まにまにな娯楽ＤＡＹＳ : とある科学の超電磁砲 第２０話 「乱雑開放」 簡易草子

概略
　地震の多発する学園都市。そして婚后のところにもそれが来ますが、どうも揺れだけではない様子。そしてカップや床に突然落ちたち、飾ってある人形が襲いかかったりしてきました。一方、担任の先生に呼ばれた飾利。そこで１人の生徒を紹介され、ルームメイトにして欲しいと言います。名前は春上衿衣と言い、それを飾利は引き受けるのでした。

　そしてそのことを聞いた涙子は美琴と黒子を率いて飾利の元へ向かっています。どうやら新しい友達が出来ることに興奮している様子で、美琴と黒子は苦笑気味。そしてマンションの前には飾利と春上がいました。そして引越しの手伝いをする涙子たち、予定より早く終わったため遊びに行こうとしますが、風紀委員と警備員との合同会議があるということで、飾利は泣く泣くその場から去ります。そして春上は涙子と美琴と遊びに行くことになるのでした。

　涙子たちが連れて行ったのは、以前も行ったことのあるクレープ屋さん。そこで楽しく談笑していますが、途中でポルダーガイストの話になって、涙子が熱っぽく語り始めます。それはオカルトが原因で、そのうち大きなものが来るのだと。一方、合同会議ではポルダーガイストについてこうはなされます。ＲＳＰＫ症候群の同時多発と。そのためオカルトと結びつけた話をする生徒には走ではないと釘を刺せと言うことでした。そして詳しい説明にＭＡＲの専門家であるテレスティーナという科学者が呼ばれるのでした。

　会議は早く終わり、飾利たちは春上のところに合流しに行きます。その一方で、固法はひとり引っ掛かりを覚え、支部で調べるのでした。そして合流した飾利たちはゲームセンターで遊び、そしてその後に花火大会に行くことにします。そして着付けをすることになりますが、飾利は苦戦し、涙子に助けを求めるのでした。そして飾利を着付けているときに今度は自分が春上を助けて見せるのだというのでした。一方、美琴・黒子は寮監の監視をすり抜けどうにか花火会場を目指すのでした。

　そして花火会場に着いた５人。そして夜店に興奮しながら、ふと隣を見るとＭＡＲの車両が。それを見て興ざめな感じになりますが、涙子が知っている穴場から花火を見るとそんな気分は吹っ飛んでしまうのでした。そして仲良くしている飾利と涙子を横から見ている春上。そして急に気持ちがおかしくなり、どこかに歩いていくのでした。その直後に黒子に固法から電話が。そしてＲＳＰＫ症候群の同時多発の原因を話します。それはＡＩＭ拡散力場への人為的干渉ということだったと。そして急に地震が起こります。どうにか美琴を助けた黒子ですが、一方で何処から行ってしまう春上を捕まえた飾利のところには鉄塔が落下しそうになります。そして間一髪助けられるのですが、助けたのがテレスティーナだったのでした。そして花火会場の方では大慌て、そしてその混乱の中には見覚えのある女性がペンダントを握っているのでした。


掘り下げポイント
・春上の存在
　どうやらどこか抜けているように見える春上ですが、なにか過去のことにとらわれている感じがしますね。特に「ペンダント」・「仲の良い友達」というのはキーワードのようで急に後者のことに関してはヒステリックを起こし始めましたね。鉄塔が倒れるのを助けたテレスティーナの存在は不自然ですし、そしてなんといっても木山があの現場の近くで春上と同じペンダントを持っていたのも気になりますね。個人的にはあの「木山せんせい」回の生徒だったのかもしれなく思うのですが、あの惨劇から意識が戻った子供がいたのでしょうか？

・飾利の決意
　入学の頃、風紀委員の試験に落ち続けていて、自分に自信を持てなくなっていた飾利を救ったのが涙子。彼女のおかげで今の飾利があるのだと。スカートめくりもその一環だったのでしょうね。（笑） そしてそのことに感謝していて、自分もそういった人を助けたいと思っているからこそ春上のことが気になってしまうのでしょう。昔の自分に重なって見えることはよくあることでしょうから。果たして飾利が今後春上の問題をどう解決する間気になりますね！