2009年09月14日 00:00

それではここから簡単な紹介。ローマ帝国滅亡後、ヴェネツィアの人たちが考え出した生き抜くための決断をします。さらに迫り来る試練を巧みな軍事力・外交術・商才を使ったりして、千年という長い時間ヴェネツィア共和国という国が自由と独立を守り続けた。そしてそのあとに待ち受ける終焉までを綴ったシリーズです。
簡単だなあー。まあ、詳しく書くと読む楽しさがなくなるということもありますので。ここから私の読んでの感想です。ここで少し内容のネタバレあると思います。まず、やはり何故ヴェネツィアには運河が多かったのかという問いがまさか水運を用いるためではなく、潟(ラグーナ)での海水に常時流れを与えるためだとは。これが感染症予防などになっていたというから、今の観光の目玉はかなり現実的な思考が根幹に以前はあったのですね。
まあ、これ以外にもまだまだ書きたいことはありますが、今回はここまでです。ただ私の感じていたヴェネツィアのイメージを変えてくれた一冊とはいえるでしょう。それでは失礼します。
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