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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第12話 「蒼穹ニ響ケ」 簡易草子・総評

2010年03月23日 11:22

「誰かが世界はもう終わりだと言ってました。でも私、この世界が好きです。この街が好きです。ここにいるみんなが大好きです。諦めるなんてできません。」

 こんにちは、新春アニメ終了2作品目です。私が一番力を入れていたのですが、かなり最後の記事がダラダラになってしまいました。すいません、やはり難しい作品は記事を書くのも難しいですね!

 続きから書いていきます。それではいきましょう!良かったら拍手くださいな。

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公式より
敵国の兵士を匿ったことで、反逆の罪に問われたカナタたち。
しかしそれでもカナタたちは、自分たちが正しいと信じる道へと進みます。

両軍が睨みあい、開戦間近の緊張した空気が漂う国境付近。

開戦を阻止するため、小隊メンバーが取った行動とは――!


概略
 ローマの大群がセーズ国境のノーマンズランドに展開していることを本部から連絡されます。それと同じ時に銃声が。撃たれるアイーシャを見たノエルは怯えてしまいます。そしてアイーシャを連れて、第1師団と第3師団と合流すると宣言するのです。しかし、その横からホプキンスに拳銃を突きつけるフィシリアは、砦にホプキンスを人質にとり立てこもるのでした。

 銃弾が内臓からは逸れていて、すぐには大事には至らないと言うユミナ。それを聞いたノエルは急に泣き出すのでした。それを聞いていたホプキンスはよくやったと言うのでした。どうやら彼女をローマ軍の前で殺すことで開戦しようという考えのようです。ローマ軍は滅されなければならないと「ヘルベチアの魔女」ノエルに尋ねるホプキンス。彼女はアカデミーで100年に1人の天才で、「見えない死神」という生物兵器のプラントを開発したのだと。それを聞いていて我慢できなくなったフィリシアは、クレハに地下の蒸留所へのホプキンスの拘留を命じるのでした。

 砦のみんなやユミナ、ナオミを見て、炎の乙女は町を守るのに自分たちが街を戦いに巻き込んでいるとこぼします。それに対してユミナはアイーシャの炎の乙女の伝説について話すのでした。炎の乙女は命を守ると。一方、蒸留所に拘束されているホプキンスは隠しナイフで縄を切り、脱出を試みるのでした。

 夕方、警戒の交代に来たカナタ。警戒をしていたクレハは人に向かって銃を撃てるのかと尋ねます。それに対して、それが正しいことだって信じられればやれると答えるカナタ、そしてローマの炎の乙女の伝説を信じると言うのでした。それで納得できたと言うカナタですが、その会話の途中に何かを聞いたカナタは突然砦の中に戻っていくのでした。その頃、あるところでトランペットを吹く人が。そこにはクラウスがいて、いくら耳が良くてもここからじゃ聞こえないと。

 停戦信号の音を聞いたとフィリシアに話すカナタですが、それをホプキンスに話そうにも彼は逃げ出しているのでした。そして彼は部下と合流して10分後に攻撃を始めると命令するのでした。その会話のあとに彼の前にナオミが現れるのでした。ホプキンスが大人しく聞くと思うかというクレハですが、フィリシアは試して無駄はないと言います。一方、ノエルはホプキンスとやった所業を振り返り悩み続けます。彼は人がいなくなるまで戦い続けるのを知っていながら、自分は手を貸したのだと。それに対して奪った以上の命を救ってくださいと励ますユミナ。そしてアイーシャが苦しみながら、何かを言おうとしているのでした。

 停戦について聞く耳もたずのホプキンス。街の人も言葉も封殺してナオミを拘束してしまうのでした。「あんたはそんなに戦争をしたいのか」というナオミの言葉に、ホプキンスは戦争こそが文明と科学を推し進めるということで、かつての人類の栄光を取り戻したいと言うのでした。

 アイーシャからローマ軍が明日の朝に攻撃を開始するとユミナに話します。それを聞いて開戦は避けられない、ナオミも拘束されたと冷たく言い放つクレハ。そしてカナタは誰かが自分に託してくれたヲトを届けるために行こうと言います。それに断固として反対するクレハ。
「誰かが世界はもう終わりだと言ってました。でも私、この世界が好きです。この街が好きです。ここにいるみんなが大好きです。諦めるなんてできません。」
とカナタは言います。それを聞いて、ユミナは戦争を止めてくださいと言います。さらにアイーシャもノエルに切実に思いを告げるのでした。それを見ていたフィリシアはずっと反対していたクレハを慰め、1121小隊は行動に移ることを宣言するのでした。

 タケミカヅチに乗り込む砦の乙女たち。そしてカナタの攻撃開始信号を皮切りに進撃を開始するのでした。そして現れたタケミカヅチを追撃しようとするホプキンスの隊ですが、街の人たちの妨害で、交代を余儀なくされるのでした。そして砦を出てきたユミナが1人呟き始めるのでした。

 ずっと昔世界が今みたいになる前の世界。世界に罰を与えるために神様が使わされた天使は傷つき、西の果てで休んでいたが、それを炎の乙女が守り、お礼に金の角笛を授けるのでした。しかし、街の人々に見つかって火を放たれてしまう天使。それによって乙女も天使も息絶えてしまったと。その後天使の軍勢が街に現れて、天使が街を覆いますが、そこに流れたヲトで天使たちは撤退していくというのでした。それは乙女の鳴らした金の角笛だったと。

 その話の間にホプキンスの隊に攻撃を受け続けるタケミカヅチ。最後はホプキンスも倒すのですが、そこに雪崩が起きるのでした。

 そして戦争が起こる寸前になる両軍。そして攻撃開始されますが、そこにタケミカヅチが。停戦信号を鳴らすカナタですが、ローマ軍は聞いたものの、ヘルベチア軍はそれを聞きません。やはり駄目かと思う1121小隊ですが、カナタは諦めずに「アメイジング・グレイス」を吹くのでした。朝日に照らされるカナタの音色にヘルベチア軍は動き止めて、聞き入ってしまうのでした。それでも司令官は突撃を指示しますが、そこに停戦命令を出す女性が。

 ヘルベチア王国王位後継第2位で正統ローマ帝国皇帝の婚約者のリオ・カズミヤ・アルカディアの声が響きます。停戦は勅令だと念を押し、それには向かうものは近衛第1師団のよる制裁を加えると言います。それを聞いて喜ぶ前線の兵士たち。そして戦争は終結するのでした。

 その後の話。桜の舞う春。ノエルはアイーシャと手紙を交わしているということですが、いつの間にかノエルはドイツ語を覚えています。そしてリオからは何も音沙汰がありませんでした。そしてクラウスが誰かを運んできたようですが、迎えたところで見たのはリオの姿が。どうやら皇帝からのプレゼントだったようで、また楽しい日々が始まるのでした。



掘り下げポイント
ノエルの贖罪の果てに
 ずっと、「ヘルベチアの魔女」といて「見えない死神」の十字架を背負い続けたノエルですが、アイーシャの十分悩んだという言葉やユミナの奪った以上の命を救ってくれという言葉によって少しずつ気持ちが和らいでいく姿は良いですね。

 最後の停戦のためにノエルが修理していたタケミカヅチが活躍して、ホプキンスの隊を破ったのも印象的でしたね。終戦後、アイーシャと手紙を交わすほどになったノエルは今後は後暗い過去を抱えながらも、力強く行きていくのでしょうね。


炎の乙女の伝説の本当の意味
 ヘルベチアとローマに伝わっている炎の乙女の伝説の解釈の違いが、停戦に向かう手がかりになると言う話しでした。ヘルベチアは悪魔を天使が撃ち滅ぼしたということでしたが、天使を地元の人が恨み火を放って殺してしまったのが本当の話のようですね。

 炎の乙女は今の1121小隊のような兵隊たちで、天使はローマ軍だったのではないでしょうか?それを庇った砦の乙女たちは最終的にはヲトで街を戦争から守ったのでしょうね!



総評
 「ソラノヲト」というタイトル自体がこの物語の最大のヒントでしたね。ヲトというもので戦いを止めたということが今までも幾多もあり、今回もそうだったということなんでしょう。またヲトは人の思いを伝えるもので、カナタもリオから思いを受け取る描写がありました。

 伝説の歪曲や敵国に対する態度など戦いは、事実を曲げてしまうことがあることを伝えることが第一にあると思います。それは戦争が起こす悲劇ということなんでしょうね。それに対決する1121小隊の姿が印象的でした。敵国であっても同じ人間だという人道的な考えのもと、それによって戦争を止めることもしてのけたのでしょう。

 第二に、全員の心がひとまず救われたことが見えます。少しずつであっても変わっていくキャラ動きはとても繊細に描かれたと思います。特に大きかったのは、リオとノエル。この2人をリオはカナタがノエルはアイーシャが助ける姿は綺麗でした。また幻想を越えてクラウスを想うことのできたクレハ。後輩に悪夢は見せられないと誓うフィリシアなど。砦のみんなは一人一人丁寧な心情描写だったと思います。

 全体を見ると、少し今までになかった感じではありますが、その代わりにまとまりのない統一感のないようにぼやけてしまった感じがあります。それを嫌がる方もいて、テーマが見えない、よく分からないという方も多く見られます。しかし、新たなアニメの可能性という試みとしては私は拍手を送りたいと思います。またカナタ役の金元寿子さんは初の主役お疲れまでした。みな実力は揃いの中で個性を出せたと思います!

 ただ最後の方で少しぶれたのは気になるところ。色々な話を伏線としたためにノエルの「見えない死神」の実情などを追えなかったのは尺が足りなかったとしか言いようがないです。綺麗にもっと纏めることが、今後の試みの課題になるでしょう。

 分かりやすいアニメ、インパクトのあるアニメが主流の世界で、こういった素朴で味わいのある作品はとても良かったと思います。のんびりと最初は始まり、最後は劇的に。製作者側は見るほうを最後まで見るのかも試していたのかもしれません。この物語は終わりがはっきりしないですが、それがかえって愛おしく感じます。

 製作者の方は初めての試みお疲れ様でした。次回の作品も期待します。楽しくワクワクする気持ちに感謝です!!

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