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君の見る世界が見たかった

2009年11月19日 00:01

 こんちゃ、突然ですがなんか記事を作ってしまったので更新しようと思った仙谷隆家です。小説の復旧はかなり時間がかかりそうです、第一モチベーションが・・・。これは前々からあったんですが、完成していなかったので無理やり加筆して完成させてやりました。次回はなんかまだ競走馬選定をしていませんが、早いうちにやりたいですねー。ちなみにまだまだ途中書きかけ記事がわんさかとあったりします。どうしましょうかね・・・。

 話を戻しましょう。今日は久々に「競馬ヒストリー」をやります。少しだけこのシリーズの紹介。このシリーズは私の独断で毎回1頭にスポットライトを当てて、回顧をしていくものです。かなりその馬を主観において書くので、どうなのかはわかりませんが、やっていきます。今までのは以下。

私の好きな馬は

私の夢はサイレンススズカです

門戸開放元年の使者

心の叫びを聞け


 それではここから今日の記事です。今回の競走馬はタガノテイオーです。タガノテイオーの同期には、アグネスタキオン・クロフネ・マンハッタンカフェ・ダンツフレーム、そしてジャングルポケット・メジロベイリーというGⅠ馬がいます。この馬は私個人としては、朝日杯3歳ステークスであんな事が起こらなければ、面白い存在になっていたかもしれないと思っています。それでは今回は短くなると思いますが、お読み下さい。

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デビューはハイレベルな新馬戦

 タガノテイオーのデビュー戦は9月2日の新馬戦でした。このレースはかの有名なその後全頭勝ち上がりの快挙が起こったレース。ここでタガノテイオーは勝負に出ます。4コーナーで先頭に立ちそのまま行こうとするタガノテイオー。そこに1頭違う脚の馬が襲います。その馬の名前はジャングルポケット。将来のダービー馬だったのでした。その後、ライバルとの再戦を目指すべく、次の新馬戦を2着ダイイチダンヒルに0.3秒の差をつけての快勝を果たすのでした。


ライバルとの再戦・札幌3歳ステークス

 次の戦いはついにジャングルポケットとの再戦札幌3歳ステークス(現 札幌2歳S)。人気は4番人気に支持されました。このレースにはジャングルポケット以外にもメジロベイリーなど新馬戦でしのぎを削ったライバルたち、さらに女傑テイエムオーシャンなどの別路線組なども虎視眈々と狙っています。そして始まった札幌3歳S、展開はテイエムオーシャンが終始ハナを主張する流れ。最後の直線の前の4コーナーでテイエムオーシャンをめぐってを各馬が殺到。タガノテイオーも動き、抜け出しにかかりますが、外にはいつの間にか鹿毛の怪物が。結局、ジャングルポケットには突き放され、2着を確保するのがやっとでした。


再戦を期し
 札幌3歳S2着の後、陣営は東京スポーツ杯3歳ステークス(現 東京スポーツ杯2歳S)に駒を進めます。まだジャングルポケットのレベルに疑問が残っていたのもあってか、このレースは3番人気に支持されるに過ぎませんでした。しかしいざレースとなってからは、文句の無いレースぶりで初重賞勝ちするのでした。

早すぎる・惜しまれる死

 迎えた2歳チャンピオンを決める朝日杯3歳ステークス(現 朝日杯フューテュリティステークス)にタガノテイオーは駒を進めます。この世代ではアグネスタキオン・ジャングルポケット・テイエムオーシャン・クロフネと次々と有力馬が現れてきます。タガノテイオーもそのメンバーに入るのか期待されたレース。まさかあの悲劇とは・・・。
 レース直後、スタートはカルストンライトオのペース。展開は少し速いペースで進みます。そして直線タガノテイオーは何故か他の馬とぶつかります。しかし、それでもの走り続けるタガノテイオー。内からはメジロベイリー、外からは地方馬ネイティヴハートが来ています。しかしどう見ても走りのおかしいタガノテイオー。そうです、もう脚が折れていて本来ならもう競争能力喪失なはずですが、それでも走り続けます。一瞬先頭に立つタガノテイオーですが、最後はメジロベイリーに交わされ2着となりました。
 レース後はもう苦しい姿しか見せないタガノテイオー。結局、左第1趾骨粉砕骨折で予後不良と診断され、そのまま競馬人生だけでなく自分の命まで終えてしまうのでした。


 ということでかなり悲劇のヒーローであるタガノテイオーですが、やはりもっと見てみたかった1頭ですね・・・。テイエムオーシャンクラスとも十分戦えるくらいだった札幌3歳Sでしたし。やはり皐月賞でその勇姿を見たかったのは本当です。いくらアグネスタキオンが強くても、その馬と一緒に走っているだけで私はもう満足してしまうかもしれません。競馬にIFはだめですが、朝日杯一番強かったのは、タガノテイオーだったと個人的に思いました。もっと書きたいこともありますが、別口で自分の競馬観を書いていこうと思いますので、そのときまでお待ち下さい。


 それではこれで失礼します。

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