2011年09月23日 15:36
「バレないわけないだろ。この町全体が、この計画のために作らてるんだぞ、建物も人も何もかも。この中で監視から逃れることなんて、不可能だ!」by鞘総逸樹
「僕をどうするっていうのかな?」by七原文人
こんにちは、今回はブラッドシーも個人的感想を書かせていただきます。タイトルが百人一首だったのは香奈子の趣味でしたか・・・。まあ、それ以上に今回は今までの回を越える楽しさでしたね!やっとブラッドらしくなってきましたが、もう尺が足りないような・・・。劇場版でもやるのか、それとも小夜が記憶が戻るまでやるのか・・・。しかし、この小夜はいつの小夜なんでしょうかね?プラスよりは昔のような気がしますが・・・。
それでは、続きから書いていきます。ではいきましょう。(作品の内容や画像はアニメ「BLOOD-C」に著作権は帰属します。)
次回、第12話「わすれじの」。今回から話は動きましたが、果たして次回で最終回を迎えられるのかどうか・・・。

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同じことを止めされるために、香奈子とののとねねは暗躍していたようですが、夏から「茶番」に付き合っているとのこと。作られた記憶と世界だと説明する香奈子ですが、どうやら『小夜』を目覚めさせることが目的のようです。香奈子,のの,ねね,逸樹,慎一郎,優花はメインキャストとして役を演じていた模様ですが、エキストラと呼ばれる他の人たちは実際に死んでいるとのこと。そんなときに「古きもの」の血を小夜に飲ませる香奈子と逸樹なのでした。

『小夜』は「人の形をした人でない者」であり、日本政府や米軍の隠している存在。それを調べるために「あの人」は『眠らせられた』ようで・・・。今までも覚醒時の「赤い目」になったときは、「古きもの」を殺した後に血を吸っていたようで、それを綺麗だったと述べるののとねね。そして、香奈子は自分が百人一首を研究していたことを話し出しますが、そのときに小夜を見つけたようです。香奈子の欲しいものは、朱食免と呼ばれる人を食べてもいい許可証ですが、「あの人」の邪魔でじれったくなったので、今回の行動に出たようです。さらに、香奈子は「古きもの」の血を飲ませますが・・・。思い出したのは、小夜が捕まって、「あの人」との会話。そこで何やら準備がされたようですが・・・。

そんなときに書庫から「古きもの」が現れますが、それから逃げる香奈子たち。そんなときに前を遮るのは逸樹と優花。役を演じているとき以外にも監視をされていると語る2人ですが、本当のことを言わないのがキャストの役割だと言います。この町自体がこの計画のために作られているから、監視から逃れるのは不可能。香奈子もそれは分かっていたようですが、時間がないのだと叫びます。

そんなときに現れるのが、「あの人」と呼ばれている文人。そして、固まる香奈子,のの,ねね,慎一郎ですが、微笑みながら自分をどうしたいのかと尋ねるのでした。
個人的解説
今回のタイトルの百人一首は、
誰をかも知る人にせむ 高砂の 松も昔の友ならなくに
で、意味は
「私の親しかった人たちは、もう、みんな逝ってしまった。
私が誰か、どんな人か、知ってくれている人はもう誰も、
どこにも、いない
・・・長寿ゆえの孤独・・・
あぁ、そうだ、高砂神社の松の老木なら、
私の気持ちをわかってくれるかもしれない・・・
が、やっぱり駄目だ。
往時を共に過ごしてきた旧友でもないのだから、
昔話のしようもないもの。」
(参照:http://fusau.com/hyakuichi/hyakuichi034.html)
未だに誰の気持ちを代弁しているタイトルなのかは微妙ですが、小夜はみんなとは違った存在であることを暗喩しているのではないかと思います。メインキャストと呼ばれているメンバーもあくまでも人間の行きは超えていませんし、小夜の気持ちを知っている人はいないでしょう。結局、小夜を取り巻いていたのは作られた実験場の中のサンプルだったというところでしょう。
ここまでの個人的感想
結局小夜の近くにいたメインキャストは誰も死んでいなかったようですが、一方で、他のエキストラはバンバン死んでいるようでしたねー・・・。しかし、だから小夜がああいった戦いを繰り広げていても、騒がなかったんですねー。しかも綺麗に掃除されていたのも計画されていたことだったんですか・・・。だから序盤で殺された人たちが話と違うと言ったりしていたんですねー。あとは盟約のことが語られれば、伏線の大方は片付きそうですが、「古きもの」の意味も含めてちゃんと説明して終わるのか、それとも小夜が暴走して、皆殺しにして終わるのか非常に目が離せなくなりました。
今回出てこなかった唯芳ですが、たぶんあれが書庫の「古きもの」。あれほど恐れられている文人と距離が近いことから、小夜を捕らえた存在なのかなと予想します。どこまでで終わらせるのか微妙な感じになってきましたが、もういっそ、全滅エンドにしてしまっても問題はなさそうですが・・・。
しかし、今回のことで香奈子,のの,ねね,慎一郎はどうなるのかな・・・。文人は恐るるに足る存在のようですが、あっさりと謀反人を殺してしまいそうですねー。それか小夜の餌か・・・。ともかくマトモな死に方をしない気がします。そして、小夜は衰弱してしまいましたが、記憶を取り戻すことができるのか。そして、四月一日に対価を渡したのは誰なのか。ここへんが気になって仕方ない感じになってしまいました!
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