2011年09月30日 17:00
「清水さん、今の君はどの妖怪より妖怪じみているよ。」by久保利光
「美波が居なくて寂しいのは、僕たちの方なんだけど・・・」by吉井明久
「じゃあウチがいつも隣にいてるあげるっていったら?」by島田美波
「私、参加します!美波ちゃんを見て思ったんです、私も頑張らなきゃって。私、明久くんと一緒にお化け屋敷に入ります!!」by姫路瑞希
「翔子の一緒にお化け屋敷にいると、なぜか釘バットで襲われた恐怖が蘇るんだ!」by坂本雄二
「明久くんたちは屑でもカスでもありません!!!」by姫路瑞希
「ここからは本気だ、糞野郎!!」by吉井明久&坂本雄二
「・・・別に。私は怖くても一生懸命頑張る人が好きなだけ。・・・すごく好き!」by霧島翔子
「いつになったら、私のこと、『瑞希』って呼んでくれるんですかぁ?」by姫路瑞希
「実は・・・、前に家で、その・・・、名前を呼ぶ練習を・・・。あっ!?なしなし、やっぱり今のなし!!」by吉井明久
「私の初恋ってまだ続いているんです!」by姫路瑞希
「全く、本当にバカな奴らだよ!」by藤堂カオル
こんにちは、いつもよりも更新時間が大幅に遅れてしまいすいません。これから更新ラッシュをさせていただきますので、よろしくお願いします。まずは「バカテス2」からですが、内容はほぼ原作通りでしたが、とにかくアレンジした部分も綺麗にマッチしていていい終わり方。たぶん、3期はある感じなのですが、問題は進み方がね・・・。
それでは、続きから書いていきます。ではいきましょう。(作品の内容や画像はアニメ「バカとテストと召喚獣にっ!」に著作権は帰属します。)
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バカとテストと召喚獣 9.5 ファミ通文庫 井上 堅二著 税込価格: \609 (本体 : \580)発行年月 : 2011.7
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秘密兵器として、雄二に送りだされるのは、明久&美波。お化けに怯える美波は明久に素直な感じになりますが、明久を排除しようとするのは予想通りの美春。美春のただならぬ雰囲気にパートナーの久保君も困惑の様子・・・。そのまま追い掛けれられる明久&美波ですが、美波のぬりかべで難を逃れるのでした。そこで明久が美波がいなくなると寂しいと言い、どぎまぎする美波は明久に気持ちを伝えようとしますが、大量のお化けについに気絶してしまうのでした。

美波を保健室に送って、帰ってきた明久が見たのは久保君&美春のコンビの活躍。雄二の本当の秘密兵器はこれのようで、最後の常夏コンビまで辿りつきますが、物理の点数がどちらも400点越えで、撃破されてしまうのでした。そこで引き返した明久と瑞希がペアになってお化け屋敷に入りますが、そこで明久が言った「瑞希はお姫様」発言に、自分はお姫さまなんかじゃないと反論する瑞希。自分のことを見ているようで、本当のことは距離があって、見ていないと言い放つのでした。

照明が消されて、ペアはいつの間にか明久&雄二,瑞希&翔子になってしまいます。これは常夏コンビの策略のようですが、逆に結果往来だと言う雄二。そんなときに瑞希&翔子のペアを見つけますが、下手に近付くと瑞希が悲鳴をあげてしまうので、後ろから見守ることに。瑞希なりに自分たちと距離が近い助け合える仲間になる努力をしているのだと言う雄二。そしてどうにかこうにか常夏コンビに対面する瑞希&翔子。そこで明久と雄二が屑だと言う常夏コンビに激昂する瑞希。そのせいで失格になってしまう瑞希&翔子ですが、瑞希の声に完全にスイッチの入る明久と雄二なのでした。

「勝った側の言うことを何でも聞く」というのが罰ゲームのようです。明久と雄二は召喚した瞬間に逃げ出し、追い掛けることになる常夏コンビ。しかし、体力面では明らかに分がある明久と雄二は、常夏コンビを翻弄します。そして物理のフィールドを越えた常夏コンビは、数学の長谷川先生の召喚フィールドで戦うことになるのでした。常夏コンビは数学が迷い神たちの攻撃によって、明久と雄二と点数差は無し。そしてついに常夏コンビを撃破する明久と雄二なのでした。

明久が言った罰ゲームは、常夏コンビが瑞希に謝ること。翔子に瑞希は屋上にいると聞き、急いで走りだす明久。翔子は一生懸命頑張る人が好きだと隠れていた雄二に言い、腕に寄りかかるのでした。そして、明久は瑞希と対面しますが、瑞希はお姫さまなんかじゃないと言い直す明久。そのおかげで自分と雄二は本気になれたのだと感謝するのでした。そしてみんなのところに行こうとする明久ですが、ここで瑞希はどうして自分を「瑞希」と言わないのかと尋ねます。明久は前に家でその練習をしていたが、恥ずかしくて上手く言えなかったようで・・・。その言葉に納得した瑞希は、自分の初恋はまだ続いているのだと教え、ほっぺにキスをするのでした。
その後は、いつもの日常で、明久は瑞希と美波に、雄二は翔子に追い掛けられ、それにやれやれという感じの秀吉とムッツリーニという構図。そして、他の学生や西村先生まで混ざってカオスな追いかけっこになりますが、それを見ていた学園長は微笑みながらバカだと感想を漏らすのでした。
個人的感想
今回は第12話の引きであり、2期のラスト。内容的には原作に近い形ですが、雄二の取った策略が少し違っていましたねー。まあ、瑞希が最後に美波の位置に追いつくところまでがこの巻の見所でしたから、もんだいありませんが。明久と雄二は問題児であっても、素晴らしい面を持っているという感じでしたね。今回、常夏コンビと対面したわけですが純粋な勉強ができるという面では劣っている明久と雄二も、頭を上手く使ったり、身体能力を生かしたりすれば、互角以上に戦える。一見卑怯に思えるかもしれませんが、それはルール違反ではないですし、常夏コンビはその可能性を考えておくべきだったと感じます。
瑞希の初恋はまだ続いているようですが、明久の初恋も実はまだ続いている、そんな感じの引きでした。明久がどうして瑞希のことを気にしているかを今までの描写を見れば一目瞭然なのですが、やっぱりこう見ると明久にとっては恋人になる可能性としては瑞希の方が分があるのかな・・・。ただ、やはりそれでも高嶺の花とは思っている節があるので、上手くフィンはーレを迎えられるかはいまだ不明瞭と言えば不明瞭なのですが・・・。
最後のシーンの追いかけっこは公式ホームページの絵に似ていましたが、あれは意図的にしている雰囲気がありますが、なかなかの演出。それに西村先生を交えると何ともカオスではありますが。(笑)
総評
今回でバカテス2期は終了ですが、全体的には使っていなかった過去編や短編・中編をうまく組み合わせた印象。最初が海の話で、次が美波回。そして、翔子回や秀吉&優子回、美春回などを経て、最後は瑞希の告白(たぶん、明久は感じでいませんが・・・)。
メインの流れとしましては、明久の恋模様。美波に間違って告白メール紛いを送ってしまった明久のへ恋心を抑えられなくなってしまった美波がついに明久にアプローチをかけ、それを傍で嫉妬していた瑞希。美波にあのメールが誤解だと伝える明久ですが、それに傷付く美波。その一方で、不謹慎ではありますが、ホッとしている瑞希。その後は、明久が美波への気持ちが本物であることは分かり、一見落着。・・・ではなく、今度はバランスをとるために瑞希の方も進展させないといけないことになります。それで最後の第12話&第13話に繋がります。そこでやっと明久と瑞希の方も間柄が進みますが、これでまたある意味均衡論としてはそのままで・・・。
明久にとって、美波は友達のように自分が正直になれる大切な女の子で、瑞希はお姫様のような自分には手の届かない憧れの存在。親しみは当然美波の方が大きいのですが、それは美春や美波から言わせれば、「雑な関係」。それが相互にどういう意味かの齟齬があったからこそ、今期の前半に使ってきたのでしょう。一方で、丁重さは瑞希の方が上ですが、こちらはあくまでも距離がある間柄で、そのことに瑞希自身気付いています。美波との関係みたいなことを望む瑞希にとっては、美波が大切にされていないと言ってしたシーンでは、明久の意図に気付いて、羨ましさを感じていたかもしれませんね。
好きな女の子は、お姫様のように丁寧に扱うor友達みたいなフランクに接する。美波にとっては前者が憧れで、瑞希にとっては後者がそれなんでしょう。ないものねだり感も否めませんが、そんな感じでしたねー。
今回はメイン以外にもスポットをあてられましたが、やはり雄二×翔子の関係については長く描かれていました。明久と雄二を描くためには、今後は瑞希と翔子も上手く用いていかなければ話のアクセントにならないということもあるかもしれませんが、どちらも恋する女の子で中身が意外に近いタイプ。そんな2人が仲良くなっていくというのが原作の構図なのですがねー。
最後に、
キャスト・スタッフ、制作に携わった皆さま、本当に面白い作品をありがとうございました。1期とは違った雰囲気で違った趣9を感じられたのは良かったです。是非、3期もやって欲しいですね!
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