2009年10月18日 22:47
まず概略。いつもどおりにわいわいやっている生徒会の一同ですが、仕事の途中で新聞部発行の新聞での過去の鍵の二股疑惑が掲載されていました。そしてそこに新聞部部長藤堂リリシアが現れて、生徒会役員のインタビューをすると言い出します。くりむ・深夏・真冬・知弦とインタビューは行われて、最後に鍵。そこでその疑惑を認め、記事にされることも承諾します。そこでリリシアは突然部屋を退出。それと同時にくりむが鍵に問いただします。その2人は今幸せなのかと。そこで時間をかけてそうだという鍵にもうくりむは何も問いはせず、そのままいつもの生徒会に戻るのでした。
翌日記事を作り上げて、掲載している満足そうなリリシアの後ろに鍵がいますが、やはり自分の記事にはそれほど気にせず、さらに他の生徒会の面々も興味がない様子です。そこですたすたと去っていこうとする鍵をリリシアは追いかけ、鍵にとっての生徒会は何かと問います。ハーレムと答えようとしますが、真剣なリリシアの瞳に鍵も生徒会は夢だと答えます。その答えを聞いたリリシアはずるいですわよといってせっかく作った新聞を外していくのでした。今度は会長に会って、軽口を叩きますが、記事はしっかりと隠してしまったまま。結局生徒会に入りたかったことを最後に再認識するのでした。
ということで学園人気投票5位のリリシア登場でしたね。とりあえず何度も言いますが能登さまは閻魔あいとリリシアしてましたねー。一瞬びっくりしましたね!今回掘り下げるのは2点。
・「人生!やり直すのに、遅すぎることはないの!」
今回の一番の根本ですね。特に今回は鍵にとってはですね。一回結果的ながら二股になって、バッドエンドを体験した鍵にとって今の生徒会はその失敗をやり直す機会なんでしょうね。いつもは変態みたいなことばかり言って、暗い部分は話題に出さずいい加減だといわれている鍵ですが、本心は別のところにあるのでしょうね。それで今回リリシアに言った言葉「生徒会は夢」というところに繋がっていくのでしょう。
・リリシアの本音
今回のインタビューではくりむ・深夏には勝ち、真冬を御せず、知弦に半殺しされたリリシアですが、生徒会に対する記事は羨望の表れなんでしょうね。人気投票5位であと少しで役員になれたわけですし、そういう気持ちははっきりとあると思います。ただし、ジャーナリストとしてのプライドも併せ持っており、善悪の判断はあるようで、今回記事としてしまった鍵の記事の続編は、せっかく徹夜までして作ったものであったのにやめてしまいます。それは自分の真剣さに真剣に答えは出してくれ、しかも憶測の記事になったとしても自分が悪くかかれるだけなら構わないという自己犠牲を見てしまったから。それを興味本位に記事にしてしまった自分を恥じたのでしょう。もしかしたら最後の鍵の夢というところに自分が入れなかったことも考えているかもしれません。
・生徒会役員の姿勢
基本的に辛らつなことばかり鍵に言い続ける役員たちですが、重い話になるとすっと真剣さを増します。みな一人ひとり何らかのトラウマがあって、そういうことには深くつっこまないことは暗黙の了解になっているのでしょうね。鍵の二股に驚いていましたが、鍵の回答を聞いていつもの雰囲気に戻るあたりそうなんでしょう。生徒会室はどの役員にとっても『夢』なのかもしれません。
かなり長くなってしまいましたが、この記事はここまで。来週は残響死滅(エコーオブデス)(笑)ですかー。(笑いはかなり重要です) 創作する生徒会というとまああれでしょうね。ということで失礼します!!
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