」の簡易草子の日ですが、内容的にはまあ「死者」の存在が明らかになったことと高林の死。しかし、本当にあっさりみんな死にますが、これは死者による呪いという感じで、「事故死」は事故死なんですね・・・。いやぁ、一番怪しいのは恒一なのですが、その次が三神なんだよな・・・。
概略
水野の死によって浮足立つ3年3組ですが、恒一の置かれた状況に対策係の泉美も協議を続けています。ふと恒一は副担任の三神が自習デッサンにしたことで、第二図書室に行き1972年の夜見山北中学校の卒業アルバムを調べ始めます。司書の千曳は、恒一の母親が15年前に恒一を生み死んだことを聞いて何か納得したようですが、そんなときに泉美が来るのでした。

泉美は恒一に職員室に行くようにと言いますが、なぜか予め謝られ・・・。警察に事情聴取される恒一ですが、教室に戻るとそこには誰もおらず、担任の久保寺には帰るようにと言われます。クラス委員長が泉美になったこととクラスの決め事に従うことを伝えて去っていく久保寺。ふと鳴の机を見ると、そこには「死者は誰?」と書かれているのでした。

6限は会議室で何かをしていたようですが、その内容は答えようとしない望月と高林。帰り道、恒一に今後不愉快なことがあるのだと言う望月ですが、嫌な目にあっても我慢して欲しいと頼みます。一方、高林は泉美のやり方が賛同できないようで、恒一に聞きたいことは答えると言います。それに対して、「見崎鳴はいるか?」と尋ねる恒一ですが、答えようとした高林が突然心臓発作を起こし絶命してしまうのでした。

翌日、恒一が学校に行くと完全に無視をされることになります。それがクラスの決め事であり、それに気付く恒一。そんな放課後に、望月から密かに名簿を貰い、メモに鳴のことは本人に聞くようにと書いてあるのでした。鳴のもとを訪れる恒一ですが、鳴がいたことが分かってスッキリしたとのこと。

そして、鳴は恒一を家に招きますが、そこで質問をいくつかすることに。鳴がいないものにされたのは5月1日からですが、3年3組のクラスメイトたちが恒一に説明しなかったことで、恒一もいないものにされてしまったとのこと。見崎の問題の根本的なところは、3年3組のクラスの人数が1人増えるのだと説明する鳴ですが、どうやら死に近づいたクラスとなってしまったことが原因となっているようです。クラスの関係者が毎月死に始めたことで、事態を把握した関係者。その増えた1人はこれまでの現象で死んだ人である「死者」だと語る鳴ですが、それは実態があり生者と見分けがつかないとのこと。過去の3年3組のクラスでも対策をしていたようですが、10年ほど前に増えたもう1人の代わりに誰かが1人をいないものにすることが対処法だと分かったとのことで、その災厄を防ぐ「お呪い」が始まったのでした。
個人的感想 今回は高林の死があったものの比較的グロさは軽減された感じでしたね。しかし、毎回毎回人が死ぬのはデフォになってきましたね・・・。次回はこのままだと望月あたりが死ぬんじゃないかと思ってしまうのですが、果たしてどうなるでしょうか?鍵は「死者は誰?」かということで、該当しそうなのは生徒と教師、関係者でしょう。正直、恒一が死者だとすんなり行きそうなのですが、それだと綾野も死んでいるはずですし、もっと被害が出ていてもおかしくないような気がするんですよね・・・。
そうすると、副担任の三神がリストアップされるのですが、そうだとするとこれまでの現象により死んだ者というのは逆にしっくりくるような感じがあるんですよねー。三神がみんなからあれ程までに慕われていますが、それ理由もはっきりしていませんし、なんか怪しいんですよね・・・。ただ、まだ決定打がないので、新たな死者候補が出てきそうですが・・・。
逆に今回のことで鳴は死者ではないと分かりましたね。もしそうだったら恒一はすぐに死んでいるはずですし、恒一と鳴が話しているだけで連続殺人が起こるとも考えづらいですしね。そして、たぶん千曳は鳴が死者ならあんな扱いをしないですよね・・・。ただ、どうして「生贄」に鳴がなったのかは気になるところです。
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