まにまにな娯楽ＤＡＹＳ : けいおん！！ 第６話 「梅雨！」 簡易草子

概略

　朝に唯を起こしに来た憂。その目の前には唯がベットで寝ているのですが、その傍らにはギー太が。どうやら練習をしているうちに寝てしまったようです。憂にそのことを言われて、またギー太を愛おしく思って、チューを始めるのですが、その途中で唯が二度寝をしてしまうので、憂がまた起こさなければならなくなるのでした。

　梅雨入りしたことで、天気が雨。そのために唯はギー太が濡れないように、担ぐのではなく抱いて学校に傘を差しながら持って行くことにします。しかしその途中で自然と濡れてしまったり、小学生や犬、車に水をかけられたり、止めに自分で転んで水たまりに入ってしまったりで、ギー太は無事なものの唯はずぶ濡れ。それでも唯は憂に心配されながら、学校を目指すのでした。

　学校では律と澪が話をしています。その傍らでは紬が鏡に向かって、クセ毛と格闘中です。そこに唯が現れますが、あまりの姿にみんなびっくりです。紬の美容師さんごっこに付き合いながら、髪を乾かしてもらう唯。しかし髪は乾きましたが、髪の毛がぼさぼさに。律と紬が苦労を話しますが、途中で唯が紬とクセ毛仲間だという発言を聞いて澪と律は同じクセ毛でもこの差はなんだろうとリアクションに困るのでした。その時に唯がくしゃみをし出したので、音楽室で服を乾かすことになるのでした。

　紬の気遣いなどで、気が緩む唯は大暴走。服を脱ぐのも一苦労です。そして問題の着替えですが、今日は体育がないということで思案するのですが、律の案でさわ子製作の衣装となります。しかし唯はその中でもブタの着ぐるみを選んでみんなは困惑。そこに普通の感じで、和が現れホームルームが始まると言いに来ます。そして唯に別のものはないのと言うのでした。

　ホームルームの時間にさわ子先生はメイド服姿の唯を見つけて、まず律に睨みを利かせてから、唯に他の服に着替えろと言います。そこに和が他のクラスの子から借りたジャージを手渡します。せっかくだから良いのが着たいと言う唯ですが、さわ子の怒りを感じ引き下がるのでした。一方、梓は音楽室に忘れ物を取りに来たようですが、そこには服が不気味に乾されていて、それに怒る梓。その傍ら、唯のだと言うことできない憂なのでした。

　家庭科室で服にアイロンをかけてどうにか制服に戻ることのできた唯。しかし下はジャージ姿のまま。それを律に言われますが、いつもやっていることで説得力無しなのでした。そこにさわ子先生が現れて、二人服装を正すように言います。それは周りにほかの先生がいたためのアピールでした。それでも正さない唯に手を出すさわ子先生ですが、唯の行動で自身も含みみんな困惑してしまうのでした。

　放課後、朝の出来事を聞いて音楽室のことを理解する梓。そして梓はギターケース用のレインコートで大丈夫だったと話してから、通販グッズを次々に鞄から出し始めて皆困惑してしまいます。そして話は濡れたままにしておくとフィンガーボードにカビが生えるという話に。それを聞いて早速唯はギー太を調べます。カビは大丈夫そうですが、弦を張り替える必要があるようです。そして作業を開始しますが、唯は楽しそうに話しかけながら作業をしています。それを見て小言を言う梓ですが、みんなそんな梓を見て三角関係だと言い出すのでした。そして弦を張り終えた頃には雨がやんでいるということで、練習をせずに唯は帰るのでした。

　家でのんびりしている唯と憂。雨が嫌だと言う憂に対して、唯は雨だとギー太と一緒に入れて良いと言います。そしてふと「あめふり」をギー太で演奏して歌い始めるのでした。それを聞いて憂も一緒に歌います。その歌の中でそれぞれの軽音部の雨の日の過ごし方が流れるのでした。

　そしてまた雨の日の朝になるのですが、今度は唯もバッチリ対策を講じます。しかし今度はバッチリの対策が仇となって、音楽室で厳重な雨よけを外すのに手間がかかってしまうのでした。チューニングをやっている唯と澪と梓ですが、唯の絶対音感にビックリの様子です。そして直すのを唯は梓にせがみますが、梓はしぶしぶやってくれると言ってくれるのでした。練習終わりにあまりの悪天候にみんな楽器を置いていくことにします。しかしそれを嫌がる唯ですが、しぶしぶ置いていくのでした。そして帰り道ですが、唯はギー太がいなくていつも以上にふらふら状態。それを紬も梓も不安そうです。一方、３人と別れた律と澪ですが、その時に律は澪の恥ずかしい過去を暴露し、澪は恥ずかしくて錯乱してしまうのでした。

　夜に宿題を終えた憂ですが、その時に家には不気味な音が。その音に怖がりながら憂は唯の部屋に向かいますが、その音の正体が唯の部屋で判明します。それは唯がギー太のいない寂しさで壁をひっ掻いていたからでした。そして憂を見つけると唯はギー太が心配で寝れないと泣きながら言うのでした。そして錯乱状態になった唯は今から取りに行くと言い出すのでした。

　翌朝の教室で満足そうにギー太を持つ唯ですが、やっている時間がホームルーム中。それをさわ子先生に注意されてしまいます。その光景を見て、澪は自分のベースが心配になり休み時間に見に行きます。そして自分のベースの無事を確認にして、エリザベスと呟いてしまいます。その後ろには隠れて唯・律・紬がいたのにも関わらず。



掘り下げポイント
・平沢家には依存症患者の姉妹が居ます


　前回は憂が唯依存症だったことが明らかになりましたが、今回は唯のギー太依存症でしたね。どうも姉妹揃って自分の大事なものがないと自我を保ってられなくなるようで、唯が終盤壊れてしまいました。確かに心配かもしれませんがあれはー・・・。

　唯がずっと買ってからギー太と一緒だったため、やはり少しの間でも離れることがつらい間柄になってしまったのでしょうね。みんなも唯がギー太をベクトルは違うかもしれないとは感じながらも、大事にしていることも分かっていますし、やはり唯のはなくてはならないかけがえのない相棒なんでしょう。憂が言うようにギー太が人生を楽しくしてくれているのは確かのようです。


・唯と梓とギー太の三角関係


　今回のもう一つの話はやはり梓でしょうね。梓は唯に構ってもらうことが好きなようで、それを身近にされているギー太に嫉妬全開です。本人は否定していますが、周りにはばればれですね・・・。しかし唯はもう少し梓にかまってあげないとまた臍曲げますよ。（笑）

　あとは通販が好きなようですが、やはり必要ではない買い物もたくさんしているようです。それを指摘されて淡々と話をそらした梓は成長したなと感じますね。しかし最近放課後ティータイムはティータイムいしかしていない・・・。梓も完全に取り込まれていますしｗｗｗ。