こんにちは、いやぁ、とにかく今日はずっとダラダラな感じの仙谷隆家です。さて、本当に体がだるくて更新が厳しい状態ですが、どうにか更新させていただきます。内容的には少し今一つ感を否めないものの、久々に掘り下げポイントにしましたし、ボリュームはいつもよりは多いかなと思いますね。今回のアニメ「偽物語」のメインは誘惑,正義,暴走かな・・・。
概略
火憐は中学3年生の15歳。子どものころから運動が得意な活発な子だったようですが、あっという間に空手の黒帯を習得し、雰囲気はボーイッシュな感じだとか。一方、月火は中学2年生の14歳。外見が可愛らしいが反面、内面は火憐以上に攻撃的でしかもヒステリーと思えるほど怒りっぽい。この2人が「栂の木二中ファイヤーシスターズ」ですが、それを暦は正義の味方ごっことしか思っていないようなのでした。

撫子の家を訪れる暦ですが、来て早々から誘惑の連続。ただ撫子の誘惑にあまり効果がない暦で・・・。撫子の提案した「王様ゲーム」は断るものの、2人で「人生ゲーム」をすることにします。それをしながら、撫子に中学生で変なお呪いが流行っていることを耳にする暦。その流行に関して問題視しているのがファイヤーシスターズで、撫子も話を聞かれたようです。そんな話をしているときには「人生ゲーム」も終盤。次は「ツイスターゲーム」という運びになりそうでしたが、ここで撫子の母が帰ってきたので、何かを救われた感じになる暦なのでした。

撫子の家を出た後、明日の予定を前倒しする形で、暦は駿河(神原駿河)に電話を掛けます。相変わらずの変態具合の駿河ですが、全裸になっている姿を暦と電話をしているときに祖母に見られてしまい・・・。そんな意気消沈している駿河に片付けに行くと伝える暦なのでした。

駿河の家に向かう途中、奉仕活動をしている火憐を発見する暦。今忙しいということで、話なら夜に月火と一緒に聞くと言う火憐。そんなときに火憐に電話がかかってきますが、それを受けて暦にもうすぐ案件が終わりそうだと伝えます。そして、今日の夜の話は自分の武勇伝になると言い去って行く火憐なのでした。

駿河の家を訪れる暦ですが、さっきの一件で凹んでいる駿河が全裸で横たわっており・・・。責任を取って結婚すると言う暦ですが、それはひたぎに怒られると断る駿河。代わりに、服を着たいので部屋から出ていって欲しいと言うのでした。そして、駿河の部屋の掃除が始まりますが、相変わらずの暦と駿河のテンポの良い絡みは健在。大量の本に苦慮する暦ですが、駿河は正しい評価を下すためには知識と教養が必要だと語ります。しかし、持っている本がハンサム系ばかりで、あまり変態ではないと指摘する暦。それに追い込まれた駿河は、最終手段として暦を襲うことに・・・。脱がされていく暦ですが、その脳裏でもう真宵に出会いがしらでセクハラをするのを辞めると心に誓うのでした。
掘り下げポイント・火憐の目的 今回明らかになったのは、ファイヤーシスターズが今回目指しているのはお呪いの発生源を叩くこと。撫子に話を聞いたことから、2人は怪異という存在を考えずに、純粋に不安の流布に関して関心があるようですね。しかし、怪異という不確定要素の存在を考慮に入れてないことから、非常に情勢は不透明で、火憐が情報源の人物を見つけても、最終的には解決にはならない上に、もしかすると別の問題を発生させてしまうことすらありうるでしょうね。
火憐と月火のファイヤーシスターズは、良くも悪くも正義の味方を自称しています。困ったときには手助けする何でも屋という感じであるようですが、その依頼主を助けるためには他の人間の効用を下げなければならない。それを理解できていないファイヤーシスターズは暦の言う正義の味方ごっこにしかなりえないのですよね。救うのではなく、勝手に救われる、そういう風な感じであれば、また違ってくるわけですが、まだ主観が強く残る2人には無理な注文でしょう。
今後はおそらくこの流れだと2人とも怪異に関わってしまうという感じでしょう。タイトルなあらすじなどで想定されてはいますが、それをどうやって暦がメメなしで解決させていくかが見物。暦の真価が試されるというところでしょうか?
・撫子の誘惑 撫子が登場すれば、第一に暦の誘惑から始まりますよねー。これをひたぎが知ったら、十中八九暦は拷問でしょうが・・・。まあ、逆に撫子を蔑ろにしても拷問が待っていること間違いなしかも・・・。(笑)さて、今回の「王様ゲーム」の件は面白かったですが、「人生ゲーム」からの「ツイスターゲーム」はとても自然に暦が追い込まれていってましたねー・・・。
撫子をやはり火憐や月火のようにしか思っていない暦だからこそ、誘惑に対抗できるのですが、もう撫子は撫子で可哀想な感じも。まあ、とりあえず、撫子の誘惑の仕方はあざとく計算しているものの、可愛さを残す罪な感じなものなので、とても興味深いです。
・駿河の暴走 誘惑ではなく、挑発して混乱した駿河に襲われたのが今回の暦の引きでしたが、本当に暦の言っていることが的を得ているから困ります。おそらく、変態ということでは撫子の方が上であり、もちろん暦は駿河をはるかに超えるレベルだと思います。その結論に行くまでの過程が容赦がなく、結局駿河は変態ではないになるのが面白かったです。確かに、駿河の言っていることは普通のことに少しエロ要素を混ぜているだけのような感じもないくもないのですよね・・・。
もう理論的には勝てなくなった駿河は「実践」を挑んできましたが、ある意味因果応報というか・・・。暦が真宵にやっていることと同じではあるのですよね・・・。そして、駿河に質問したいですが、襲ってしまったらひたぎに殺されるんじゃ・・・。果たして、次回はどういう感じになっているか目が離せませんね!
最新コメント