2012年02月21日 17:41
「あの年の呪いは、俺が・・・。俺は悪くないんだ・・・、みんなを助けたんだ・・・、助けたんだよ、俺が!!だから、伝えなきゃって思って、残したんだ・・・、『アレ』を・・・」by松永克己
「安心して、『死者』じゃない・・・。榊原くんは『死者』じゃないから・・・」by見崎鳴
こんばんは、本日はアニメ「Another」の簡易草子更新の日ですが、今回は死んだのは久保寺先生だけでしたが、厄災を止めることにはならなかったですね・・・。しかし、怜子の存在が非常に気になるところですが、記憶が夏休みで止まっているということはまさか死んだんじゃ・・・。ともかく、最後の鳴の言葉とそこが気になりましたね。
それでは続きから書いていきます。それではいきましょう。
次回、第8話「Hair stand - 紺碧 -」
アニメ公式ホームページ(http://www.another-anime.jp/)

[Blu-ray] Another 第1巻 [初回限定版]価格 7980円(税込) 発売日 2012/03/30
![]() Another |

にほんブログ村

久保寺の突然の発狂による自害で大混乱の3年3組ですが、そこに現れるのが千曳。どうやら久保寺は学校に来るときに千曳に相談していたようですが、最後の言葉が気になってきてみたところ大惨事に。三神は突然の出来事に逃げ出し、「いない者」となった恒一と鳴は教室を離れますが、クラスメイトたちから無言の怒りをぶつけられるのでした。千曳は恒一と鳴に、久保寺の家を家宅調査した結果を話しますが、母親の介護疲れと3年3組の呪いに疲れてしまったための出来事だったのだと考えているようです。災厄は止まらないと改めて感じる恒一と千曳ですが、それは3年3組のクラスメイトたちも同様のようなのでした。

勅使河原はもう「いない者」として恒一と鳴を扱うことを辞めて慰めますが、突然現れた泉美も同様の気持ちのようです。ただ、恒一と鳴にも責任があるのだと伝え、対策係として止められなかった自分の不甲斐なさも恥じていています。ただ、厄災は終わっていないから、自分の仕事は続けなければならないのだと語る泉美なのでした。今後の話をする4人ですが、不登校や市街脱出があるだろうと予想する鳴。夏休みに夜見山を逃げ出す人がいるのだということですが・・・。夕方、再び第二図書室に行く恒一と鳴ですが、そこで泉美とすれ違います。どうやらよく対策係として千曳にアドバイスを貰っていたようですが、今日は三神も来たと恒一と鳴に教えます。恒一は15年前のことについて尋ねますが、なぜかその年だけ8月9日の合宿に厄災が止まったようです。ちなみに、その年の「死者」は分からず、夜見山神社に行ったことが原因ではないかと考える千曳。それを三神に話したようですが・・・。翌日、8月8日から10日までクラス合宿をするとクラスで発表する三神ですが、その彼女の様子がおかしく・・・。

恒一は自分が死者だという夢を見ますが、それで目を覚ましたときに父親から電話が。父親に母親の写真を見たことがあるかと尋ねる恒一ですが、気味の悪い写真が実家にあると思い出す父親なのでした。そんなときに、勅使河原から「イノヤ」に来るように電話が来ますが、そこにいたのは泉美。そして店員としていた望月の姉に注文をして、恒一と泉美の時間が始まるのでした。恒一は東京に帰らなかったことに驚く泉美。どうやら恒一が「死者」であると考えているようですが、それはあくまでも可能性の一つだと笑います。恒一と握手する泉美ですが、この行為を以前したことがあると感じている模様。

記憶にないが体は覚えていると語る泉美ですが、そこに勅使河原と望月が来るのでした。望月は姉に「呪われた3年3組」のことを話してしまったようですが、それで得られたのが元3年3組の生徒の松永克己の証言なのでした。それは厄災を止めたのが彼ですが、その手がかりをどこかに残したというもの。そして、松永のクラスメイトだったのが怜子だったようで・・・。

得られた情報を鳴に伝える恒一ですが、鳴は例の人形を見たままで・・・。その人形は自分の死んだ妹を霧果が作ったものだったようで、だから自分への愛情は半分だと。明日から父親と母親と一緒に別荘に行くことになったと伝える鳴ですが、実家にあるという心霊写真を見せてほしいと頼み、何かあったら自分の携帯電話に掛けるようにと語るのでした。自分が「死者」ではないかという疑いが拭えない恒一ですが、そこで優しく恒一は「死者」ではないと呟く鳴なのでした。
個人的感想
今回は久保寺の死によって厄災の不可避が決定づけられましたが、それによってむしろ「死者」を見つけ出そうとする気持ちや厄災を止めようという気持ちが強くなったと感じます。ただ、「死者」が分からない年だった15年がキーになりそうな予感がします。そこだけわからないというのも不思議なので、たぶんこのクラスに在籍していた人物が死者になるんですが、そうなると怜子が怪しいのですが、それだと3年3組のクラスの中に「死者」がいるということが説明できず、そこに矛盾が生じるですよね・・・。そうすると可能性としては三神なんですよね・・・。
今回の話で気になるのは怜子の記憶がどうして夏休みのあたりがないということ。松永も記憶を改竄されてしまったようですが、たぶん死んだ2人ということですが、それとは別に今回の「死者」が死んでいると予想しても不思議ではありません。たぶん、死んだ2人のどちらかが「死者」だったということでしょうから、それで厄災が止まったと考えられるのが自然でしょう。そうすれば、「死者」という死を呼ぶ存在が消えてしまうので、厄災が終わるということかもしれませんね。
もう一つのカギは泉美の恒一と握手をしたことがあるという感覚。おそらく、恒一と以前会っているのいうのは事実でしょうが、それに改竄が加えられており、会ったけどどこで会ったのか思い出せないということになっているかもしれません。怜子が呪いで死んでしまったときの葬式ということを仮定すれば、なかなか筋の通ったものになると思いますが、ただ関係者が「死者」になるというのはルールの枠内なのかどうか・・・。
今後は松永の残したものが中心になりそうですが、個人的に気になっているのは鳴が恒一を「死者」ではないと断言したこと。たぶん、臨死体験が要因になりそうですが、そうすると誰が死者なのか分かることになりますが、果たして・・・。
コメント
コメントの投稿