」の簡易草子の日ですが、内容は夜見山を出ても災厄が止まりません。まあ、面白かったですが、最後にやっぱり被害者がまた・・・。しかし、原因が夜見山を出ても災厄の圏内になるということは、可能性は複数考えられますが、まあ怪しさを増したのは怜子だったような・・・。しかし、松永は記憶改竄がされているようですが、夜見山以外の土地の人間にもそれが適用されるようですねー。
概略
恒一は15年前の災厄を止めたという松永の話を怜子に話しますが、松永のことを同じ部活だから覚えているものの、怜子は何も聞いていないと思うと言います。夏休みに何かあったのは確実のようですが、詳しい話は松永に聞きに行くことにするのでした。恒一と怜子と泉美と勅使河原に中尾と杉浦が参加しての行程になりますが、松永はリゾートホテルに住み込みで働いているようで、そこに向かっていきます。夜見山市を抜けますが、ここで怜子が本領発揮し、車を飛ばし出します。恒一は泉美と話をしますが、泉美は対策係に立候補したようです。そして、自分でこの災厄を止めてみせると語るのでした。

リゾートホテルに来た一行ですが、松永は急な出迎えでいなかった模様。連絡をもらうまでどうするかということになりますが、その空いた時間で海で遊ぶことに。海ではしゃぐ一同ですが、そんな中、恒一は鳴を見つけ・・・。鳴を混ぜて、それぞれはしゃぎまくる風景ですが、恒一は鳴に「死者」を「いない者」にしたら厄災は止まるのではないかと提案します。しかし、鳴は帳尻合わせにはもう遅いと言うのでした。

アウトドアに食材調達ゲームを提案する勅使河原ですが、チーム分けは泉美と勅使河原と杉浦の対策係チームと恒一と鳴と望月の「いない者」チーム。結果はどちらも決定打なく、引き分け。そして、のんびりしていると松永が現れますが、怜子とはとても仲が良い様子。14年ぶりの再会だと言う怜子ですが、松永は最近会った記憶があると言い出します。恒一たちを「今年の3年3組」だと伝える怜子ですが、15年前の夏休みのことを松永に尋ねます。合宿中の事故について、泉美は松永に問いますが、夜見山神社に行ったことくらいしか覚えていないと。

恒一は改竄のために何を残したのか聞きますが、教室に何かを残したと記憶を手繰る松永。しかし、そんなときに突風によってビーチボールが沖合に飛ばされてしまいます。それを取りに行った中尾ですが、溺死した上に猛スピードのクルーザーのスクリューに巻き込まれ・・・。
個人的感想 今回のメインは夜見山市でなくても、連続殺人は続くということ。千曳は夜見山市を抜ければ災厄に巻き込まれることはないと言っていましたが、それが悉く否定される結果になりましたね。その理由を探ることが「死者」に近づくピースになるのでしょうが、可能性は大方2つになると思います。
1つ目の可能性は怜子が「死者」であるという仮定でしょう。彼女が「死者」であれば、怜子と松永の会話に齟齬があったり、夜見山市の圏内説が説明できますし、それが一番自然だと思います。問題は怜子は「呪われた3年3組」のクラスメイトではないということ。そうすると、三神と怜子が同一人物ということになりますが、そういうことになるのであれば、どうして怜子が隠しているのかが謎で・・・。また、三神と怜子が同一人物という証拠もあるわけではなく、あくまでも憶測になってしまうわけで・・・。
2つ目の可能性は、もともと夜見山市の圏内説というもの自体が、なかったということかもしれないというもの。呪いというのは夜見山から脱出したからといって、影響を受けないわけではないというものです。理由としては、夜見山を出ても記憶の改竄があるというもので、今回のメンバーに「死者」がいないと仮定するとそれが妥当かなと。まあ、そうすると、なぜ松永が突然何かを残したことを思い出したのかわからないくなるわけで・・・。
まだまだ、謎は残りますが、今回で対策係の中尾が離脱。徐々に対策係も減ってきそうな予感が否めず、最終的にはなんか泉美と勅使河原だけ残るんじゃ・・・。
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