こんにちは、今回は死亡者ゼロの回でしたが、やっぱり話は止まりませんでしたねー・・・。最後は担任が発狂してしまいませしたが、多分あのまま自殺するんでしょうね・・・。いやぁ、「死者」は自殺することはないので、徐々に誰か分かり始める可能性があるんじゃ・・・。しかし、怜子も怪しくなってきましたが、三神も怪しいですし、ただクラスメイトに死者がいるんですよね・・・?そして、やっとダチャーンが出てきましたが、あえての棒の演技ですか・・・。
概略
5月1日―鳴が「いないもの」になった日。3年3組に関する相談はクラスだけでのものとなり、家族に対しても話してはいけないということです。対策係として泉美は恒一に会いに行きましたが、彼は「死者」ではないのだと
感想を勅使河原や風見に述べるのでした。今年は恒一が転校してきたから「ある年」になったようで・・・。再び、恒一と鳴の会話に戻りますが、恒一にそのことをクラスメイトが教えなかったのは、いきなり鳴に話しかけてしまったから。そして、鳴の机だけが古いのは何かのお呪いで、「死者は、誰―?」というのは鳴の落書きということでした。自分が「死者」ではないのを知っていると言う鳴ですが、それを話す前に鳴の母である霧果が来て、絶ち切れになるのでした。

恒一と一緒に外に出る鳴ですが、どうやら鳴と霧果の関係は他人行儀な感じだとのこと。自分は霧果に人形なんだと言う鳴ですが、学校を休むことなどに関しては彼女の放任主義のおかげでどうにかなっているということでした。自分が「いない者」なったのは仕方ないと言う鳴。そのまま児童公園で「いない者」を2人にしたことを話す恒一と鳴ですが、お呪いが強くなり合理的だと語る鳴。次は自分かもしれないという死への恐怖がそのお呪いに縋る意味であり、鳴は人が死ぬのは悲しいことだから、厄災が止まるのであれば良いのだはないかと呟くのでした。

恒一を送ってくれた鳴ですが、そこで自分の左目のことを話します。4歳の時に腫瘍ができて、左目を失ってしまったのだと。そこで霧果が特別な義眼を作ってくれたようですが、その手術のことについての話を語り始める鳴。臨死体験をしたときどこまでも1人きりだったと淡々と言葉を繋ぎますが、それは生きていても同じだと綴じます。明日から同類だと確認する鳴ですが、お互いに握手をする姿に何とも言えない気持ちになる恒一なのでした。夜、父から電話が掛かってきますが、そこで母から中学時代の話を聞いたことがあるかと尋ねる恒一。しかし、どうも2人の会話は上手く繋がらず、突然の電波不良で途切れてしまうのでした。

翌日の昼、「いない者」になった2人ですが、それぞれ料理をご馳走することと絵を見せることをいつかと約束する恒一と鳴。いつかいつかと話が続く2人ですが、他のクラスメイトとは違う時間を生き始める世界が始まります。それを邪魔することもできないクラスメイトたちは必至で「いない者」と見做しますが・・・。美術室で絵を見てから、第二図書室に訪れる2人。そこで、26年前の3年3組の担任の千曳に事情を聞く恒一ですが、今はクラス関係者ではないと言う千曳。2親等以内の夜見山市内に住む3年3組の家族が関係者に該当するようですが、自分にはお呪いの責任があると独り言のように漏らす千曳。半分は呵責で、半分は恐怖だったのが本音とのこと。死んだ「みさき」というのは夜見山美咲という男子生徒であり、噂は事実だと言います。

そして、過去の3年3組のクラス名簿を渡す千曳。記録の改竄はあるようで、一昨年の名簿には「死者」が浅倉麻美だったようですが、それに誰も気付かなかったのだと振り返ります。記録も記憶も当てにならず、ここまで打つ手なし。災厄は起こってしまえば、止まることはない。一昨年は担任が三神だったようですが、その彼女が今年の副担任になってしまったようで・・・。そして、15年前に恒一の母が死んだのは怜子が3年3組の関係者だったからのようなのでした。そして、そのことを怜子に聞きますが、それを思い出せないと語る姿に不安になる恒一。しかし、夏休みに何かあったという情報を得ることはできるのでした。しかし、その翌日久保寺が発狂してしまい、荷物から包丁が・・・。
個人的感想 今回は「死者」の探し方のルールが語られた回だったと思います。夜見山に住む人間は記憶の改竄があり、誰が死者なのか分からないようですが、逆に言えば夜見山に住んでいない人の助力を仰げば、解決の糸口になるのかもしれませんね。恒一と父の会話を聞いて若干の違和感を感じましたが、恒一自身も何かの記憶の改竄をされている状況なのは明らかで、それが死者に繋がっていることは明らかな状況です。
クラスメイトに死者がいるとなるとまだまだ話は進みそうですが、関係者で怪しいのは三神と怜子でしょう。3年3組の関係者だったのはこの2人。そして、怜子が3年3組あったときに厄災に見舞われたのが恒一の母である律子。つまり、怜子が律子のことを話さないと話が進まないわけで、一方で思い出せないという言葉自体が謎なんですよね。夏に何かあったのか調べそうですが、そこからなにかが分かるかもしれません。担任も死ぬのだと千曳は言っていましたが、引きの久保寺は死にそうな予感。まあ、そのまま三神が担任になりますが、問題は以前に3年3組を担当しているという情報があることですね・・・。
この先の問題は死者が誰かということと死者を見つけてしまったときにどうなるかということ。夜見山北という学校が残っているのはこれ以上厄災が広がらないためであり、果たして見つけた場合にどうなるのか。死者というのは悪意がない存在と千曳は言っていましたが、その意味とは?そして、赤沢和馬というのが過去のクラス名簿に名前がありましたが、たぶん泉美の兄なんでしょうね・・・。
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