2011年08月20日 13:00
「"壊れた読姫" フランベルシュ!我は問う、汝は人なりや?」byハル・カムホート
「否、我は天――堕ちた天なり」byフランベルジュ
「分かっていたの、あたしたちは長い夢を見てるんだって、きっと町の人たちもお姉ちゃんも。あたしたちは大丈夫だよ。死んだ人たちの分まで頑張れる、だって、お姉ちゃんが大好きだったこの町の姿をあたしは絶対忘れないから!」byパトリシア・ナッシュ
こんにちは、今回はヒューイとダリアンはお休み回でしたが、代わりにハルとフランベルジュだけでなく、教授とラジエルも出てきました。まあ、鍵守の中では明らかにマトモなのがヒューイしかいないような・・・。読姫がみんなおかしいので、気にはなりませんが。(笑)しかし、もうこれで半分尺を使ってしまいましたが、「調香師」の話の後は、どこに飛ぶんだか・・・。そろそろヒューイと教授の接触を見たいのですが・・・。
それでは、続きから書いていきます。ではいきましょう。(作品の内容や画像はアニメ「ダンタリアンの書架」に著作権は帰属します。)
次回、第8話「調香師」。次回は少し切ない物語になりそうな予感。ヒューイ×ダリアンにはストーリーは戻りますが・・・。


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今回はハル・カムホート(以下、ハル)とフランベルジュ(以下、フラン)の物語。大型バイクである町を走っているハルとフランですが、メイベル・ナッシュ(以下、メイベル)という女警官に呼び止められます。怪しげな2人だと言うことで通報があったようですが、人探しで来たのだと説明するハル。少女を連れた若い男だと話しますが、どうやらガソリンが不足してきたようで、行商人が来るまでこの街にとどまることにするハルとフラン。それを見ていて、自分の家に招待するメイベルですが、ハルはどうも違和感を感じていて・・・。変わった町だと言うハルとフランですが、兵器工場があったからと答えるメイベル。それを聞いて、ハルはこの街で80人の消息不明者が出ている情報で来たのだと話すのでした。1人の死人の失踪者も出ていないと反論するメイベル。そして、メイベルの家に案内されますが、そこでパティリシアというメイベルの妹に嫌がられるハル。その態度に興味深いと感想を述べるハルなのでした。

夜、調査に出かけるハルですが、入れ違いでフランのもとにはパトリシアが。一方、ハルは廃墟の町を見つけます。そんなときに娼婦が現れますが、何者か答えよと言うハル。そして襲いかかる娼婦ですが、それは人形で・・・。破壊して帰ったハルですが、フランのもとにはパトリシアの姿。怪我をしていると心配するパティですが、どうやら前にも余所者が来たようですが、は帰ってこなかったのだと話すのでした。それを聞いて、ハルは巨大な杖を持ち、フランを連れて外へ出かけます。

昔の兵器工場では人形を作っているようです。メイベルの言葉はある意味正解だと言うハルですが、死んだ人間は人形と置き換えて元の生活をするようです。それをハルの目の前に現れたメイベルに理由を尋ねますが、町を守るためだと。空爆で多くの住民が死んでしまい、そこに現れたのが教授とラジエルで、幻書を彼女に渡したのだと。人形の誤作動について知らなかったメイベルですが、今の町を守ることが大切なのだと語り、ハルとフランに人形たちが襲いかかります。キリがないということで、フランの鍵を開き、そこで得た幻書を「スルトの災いの杖」に装填して、すべてを焼き尽くしてしまうのでした。

幻書と幻書にかかわったすべてのものを滅ぼしたハルですが、どうやらメイベルは幻書に関する記憶と感情だけを焼き払われたようです。それを見ていた感謝を述べるパティリシアですが、自分はメイベルが好きだった町を絶対に忘れないから、頑張れると言います。それに帰り道で顔が不意ににやけてしまうハルとそれを嬉しそうに感じているフランなのでした。
個人的解説
この物語は、ライトノベル「ダンタリアンの書架」第1巻第5話(エクストラエピソード1)の内容です。ハルの探しているのはヒューイとダリアンですが、将来的には相見えます。ダリアンとハルは知り合いのようですが、非常に仲が変な感じで・・・。今回は補足個所もほとんどないので、基本的にはハルとフランベルジュについて少し解説していきます。
ハルとダリアンは知り合いのようですが、仲が悪いのは幻書を大量に所蔵しているのがダリアンだから。それ以外にも性格的に反りが合わないのですが・・・。ハルが幻書をを燃やすことを決めたのは、第6巻第4話「楽園」で描かれていますが、大学の研究室が一緒だった愛する女性が幻書によって人生を狂わされたから。彼女の友達が幽霊と言われていたフランチェスカですが、たぶんそれがフランベルジュなのでしょうねー。
そんなこんなで、ハルは復讐に勤しんでいるようですが、未だに教授とラジエルへの対応は微妙なのですよねー。原作でもちゃんとした接触はなかったと思われますし・・・。
個人的感想
ハル役加藤将之さん,フラン役小清水亜美さん,教授役四宮豪さん,ラジエル役矢作紗友里さんという布陣ですか・・・。男性陣は脇を固めるには良い配役ですが、目立つ役はあまりやっていなかったような・・・。あと、あみっけのフランは予想の範疇でしたが、「ばっかみたい」がおはぎとは、予想外だったかも・・・。そして、今回のゲスト出演はメイベル役遠藤綾さん,パトリシア役日高里菜さん。こちらはどちらも実力があるように素晴らしい出来。綾さんはホントにああいったキャラだとハマりますねー。日高さんはやっぱり幼女~少女が今の段階だと一番向いている気がします。
全体的にあみっけと綾さんの絶叫がメインで、他は淡々と人形だたこともあってか淡々としたもの。ハル自身も感情豊かじゃないキャラなので、そんな感じになってしまいました。このためにフランとパトリシアが目立っていたな・・・。教授は変な存在感がありましたが。(笑)
しかし、ダリアンの声が聴きたいので、次回はよろしくお願いします。フィオナ役とノス役はかなり難しいような気がしますが、誰がやるんだろう?気になりますが、次回を楽しみに待ちましょう!
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