2009年11月11日 17:58
まず概略。前回うしゃぎさんから期限が設けられた小鳩といおりょぎ。しかし、相変わらずの日々をすごしているようです。
よもぎ幼稚園で園児にほたるのひかりを読むことをせがまれる小鳩。そして読んであげますが、上手くいかないようです。一方清花は電話に出た後から元気がない。考え込むいおりょぎだが、小鳩のドジで一時思考休止。そして夕方、帳簿を見てひそかに悩む清花、そこに小鳩が来ると見えないように閉じます。そうとも知らず小鳩はほたるのひかりを貸して欲しいと言います。
清花に借りたほたるのひかりを読んでいると、読まないでくれと不機嫌な男の人が来ます。その人を今度はあるベンチで見つけ声を掛けますが、不機嫌なまま歩いていってしまいます。その翌日遅刻しそうな小鳩ですが、幼稚園に借金取りが来ています。しかしどうにか追い返すことが出来ましたが、また着そうな感じです。そしてまた昨日座っていたベンチに例の男の人がいます。そこでまた小鳩は問い掛けますが、上手くいかない状態です。家に帰ると隣の部屋には清和が。お隣さんだったのですが、そこでほたるのひかりで傷ついている男の人について聞くと。それは作者である森さんだと。そこで小鳩はホタルについて一生懸命調べ、また例の場所で例の表情で例の男が座っているところに小鳩がホタルを見に行くことを言います。そしてその夜ほたるのひかりも上手に読むことが出来るようになった小鳩、そこに森さんが現れます。そしてなぜほたるのひかりを嫌うかという疑問に絵師だった奈緒子さんの存在が。彼女は森さんとホタルを見に行きたかったが、それが果たせず、本が完成した後、一緒に見に行こうと森さんが公園で待っていると途中で奈緒子さんが交通事故にあったことを知ります。そこでホタルが見たかったという言葉を聞いて、自分に絶望したのだと。
帰ろうとする森さんですが、小鳩がこけて結果的に奈緒子さんが描いた場所を見つけます。そして、驚いているところにホタルの光が沸いて出てきます。それを見て感動する小鳩と森さんでした。その後、また本を書き始めた森さん、例の場所にはもういませんでした。そして小鳩のビンにはコンペイトウが1つ増えてました。今回の小鳩の点数は80点、なかなかな働きでした。
ということで今回は結構感動話でした。あとはかなり胡散臭い借金取りさんの登場間近ですかー。ただ相変わらず小鳩は天然娘ですねwww。今回は心情表現を中心にいきたいと思います。
・森さんの大きな傷
森さんにとって「ほたるのひかり」という作品は絵師の奈緒子と重なる部分が多い作品で、やはり良くも悪くも印象深いものなんでしょう。また、ホタルを見に行こうと言った奈緒子の言葉を無視してしまったことで、結果的に奈緒子が見せたかった物を自分が見れなかったことが大きいのかもしれません。最後に奈緒子さんが言ったホタルが見たいという言葉を聞いて結局自責の念が募って閉じ籠ってしまったんでしょう。
今回は小鳩が強引ではありますが、根気強く誠実に接することで、奈緒子さんが言った台詞を偶然にもなぞり、難関な糸口を手繰り寄せたのです。そこで自分の心を小鳩に吐露して、気持ちを幾分か和らいだところで、最後に奈緒子さんが見せたかったほたるのひかりの「表紙」を見つけることで一気に束縛から一区切りで来たのでしょう。最後にまた本を書き始めたのはその証拠の描写で立ち止まっていた一人の作者はまた歩き出すことが出来たのでしょうね。
・借金取りさんの登場の予感です
今回登場した借金取りの三下たちでしたが、もうすぐ社長登場の予感です。話は分かるのですが、ここは話さないようにしましょう。とりあえず、今までの描写から清花先生や清和にとって関係深い人のようです。これはここままだと小鳩の出番になりそうですねー。果たしてどういう感じになるのでしょうかね?
ではここでこの記事は終わりにします。それでは失礼します!
![]() こばと。 |

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