こんにちは、ついに明日は天皇賞(秋)ですが、馬券としてはなかなか相性の良いレース。まあ、血統論が適応しやすいので、それが大きいのかもしれませんね。さて、注目馬は「逆襲の女帝」ブエナビスタ,宝塚記念馬アーネストリー,日本ダービー馬エイシンフラッシュ,急成長の新興勢力ダークシャドウ,素質開花目前ペルーサ,バラ一族ローズキングダムに、天皇賞(春)馬ジャガーメイルや菊花賞馬ベストウィークやシンガポールC馬シャドウゲイトのGⅠ馬も軽視は禁物。
天皇賞(秋)(GⅠ・3歳以上定量戦・東京芝2000m)
私の決断◎ ブエナビスタ
○ ローズキングダム
▲ ジャガーメイル
△ エイシンフラッシュ
△ ペルーサ
△ アーネストリー
買い方単勝・複勝 ◎ 100
馬連ながし ◎-○▲△△△ 100
三連複1頭軸ながし ◎-○▲△△△ 100
ワイドBOX ◎○▲ 100
個人的見解◎ ブエナビスタ 本命はブエナビスタ。稽古が積んでいるものの、去年に比べるとイマイチ感は否めないが、それで終わっている馬であれば、ヴィクトリアマイルはさることながら宝塚記念で2着に来ることはなかったはず。今回は内枠を引いたこともあり、比較的前で
競馬をする可能性が高く、鞍乗も内から抜けてくるイメージが強い。休養明けで稽古今一つで勝ってこその名牝。
血統的にはスペシャルウィーク×カーリアンですから、決め手勝負も可能だが、得意なのはある程度の消耗戦。シルポートがいるのであれば、アーネストリーが早めに交わす形を取るので、四角から一気に動きがある。そうすれば残り200mで大接戦の結末になると思われるでしょう。
去年の再現はなくとも、1999年のスペシャルウィークの再現をしてほしいところです。とにかく、名牝のラスト3戦は無事に走って欲しいというのが正直な本音です。
○ ローズキングダム 対抗はローズキングダム。前走は59キロを克服したことは大きいと思いますが、問題は展開になりそうです。前走はネコパンチだけが大逃げをして、後続はあくまでもスローの流れ。それをさっと交わしただけとなるとやはり瞬発力勝負身の上の馬。今回はシルポートの存在が不気味で、この馬はシルポートが走ったレースの経験がないので、それに戸惑わなければ・・・。
鞍乗はフランスの名手メンディザバル騎手で鞍乗強化でしょうが、正直後藤騎手のままであった方が買いやすかったような・・・。調教は非常に動いており、おそらくこのメンツでも最高クラスの出来で臨むと思われますので、軽視は禁物。私としては本命もと考えましたが、展開・斤量(58キロもプラスではない)の関係で、ここに印をしました。
やっぱり、バラ一族の家系は勝ち切れないんですよね・・・。
▲ ジャガーメイル 単穴はジャガーメイル。自分の単穴のコンセプトは人気薄の妙味のある伏兵馬なので、この馬を選びました。実績だけなら、あそらくエイシンフラッシュにしていましたね。(笑)血統はジャングルポケット×サンデーサイレンスで、瞬発力のあるステイヤー。そのイメージだったはずですが、去年の天皇賞(秋)を見ると東京芝2000mの融通も利きそう。去年は鞍乗の暴走でレースにならなかったものの、それでも伸びてきた感じは秀逸で、今年はそれよりも体調が良さそう。
前走使っている分上積みはありますし、調教もまずまず。比較的マトモな臨戦で臨むのは久しぶりで、ここは一発期待で良いでしょう。しかし、ホントに30倍以上は舐められているとしか・・・。鞍乗の四位騎手は追える騎手ですので、最後の最後に大駆けをして欲しいものですね。
△ エイシンフラッシュ,ペルーサ,アーネストリー 押さえに、休養明けが気になるものの、能力や体調面から軽視は禁物のエイシンフラッシュ。正直万全ならローズキングダムよりも勝ち味のある馬です。そして、不器用な
競馬しかできず当てにしづらいが、素質の高さは一級品のペルーサ。藤沢調教師がアルゼンチン共和国杯ではなく、こちらを選んだのは自信があるからでしょうね。それに加えて、東京コース+悪夢の大外枠でも、成長一途で適性距離なら大崩れはなさそうなアーネストリー。個人的には掲示板には載せてきそうなのですが、やはり決め手がないと東京コースは厳しいので・・・。
追記 1着…,2着…,3着△でハズレ。本命のブエナビスタが4着で、もうどうしようもなく・・・。しかし、全体的に内を伸びた馬よりも外を走った馬の方が力を出し切っているような結果ですね・・・。まあ、
予想は完敗ですので、次回にこの反省は残しておきます。
勝ったトーセンジョーダンは去年のアルゼンチン共和国杯で凄いパフォーマンスを見せて優勝しましたが、東京コースの適性があるのは分かりました。ただ、東京芝2000mの適性には疑問があり、複穴または無印評価で見ていましたが、蓋を開けてみれば完勝で、正直要因が思い浮かびません。同コースで行われたアイルランドTを快勝していますが、それでも私は時計勝負には厳しいと思っていましたし、やっぱり強気では・・・という感じでした。そんな私が思ったのは、ジャングルポケット産駒は時計勝負に強いんじゃないかということです。もちろん東京コースの鬼ですが、それプラス時計勝負にも強い。京成杯AHのアプリコットフィズのようにそれがあるんじゃないかと思っていますね。次走はジャパンCになりますが、距離延長はマイナスにならないので、やはり買うべきでしょうね。軽視も禁物なタイプだと改めて感じました。
2着のダークシャドウは中を比較的上手く捌いての内容でしたが、正直運が良かった面も強いのかなと思います。ただ、初GⅠで2着ですから、今後に期待しましょうかね。しかし、これがマイルCS出てきたら面白い存在になりますが、たぶんジャパンCでしょうねー。鞍乗のベリー騎手は完全に日本での腕が上がってきている印象です。
3着のペルーサはまあ結局ああいった
競馬しか出来ないのでしょうねー。最初の追走で無理をさせないで終いに賭けるのは以前のカンパニーと同様なのですが、それを考えるともう少し気性面の成長が欲しいところ。力だけなら、今回の上がり3ハロン33.9ですから足りてるのですが・・・。
4着のブエナビスタは完全に前が壁になって全然追えない状態に・・・。それで4着まで捌いてくるのですから、とんでもない馬なのですが、調子が良ければ壁になる前にすっと抜けてくるので、調子はいまひとつだったのかもしれません。ただ、次走のジャパンCは叩いての挑戦ですから、パフォーマンスは向上しそう。しかし、あのレースを見ると衰えはないような気がしますね。
5着のトゥザグローリーはやっと復調という感じ。次走は本調子なら重賞クラスなら勝ち負け必至でしょうね。しかし、この馬は使い込むとダメなタイプかもしれませんね。福永騎手はこれくらいまで来させれば、仕事はしたでしょう。
最新コメント