2012年01月29日 16:57
「確かにワシはポンデリングが好きじゃ!が、一番好きなのはゴールデンチョコレートじゃ、それくらい察して、2つ買うならそちらにせよ!!」by忍野忍
「冗談言うな、お前の出した結論の通りだよ。僕はお前を許さないし、お前は僕を許さない。それだけのことだ!それでもうこの話は終わりなんだよ。続きも何もない、僕たちは死ぬまで生き続けるんだ!」by阿良々木暦
こんにちは、久しぶりのアニメ簡易草子ですが、全部の3話の記事が欠けている現状でもこのままそこの更新を無視したというような感じで、進めていくことにしました。少しはフォローを入れながらにはなりますが、まあもう記事を書く余力がないからというのが本音ですね。
それでは続きから書いていきます。それではいきましょう。ちなみに、私は原作未読で臨んでおりますので、間違った表現も散見されると思いますが、ご容赦をお願いします。


[本/雑誌] 偽物語 (上) (講談社BOX) [単行本・ムック]価格 1365円(税込) 発売日 2008/09
![]() 偽物語(アニメ) |

にほんブログ村
前回、駿河の家の前で貝木泥舟に出会ったところまで回想を終えた暦ですが、どうしてひたぎに監禁されていたかというと正義感の強い暦とひたぎの経験した5人の詐欺師による悲劇の1人では相性が悪いから。それで監禁させられ続けることになる暦ですが、月火の助けてというメールで吸血鬼の力で手錠を壊し、学習塾跡から逃げ出そうとします。立ちはだかるひたぎですが、それを止めたのは翼からの電話なのでした。(ここまでが3話)

家に帰った暦は、火憐と月火から話を聞きますが、それでは埒が開かないとのことで、協力者だった翼に事情を聞くことにします。暦は自分の部屋で翼と話をすることになりますが、その去り際に火憐と月火に「正義は強さ」であり、それが分からなければ、ファイヤーシスターズのやっていることは正義ごっこで偽物なんだと言い放つのでした。しかし、その対応は2人のことを大切に思っているからで、その点を翼に自分たちとは扱いが違うと感じさせるのでした。

中学生で流行っているお呪いについてファイヤーシスターズから協力をしていた翼。調べてみるとお呪いによって人間関係が悪くしているようですが、流行っているお呪いは悪意系のものばかりで、意図的に流行らしているというのも考えられなくもないとのこと。翼は火憐と月火に協力していたようですが、優秀すぎる翼は犯人を突き止めてしまった。それが暦と火憐の会った時の電話だったと。その日は別行動だった翼ですが、火憐はそのときに犯人に直談判して何かされたとのことでした。その相手が泥舟だったようで・・・。

一度間を置いて風呂に入ることにする暦ですが、そこで思い出されるのが翼のひたぎへの電話の内容。それに怖がる暦ですが、そんなときに忍(忍野忍)が現れるのでした。本来はお喋りだったようですが、戯れに腕に残っている手錠を壊してくれる忍。そんな2人ですが、忍がシャンプーをしたいというので、トリートメントまで戯れにしてあげる暦。お互いにお互いを許していないとのことですが、それが2人の関係。そんな忍ですが、自分はポンデリングは好きだが、一番好きなのはゴールデンチョコレートが好きなんだと伝えるのでした。

「囲い火蜂」というオオスズメバチの怪異が火憐に憑りついたものの正体ですが、なぜ知っているかというとメメ(忍野メメ)にずっと怪異話に付き合わされていたから。その苦痛は暦も賛同するしかないのでした。この怪異の室町時代の原因不明の感染症で、体が火に包まれたような感じの症状だとか。泥舟に怪異の毒を移されたと考える暦ですが、偽物の詐欺師だからこそ本物以上の技を使っているかもしれないと言う忍。専門家としては半人前で、詐欺師としては一流だと言う暦に、忍は中途半端な腕で怪異を扱う泥舟に存在自体が怪異みたいだと素直に感想を述べる忍なのでした。

この後は、忍の悪戯を経ての月火の凶行。そして、暦がいつまで生きるのか気になる忍ですが、自分を殺して完全な人間に戻ればいいと提案します。しかし、今の2人の関係が結論であり、自分たちは死ぬまで生き続けるんだとはっきりと伝える暦なのでした。
掘り下げポイント
・暦の想い
今回のメインは火憐の異変でしたが、一方で暦の火憐と月火に対する気持ちも描かれていました。やはり、暦にとってひたぎや翼のような同級生の女の子と対する態度と火憐と月火に対する妹たちへの言動は多少以上に違うように感じられます。それはやはり大切な存在であるからだと思いますが、それを隠したいがためにわざと厳しい言葉を投げかけたりするのでしょうね。だから、前回の月火からのメールを見たときからの態度の一変があったりするのでしょう。
一方、火憐も月火も同様に暦に全幅の信頼があり、何か困ったことがあれば暦に頼ればいいと思っている節があります。結局、この兄妹の仲は本来的には良いのではありますが、それがなぜか歪んでいるのが不思議なんですよねー。この理由が徐々に今後語られていきそうなので、期待しているわけですが。
・泥舟の存在
ひたぎの危惧していたように、泥舟が今回絡んできましたが、お呪いの流行の犯人ということで、次回からは暦ともぶつかることになりそうな気がします。忍が存在自体が怪異であると揶揄するように、専門家でもないのに怪異を操る存在はかなりの狂った言動でしょう。下手すれば自分にも降りかかってくるわけですし。それが詐欺に使えるから純粋に使っているだけかもしれませんが、それでもどこかメメとは一線を画するものがあります。
どうやって「囲い火蜂」の毒を火憐に移したのかが気になりますが、詐欺師だから心理の裏を突くのは得意な感じで、そこがカギになってきそうです。しかし、本当に怪異を意図的に操れているのかは分からないんですよねー。雰囲気はできるような気もしますが、それとももう実は自分が怪異にの乗っ取られているのかもしれませんね。
・翼の脅威
今回やっと顔を見せた翼ですが、バッサリと髪を切りコンタクトにした翼の姿は以前とは違う雰囲気になりましたね。忍の「元委員長」もあながち的を得ていないわけでもない気がします。そんな翼ですが、さらに優秀さが以前よりも発揮されている印象で、しかも黒さを隠さなくなったのが一番の変化でしょう。今の翼に勝てるヒロインはいませんね、これじゃ・・・。ひたぎももう優位性が全くないような感じで、駿河の言葉が何となく理解できました。そして、ラスボスは撫子なんでしょうね。(笑)
お呪い流布の犯人を見つけ出す翼の優秀さは彼女のオリジナルで持っているもので、自分の「強さ」でありますね。これを認識せずにいると、また違う問題が降りかかることになるために、暦は注意していた姿が印象でした。一方で、暦,火憐,月火は強さばかりが気になってしまい、弱いところに向き合わないのが問題とも思っているようですね。翼の強さは今後かなりの存在感になるのは間違いなく、それが吉と出るか凶と出るかは誰もわからない感じがします。
コメント
コメントの投稿