2011年09月03日 16:41
「もちろんよ、よかったに決まってるじゃない!だって、私がどうしても欲しかったものがようやく手に入ったんだもの!!」byカミラ・ザウアー・ケインズ
「裏切り者、報いは受けてもらいますわ。それが誓約を違えたたものの宿命なのですから。」byリアンナ・スコールズ
「女の執念を甘く見ちゃだめよ!」byカミラ・ザウアー・ケインズ
「こんな男、一度死ねばいいのです!」byダリアン
「さよなら、アルマン―私の愛した人」byリアンナ・スコールズ
「どうだい、一度死んで生き返った気分は?」byヒュー・アンソニー・ディスワード
「頼まれても手を出しませんよ・・・、本も女も恐ろしいものだって、よく分かりましたからねー・・・」byアルマン・ジェレマイア
「アホとバカ、案外良い組み合わせなのかもしれないのです・・・」byダリアン
こんにちは、少しゴタゴタしていて更新が遅れてしまいましたが、「ダンタリアンの書架」の簡易草子です。今回はメインの小野D×みゆきちに、サブメインの櫻井さん×能登さん。そしてゲストが松本大さんと桑島さんで、店主川久保潔さんでしたが、内容的には2つ繋げてくるとは思いませんでしたねー。しかし、ホントにキャストの平均年齢の高いアニメですねー。(笑)
それでは、続きから書いていきます。ではいきましょう。(作品の内容や画像はアニメ「ダンタリアンの書架」に著作権は帰属します。)
次回、第11話「黄昏の書」。アイラ役に注目ですが、それ以上にこれで1話の尺を稼げるのかどうか・・・。たぶん、原作知らない人は別のアニメだと思うかも・・・。


ダンタリアンの書架 8 角川文庫三雲 岳斗著 税込価格: \560 (本体 : \533) 2011.7

ダンタリアンの書架 第1巻 [Blu-ray+CD] 価格 7980円(税込) 発売日 2011/09/30
![]() ダンタリアンの書架 |

にほんブログ村
第9話 「等価の書」

使用人の姿でヒューイの屋敷を訪れたのはカミラ。カミラの格好にいちゃもんを付けるダリアンですが、お土産を渡されるとやはり態度が・・・。もう1つのお土産があると言うカミラですが、ダリアンが以前行われたオークションのカタログを見ている姿が気になった模様。ダリアンはそこに載っているクマのぬいぐるみが欲しいようですが・・・。ふとカミラはヒューイの身につけているものを何か欲しいと願い出ますが、そこで渡されたのがペーパークリップ。それを持ってまた来ると言い残し、出かけて行くカミラなのでした。

古本屋の店主のもとを訪れるヒューイとダリアンですが、店主は幻書を売ってしまったようで、それを今持っているのがカミラで本の名前は「等価の書」。物々交換によって、望むものは何でも手に入れることができる幻書ですが、さらに命との等価交換の可能性もあるために、急いでカミラを探しますが、フットマン(ペーパークリップ→懐中時計)→ミス・ウィルソン(懐中時計→万年筆)・・・→(万年筆→水晶→カメラ→壺→ネックレス→猫→オレンジ・・・)→ミスタ・フィエロン(?→クマのぬいぐるみ)となっていくのでした。フィエロンの屋敷で追いついたヒューイとダリアンですが、そこで見たのがダリアンの欲しがっていたクマのぬいぐるみを持ったカミラ。たばこ一箱になってしまい飽きてしまったカミラはフィエロンに「等価の書」と交換で、クマのぬいぐるみを貰って来たのだと言います。アホアホ言われてしまうカミラですが、ヒューイは本当に良かったのかと尋ねます。それに対して、ダリアンの笑顔が見たかったから良かったと答えるカミラなのでした。
そんなときに、何やら来訪者が来ますが、それはアルマン。しかし、右手を抑え出し、突然木の幹のようなものが暴走し出すのでした。
第10話 「連理の書」

ダリアンとカミラを離れさせ、アルマンから事情を聞くヒューイですが、リアンナという恋人が出来たからと言うアルマン。「連理の書」によって出会ったのだと言うアルマンですが、もう一冊を持っていたのがリアンナで、お互いに仲を深めていったようです。婚姻の制約をしたようですが、その後も夢のような日々を送っていたと語るアルマン。しかし、アルマンの不用意な「浮気」の言動によって、リアンナが激怒。それによって、幻書のヘカテーの魔術が呼び起こされてしまったようです。

そんなときに、ヒューイの屋敷にリアンナが来ますが、ヒューイはあっさりとリアンナをアルマンのもとへ通します。ダリアンの許可もあって、誓約によって焼き殺されてしまうアルマン。一方、リアンナは「連理の書」をヒューイに預けてしまい、去っていってしまうのでした。

どちらかが死ぬまでが誓約ということで、アルマンを幻書「エレウシスの祭儀書」によって生き返らせるヒューイ。もう幻書と女には手を出さないと言うアルマンですが、早速カミラを口説き始め・・・。それを見ていたヒューイは懲りてないと疲れた声で呟き、それにダリアンがバカは死んでも治らないのはこのことだと。その後、口論しているカミラとアルマンを見て、良いカップルかもしれないと漏らすダリアンなのでした。
個人的解説
第9話「等価の書」がライトノベル「ダンタリアンの書架」第2巻第3話(エピソード06)、第10話「連理の書」が同じく第4巻第3話(エピソード15)が原作となっております。巻数が違うことから分かるようにそれぞれ別個の話を無理やり作者がくっ付けた話でしたが、カミラとアルマンを絡ませるのはなかなか面白かったと思います。原作だとあまりニアミスしないので、新鮮だったと言えば新鮮だったかもしれませんね!
「等価の書」のポイントは何でも等価交換ということ。つまり、命と同じくらい大切なものであれば、それに見合ったもの、つまり命を差し出さなければいけないのだということでした。カミラは序盤こそ貿易商の娘としての鑑定眼で、良い物に換えて行きましたが、結局たばこ1箱になってしまったように、上手くいかないのが世の常。最後の「等価の書」とクマのぬいぐるみの交換はさすがに奇抜でしたが、カミラらしかったとは言えるものだったと思います。
「連理の書」は2冊で1つの幻書ということでしたが、この幻書自体が浮気発見器機能を持っており、心から相手を愛す相手同士ならば上手くいったかもしれません。まあ、そのような幻書で結ばれた2人なんて、結局どこかで破滅するとダリアンは言いそうですが、そのような気がしますねー。アルマンはヒューイを少尉殿と呼んで頼っていますが、これはこの物語の第一次世界大戦での戦闘機乗りの時代の名残なので、もしかしたら語られない可能性を考慮して書いておきます。
アホとバカの物語でしたが、次回も変わったストーリーをチョイスしているようなので、期待して待っています!
個人的感想
リアンナ役が今回は桑島さんでしたが、殺されずに焼き殺す役は珍しいような・・・。このままだと残り話数でゲスト出演しそうなキャストは絞られてきましたねー。これで今後のゲスト出演の可能性のある声優は、ちわわ,あけのん,ミズハス,くぎゅあたりだと予想します。基本的には、中堅以上が多いので、年齢層的にはここかなと。
今回は非常に面白い話でしたが、ホントにヒューイとダリアンの周りは変なキャラが多すぎるような・・・。カミラはまだ良いとして、アルマンはあのまま黄泉の国から返させなくても良かったような・・・。リアンナが可哀想すぎるので・・・。これ以上ホントに被害者を出さないように、ヒューイには何かして欲しいところ。まあ、ヒューイはヒューイで他の女の子からの好意を全然感じられていないわけですが。(笑)
そして、今回やっと店主の声が聴けて良かったです。やっぱりあんな感じの老人なんですねー。次回は「黄昏の書」ですが、たぶん雰囲気は今までとは少し違うなと思う人が多いんじゃないでしょうか?
コメント
コメントの投稿