしそんなことも紬の性格でどこかに消えていってしまうのでした。そんなや雰囲気に入りづらそうだった唯たちも到着し、みんな集合。そこで紬から文化祭用の新曲を作ってきたと報告をされるのでした。
そんな軽音部の様子を翌日の2年1組の昼休みで憂と純に話す梓。そしてここでまた自分が毒されていることを再認識してしまうのでした。気を取り直して放課後に部室に向かう梓ですが、そこにいたのは澪だけ。澪は弦を張る姿をじっと見る梓に困惑気味ですが、梓は澪との会話でどうも本物の軽音部を実感しているようなのでした。しかしやはり梓の毒され方も強力なようで、練習を始める前にお茶の準備をすると無意識に言ってしまうのでした。そこで気を取り直して練習を始めようとする梓ですが、扉から勢い良く律が。どうやら家庭科の課題が上手くできないから手伝って欲しいとのこと。そして本日の部活は律の家で裁縫となってしまうのでした。律の家での裁縫が始まるのですが、澪の華麗なミシン捌きですぐに終了。そしてその頃律はみんなのために夕食作りをしていたようで、とても美味しい料理を楽しむ軽音部なのでした。
そんな軽音部の活動を翌日の2年1組の昼休みで憂と純に話す梓。そして純から寄り道も必要だと言うことに頷く梓ですが、またもや自分が染まっていることに危機感を覚えるのでした。気を取り直して放課後に部室に向かう梓ですが、そこには唯だけ。そして練習だと唯に言う梓ですが、なんとトンちゃんの水槽が藻だらけになっていました。練習をと思う梓ですが、トンちゃんのための水槽掃除にと流されてしまいます。そして完了するのですが、終わった後は唯のために楽譜読みの説明講座をする梓。いつもの雰囲気で唯と絡む梓ですが、途中に唯から出た紬のお茶が恋しいというのに同意してしまい、また引き込まれていることに気付きます。そしてまた気を張る梓ですが、ここで唯は梓は梓だから考えたことがないと言います。それを聞いてこそばゆく思う梓なのでした。
そんな唯との話を翌日の2年1組の休憩で憂と純に話す梓。その時に他のクラスの女の子から梓への落し物が。それは「ぶ」のストラップで、その後ろには唯による梓の名前が書いてあるのでした。そして放課後軽音部に行くのですが、そこにはみんなが揃っていて、いつものやり取りに素直に従う梓なのでした。そして文化祭の出し物もクラスで決定したようで、純はウェイトレスをすると言います。それに対して、何の猫耳をつけるのかと尋ねる梓。それを聞いて呆然とするクラスなのでした。
個人的感想
今回は全て梓ということでしたが、対句のような演出が3回で、紬編、澪&律編、唯編でしたね。とにかくみんな良い先輩だということはちゃんと理解している梓ですが、やはり昔の梓から見れば、弛んでいると思っても仕方ないかもしれませんね。練習をするために部室に来るというのが本来の趣旨で、ずっと違うことばかりワイワイしているのでは、それには反しますよねー。しかももう文化祭が迫っているということも手伝って、そう思っているというところでしょうか?
ただ唯も澪も律も紬も、みんな文化祭の準備はしっかりしているような感じでしたので、本番では輝くのは明らかでしょう。ただみんなで一緒に大変なことをしたくない、1人でみんなちゃんと練習はしているそんな感じがこの軽音部ということでしょうね。しかし唯たちはもう3年の秋ということで受験まで半年切っていますが、唯と律は大丈夫なんでしょうかね・・・。それが気になる私なのでした。
印象的なシーンは「ふんす」にしようかなとも思いましたが、やはり最初と最後のケーキのシーンでしょうね。あのシーンの最初で自分が弛んでいると思うきっかけが、そして最後のシーンでそれを受け入れる心情に梓は変わっていましたね。他には対句で作られた演出は徐々に梓が変わっていく繊細な心の動きも描けていたと個人的に思いました。紬のときは完全に流されていると実感していましたが、澪や唯のときにはもはや無意識に刷り込まれていましたし。最後のクラスでの迷言はさすが軽音部というものでしたね!!
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