です。前回がスピードスターで、今回は前クイーンと組み合わせが悪いのか強い相手に当たる運が強いのか、1戦1戦で苦しむ千早ですが、今回は相手が悪かったような・・・。しかし、原田先生と北野先生が仲が悪い理由が今回で分かってきたのは私だけでしょうか?
」の原作を読んでいるので、少し不親切に書いてしまっているところもあるかもしれませんが、ご容赦くださいね。それでは、続きから書いていきます。ではいきましょう。(作品の内容や画像は
概略
千早の第2回戦の相手は「前クイーン」山本由美ですが、「現クイーン」若宮詩暢に敗れたことでやる気を失っているのが現状のようです。一方、千早は山本がクイーンになったときの努力を未だに覚えているようで、3戦目までの粘りが彼女をクイーンにしたのだと思い出すのでした。外で応援していた太一たちですが、優征曰く、山本のかるたは粘りと丁寧さだが、それ以上に何かを持っているようで・・・。

試合が始まり、クイーンの強さを認めながらも徐々に千早のペースになっていく対局。自分にはかるたしかないのに、10年の努力をわずか1年で詩暢にクイーンを陥落をさせられてしまった。その圧倒さを思い出すと、期待に応えられないことに疲れ、かるたに力強さがなくなっていく山本。それを感じた千早はここでゴーサインを出すのでしたが、諦めてしまった人には1枚も札を取られたくないという気持ちが込められているのでした。

千早の本気に驚く山本ですが、この気持ちを受けて徐々に心境に変化が・・・。そんなとき外では奏が読手の歌の響きに惹かれているようですが、どうやら夢として名人・クイーン戦の専任読手を目指すことに決めたようです。千早のミスで、ターニングポイントを迎える対局ですが、ここで北野先生が窓を勝手に開けて、自分のかるたをしろと山本にエールを送ります。そこでついに本領を取り戻す山本ですが、その技が揉めること。クイーンには相応しくないと封印してきたようですが、今回それを満を持して発揮する山本に、やり辛さからジリ貧になっていく千早。太一はその対局で、心の強さの大切さに気づきますが・・・。

結果は山本の逆転勝ちですが、そのショックで打ちひしがれてしまう千早で・・・。それを垣間見た原田先生ですが、礼を尽くさないでいた千早に何か思うところがあったようです。
個人的感想 クイーンの強さはみんなより少し速くて、そして少し丁寧なだけですが、それ以上に自分のペースに持っていく場の支配する力がものを言っていた感じです。能力的には千早も同等のものを持っていると思いますが、精神力の強さや流れの読みなどの差が出た分、最後は逆転されてしまいましたね。まあ、途中で本気にならないで、あっさりとしたかるたを続けていれば、山本が本領発揮することもなかったような気がしますがね・・・。
千早はまだ成長途上ですが、徐々に武器を増やしていっている感じですね。今回は失敗してしまいましたが、失敗を重ねる中で強さを学んでいくのが約束されている気がします。力を得るにはたくさんの苦難を乗り越えなければならない。そのために千早にとってかるた部があるのかもしれませんね。
今回で奏は専任読手に夢を得ていましたが、一方で太一は精神力の強さというものに着目していました。太一は勝ち切る強さはないタイプで、器用な分決め手を欠くというパターンが多く感じます。それを解消するために、山本のようなかるたのスタイルもいいと感じたかもしれませんね。それ以上に心構えや精神の感じを盗もうとしているのかもしれませんがね。
最新コメント