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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第4話 「梅雨ノ空・玻璃ノ虹」 簡易草子

2010年01月26日 22:45

 こんにちは、試験直前でも「ソラノヲト」の更新は第一でやっていきます。それではいきましょう。

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 まず概略。雨の降る中、カナタは相変わらず喇叭が上手く吹けるようになりません。一方タケミカヅチの修理をするノエルは問題に直面しています。そして、フィリシア・リオ・クレハに見送られて、カナタとノエルは街におつかいに行くことになります。リオはカナタのことが不安で仕方ない様子で、それを微笑ましく見ているフィリシアでした。

 ワクワクして止まないカナタ、無口なノエルも喋らせています。そして前にカナタが行ったナオミという女性が商いをやっているウインドミルという店に行きます。そこで調達の品を手に入れていきます。そこでナオミに何かを話されるノエル、カナタの知らないことが今後起きるようです。そして調達の品を続々と揃えていくカナタとノエル。ただ途中でユミナと修道院の子供たちと遭遇するカナタとノエル。ノエルと子供の1人がぶつかりますが、相手の男の子・セイヤの様子がおかしく見えます。彼は戦争孤児で、軍隊を嫌っているようでした。憎悪をぶつけられたノエルは、「ボクたちが兵隊なのは本当のこと、だから・・・。」。そして雨が降り出すのでした。

 さっきのことに気持ちが行ってしまうカナタは、どうも車の中で1人ずっと喋り続けます。そして目的のガラス工場に到着します。そこにはカールというマイスターやマリアという女の子などたくさんの人が働いています。ノエルの目的はタケミカヅチの工学センサーのレンズの複製の調達でした。そして行き詰る状況になるが、途中でノエルの独白が始まります。この工場は戦争で大きくなった。タケミカヅチも戦争のための道具で、たくさんの人を殺したことに悩んでいるようです。それに対してカナタは道具は相手によって扱い方が変わると。それを聞いて、安心したノエルは急に眠ってしまします。

 カナタは工場のマリアに悩みを話します。喇叭が吹けないのは才能だと。それに対して割って入ってきたカールが職人技を見せ、こう言います。「ガラスがな、こういう形になりたがっているんだ。」。この言葉に何かを掴んだカナタは外に飛び出し、喇叭を構えこう呟きます。「音が自分で響きたいように」と。そして響くヲトは今までのようなヘタクソなものではなく、梅雨空を綺麗に切り開くものでした。そして寝ていたノエルも起きてきて、このヲトを聞いて、ガラスの問題を絶対音感を使って解決することを発見するのでした。

 砦に帰り、タケミカヅチのレンズの代用を選び出し、起動させます。すると今度は見事成功し、ノエルはカナタに「ありがとう。」と小さな声で感謝します。それと笑顔を浮かべて。


 ということで今回はカナタとノエルの物語でしたね~。あととまっちゃんが居た!!心情描写が一番ウエイトが多かった気がしますね。それでは行きましょう。今回掘り下げるのは2点。最後に「個人的に手法を考えて」を書いていきます。
カナタのヲト
 今回カナタはカールという素晴らしい職人による言葉を受けて、大きく成長した感じがしますね。それまでは前回のように自由気ままな性格のように振舞っておいて、周りにかなり気を配っていたように、性格は実に繊細なのが本当なのでしょう。それを前回でリオの言葉で一区切り付けはしましたが、それ以外にも問題が残っていたのですね。やはり、満足に喇叭を吹けないことを前半から街の人に言われていることにいちいち気にしている様子が窺えます。周りに言われなくてもはっきりと自覚しているのでそれが重く突き刺さります。それによって焦りが生まれ、また力づくでどうにかしようとしてしまうのでした。
 今回、カナタが喇叭を吹いたのは最初の雨のシーンと最後の方の空が晴れていくシーン。それはつまり最初との対比となっており、綺麗に描写をしているように見えます。詳しくは最後に書きます。

ノエルのココロ
 今回ノエルはカナタに救われていてばかりでしたね~。自分の気持ちを上手く出せないノエルにとって、カナタは一筋の光を差してくれた存在になっています。表情がない一方で、感情の揺れは大きく見えます。レイヤからの憎悪を受けたノエルの表情はどうも泣いているようにしか見えません。しかし、それを誰にも分かられない悲しみは一層気持ちをこり固めてしまうのでしょう。
 タケミカヅチの修理が進まない現状や周りからの憎悪に人知れず心の中では泣いているノエル。しかし、今回はそんな悩みをプラスに転換するカナタの言葉は大きかったと思います。そしてカナタのヲトで修理の解決法を見出せたノエル。感謝の言葉と笑顔をカナタに見せたのでしょう。

個人的に手法を考えて
 これを少し詳しく書かせていただきます。最初のシーンは雨の中での喇叭を上手に吹けないカナタとタケミカヅチの修理が難航するノエル。その対して最後のシーンが綺麗なヲトを響かせるカナタとタケミカヅチの修理に成功するノエル。上手に対比が出来ています。つまりこのたった一日の出来事で2人は全く違う結果を導き出すことに成功したことを意味します。紆余曲折を得て掴み取ったこと自体よりもその過程を製作者は見て欲しいのかもしれませんね。
 今回の描写はなんと言っても心情描写がメインでした。カナタもノエルもよれ動く心を上手く描いたと思います。カナタは見た目は素直に気持ちを出しているようで、全然出せない性格。一方ノエルは気持ちはストレートに出せますが、表情が乏しく周りに分かられないものですね。梅雨ノ雨はそんな彼女らの気持ちが晴れていない状態の前半部を表しており、玻璃ノ虹はそれを解決したこと終盤を表現していると感じます。どちらも空の状態をかけて使っており、小説的な技法として効果的に使われているものですね。


 ということでやはり終盤は纏まらない・・・。とにかくどうにか直したいですねー。稚拙な文を読んでいただいた方はありがとうございました。それでは失礼します!!


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