2009年09月07日 00:00
今回のテーマは「政治」です。先日民主党が歴史的圧勝で政権交代を果たしました。国民は変革を期待しているというのが一般的な風潮です。しかし、それがいいのでしょうか?という観点から切り込んでいくのが今回の記事です。以下から自分の意見です。
今回の選挙は、おそらく、自民党への失政での失望と民主党への現状打破への期待の結果でしょう。ただ実際の結果を見ると比例での民主党と自民党の票の割合は11:9とそれほどでもない。しかし、小選挙区での快進撃で310弱まで民主党は議席を伸ばした。
しかし私が思うに政党政治であるからといって、政治家個人個人の意見が無い現状に違和感を持ちます。もちろん立派な志のある方も当然いらっしゃるとは思いますが、衆議院480人全員が持っているのでしょうか?選挙前の自民党の党議拘束で法案を通すなどの悪行が目立ち、自民党系政治家はただそれに従うだけです。それなら議員数を半減させても問題が無いように感じます。確かにおのおの法案を作っているのも知ってはいますが、もう国民の願いの大方はかなっているのでいいんじゃないでしょうか?昔はインフラなどのことで必要でしたが今はクエスチョンが付きます。
やはり日本という国は「世界で一番成功した社会主義国」ということははっきり賛同できます。さらに今回民主党は高速道路無料化、子供手当て、後期高齢者医療保険廃止などをマニュフェストというリップサービスで掲げましたが、このような格差是正政策は私個人としては修正資本主義、いわゆるケインズ主義を通り越している感じがします。今のこの国の風潮が、大きな政府による政府の積極介入ですから仕方ないのかもしれませんが、このまま進めば誰も働かなくなるように感じてしまいます。つまり旧ソ連の末期症状です。働いている人から重税を取って、働かない(働けないは除く)人に優しくそのお金を回す。まさにそのような状態になりつつあると感じます。
政府は経済に極力介入するべからず。これが私の意見です。社会保障の充実は人々の心を上手く動かさなければ、怠惰にしかなりません。現代社会、自分のためという考え方が定着しており、他人のためという思いやりの精神はなくなっている現状で、社会保障は成り立つのでしょうか?原因は規範となる人間がいない事でもあります。私は華族のあった旧体制に否定的ではありません。むしろ上級階級はノブレスオブリージュができていて、規範となりうる存在だったと考えています。貴族制があって初めて、社会保障が上手く回ると理想論ながら考えています。年金の税方式は国民の年金不信というより、国民の他者への思慮の欠如と言えるかもしれません。
今日はこの辺りで失礼します。今回は上手くまとまらなくてすいません、次回やる機会があるときはもっと上手に書きます。たぶん「言葉」(『ことのは』ではありません!)をテーマにしますかね、少し最近中傷が多くなって来てますからそれについての私の意見を論じます。
コメント
minami | URL | 22hNL7Yc
無学なminamiでは、全く的はずれな意見になる
かも知れませんが、コメントさせていただきます。
今回の自民党の惨敗は、小泉が国民に痛みを
押しつけ、その分を官僚や政治家、大企業が
搾取した結果。
確かに、政府がよけいなことをしたおかげで
日本は死んだのかも知れません。
労働者はより肩身の狭い思いをし、国民の苦しみはいまも続いています。非正規雇用が横行、
サービス残業など当たり前、こういった雇用側が
労働者をもの扱いしている限り、日本は退化する
一方だと思います。
国民がいくら頑張っても、今の体制では痛みが
ますばかり、悪くなったのは介入のせいですが、
よくするにもやはり政府が介入するしかないと
minamiは考えています。
( 2009年09月07日 20:57 [Edit] )
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