こんばんは、今回はひとまず縁メイン回の結末ですが、一応の終結にはなりましたねー。経営的にはさらにマズイことになりましたが、これでスイが倒れたりしたらヤバいだろうな・・・。まあ、次回が菜子回で、その次辺りに民子の結末回でしょうから、まだ大丈夫かなと。最終的には緒花がどんなポジションにあるのか気になりますが、女将になるのかな・・・。
概略
映画撮影は結名も参加して、快調そのもの。一方、縁と崇子はスイの元へ行きますが、そこで旅館の判子を渡すスイ。そんなスイの脳裏には、皐月から来た映画撮影が怪しいという情報。今回は縁に一任していると言うスイですが、どうやら旅館を継いだのは縁だということはスイも皐月も認めているようなのでした。契約が完了する縁と崇子が充実感にあふれていますが、映画が青春仲居物ということらしいですが、どうも流血シーンもあり・・・。どうにかこうにか仮の撮影は完了し、伊佐美や主演俳優陣は帰って行きます。その傍ら、喜翆荘のプールも掃除を終えて、嬉しそうにする縁たち喜翆荘従業員なのでした。

喜翆荘の映画撮影が詐欺であって、対応に焦る縁と崇子。従業員も縁の身を案じますが、徹は空気が読めず・・・。そんなときに喜翆荘に緒花を訪ねに来る結名。しかし、緒花の様子は相変わらずな上に他のみんなも平常通りのようで、結名は拍子抜けして帰ってしまいます。一方、縁には皐月から伊佐美の情報を話されます。2度の負債による失踪があり、今回の喜翆荘の出資した資金も借金返済に行っただろうとのこと。関わった役者やスタッフも同様に被害を受けたようだと伝えるのでした。

プール掃除を始める緒花ですが、どうやら最近の習慣でやらないと気持ちが悪いと。菜子もやると言いますが、どうやら民子も先に行って掃除をしているようです。映画のためだけじゃないと呟く菜子は、緒花に引っ張られてプールへ。一方、崇子は東京に行こうとしますが、口論に。結局、縁が崇子ビンタしようとして逆にビンタされてしまいますが、それでも引き下がらない縁。出て行く崇子ですが、プールをぼんやり見ていると、転んだ縁が突っ込んできて、結局2人でプールの水面に・・・。勝負服だったと言う崇子ですが、今回のことが本気だったと勘違いした縁が抱きつきます。それで良い雰囲気になりますが、それを密かに見ていた緒花と菜子と民子は撤収していくのでした。

そしてスイは、親みたいなこととして組合の行き事情説明に。そして喜翆荘は相変わらずの平穏な状態ですが、そこでスイが戻って来て、縁を自分の部屋に呼びます。そして母として縁に接するスイですが、2人で思い出話を語り出します。縁のプールの記憶は、スイと皐月と縁の夏のある日のもの。そのときに空を走った戦闘機2機が今日この頃にも飛行機雲を作っているのでした。
掘り下げポイント・四十万家の思い出 今回のメインは縁でしたが、崇子とは結局良い雰囲気になってよかったですねー。どうせなら菜子をあのまま置いておけばよかったかと。(笑)まあ、縁が成長していたということをスイが気付くと言う話でした。ただ旅館の内部留保をある程度とくり崩しての出資でしょうから、損失は大きそうな気がします。
縁と皐月が対比的に描かれていましたが、やはり何をやっても皐月の方が要領よく物事を片付けていたようです。そんな皐月に期待を寄せていたのがスイですが、その一方で自分より皐月の方を気にしていたことは幼い時から知っていた縁。ただ、ある日の空を翔ける飛行機を見たことで皐月と縁の未来は変わったと思います。皐月はプールから上がり、空を見上げて飛行機を見上げ、何かを感じる。一方の縁はプールに浮き輪で浮かんだまま漂っている。私としては、プールは喜翆荘でそのまま暮らすことを意味しており、限られた世界を泳いで行くことを表していると思います。一方で、空は広く非常に自由なイメージを与え、それは社会に出て広い世界に出ていくことを意味していると思います。皐月はプールから上がり、空への憧れを持つ。縁はプールにいるまま。つまり、この瞬間に皐月は社会へ、縁は喜翆荘を継ぐことが決まったと思います。
今回、皐月が喜翆荘を継ぐのは縁であることを認めていましたが、それは自分がプールから広い空へ旅立ったことを理解しているから。それをスイも分かってはいるものの、やはり未練は少し残っていると思います。それが、今回再び起こりましたが、そう考えると緒花の選択肢の暗示にもなると思います。広い世界で生きるか喜翆荘のいるか、そんな感じなんでしょうねー。
・習慣の強さ 今回は喜翆荘の習慣というものが非常に強固であり、大きなことがあっても動じない組織であることが分かりました、習慣が今回はよく描かれていましたが、「民子の大根剥き」,「緒花,菜子,民子のプール掃除」,「蓮二の態度」,「緒花,菜子,巴の仲居の仕事」など。結局、喜翆荘にとっては楽しい夏のイベントの1つが無くなってしまったという印象しかなく、それ以上でもそれ以下でもないと言うことでしょう。ある意味現実的な対応であり、そんなところが前に出て来た「ふくよう」とは違う点なのかもしれませんね。
週間は止めると気持ち悪いと緒花は言っていましたが、菜子の言葉から、目的と手段が変わってしまうようです。目的が映画の撮影でしたが、いつの間にか映画の撮影が無くなっても手段である掃除は続ける。つまり、目的が手段になって行くという現象なんでしょう。よく色々な著書で書かれていることであり、ある意味一般的な習慣の慣例化はこういう感じで定着していくのでしょう。
・結名に映る物
ハルカスのキャラに結名の存在は完全に可愛すぎる・・・。個人的に今期ではアッカリ~ン以上かも・・・さて、今回は結名がある意味一般的な考え方をしている感じで描かれていました。詐欺に遭った喜翆荘に心配して走っていくシーンや飛行機雲を見ているシーンは完全に一般的な反応だと思います。まあ、映画撮影が楽しかったと語る姿は、結名のキャラクターそのものでしたがね。(笑)
喜翆荘が詐欺にあって心配するのは仲の良い緒花が取り乱していると予想しての行動で、実際的外れではないと思います。それが拍子抜けの結果だったので、帰ったのは自分が心配して損したと言う感じでしょうから、特に結名らしさはなかったと思います。そして、飛行機雲のシーンですが、これは緒花との対比でしょう。緒花は何か感じることがあったのに対して、結名には変な雲にしか映りません。それは、四十万の女が変わった完成を持っていると表したかった印象でしょう。結名はある意味、視聴者と同じでただの飛行機雲だと思っていますから・・・。
結名は緒花と対比するように使われますが、時としては緒花たちの行動の特異さを描くのにも用いている印象。そんな相互関係ですが、やはり結名は制作側にとっては、動かしやすいタイプなのかもしれませんね。
ぼんぼりラジオ 花いろ放送局 ~第16回~
(クイックすると
ラジオの画面に変わります。金曜日配信にぼんぼり
ラジオはあります。)
内容古今東西お題「『海』と言えば」→かな恵ちゃん「広いな~」,能登さん「スキューバダイビング」,ちあきちゃん「叫ぶ!」
オープニングスキューバを能登さんが取れるのか!? パーソナリティは輪島巴役の能登麻美子さん(以下、能登さん)と松前緒花役の伊藤かな恵さん(以下、かな恵ちゃん)に、週替わりパーソナリティとして鶴来民子役の小見川千明さん(以下、ちあきちゃん)の放送です。さっそく、古今東西に行きますが、実際に叫んだことがないと言い出すちあきちゃん。ちなみに、「スラムダンク」と悩んだようですが・・・。そして、かな恵ちゃんは例の歌を連想して、能登さんはスキューバダイビングしている人が多く、資格を取りたいなと思っているようです。
喜翆荘の秘湯から 改めましてのあいさつを経て、指湯のコーナーへ。今回の入浴剤は、ちあきちゃんのチョイスで、「パッションパイナップル」になります。袋の段階から匂いは凄いようですが、白いのと溶けないのは前回同様のようで・・・。
それぞれの性格の違い 最初のお便りは、自分の部屋の特定の場所に何か無いと落ち着かないものはあるかというもの。ちあきちゃんとかな恵ちゃんは特に無いようです。使ったものを戻さないと言い出すかな恵ちゃんですが、そのせいでよく物を失くすようです。能登さんはそれに懲りで良く使うものはきっちり引き出しに入れるようにしているとのこと。ちなみに、ちあきちゃんの家はエアコンとテレビが無いようで、驚いてしまう能登さんとかな恵ちゃんなのでした。
地方民には東京の電車は敷居が高い 続いてのお便りは、初めての東京観光について。神奈川に住んでいたこともあり、そんな気にはならなかったとのこと。能登さんは13年前、かな恵ちゃんは小学校のときと語ります。1人で上京したときに話は移りますが、かな恵ちゃんが専門学校の体験入学に行ったときと話します。電車が大変だったようですが、それに頷く能登さん。そして、東京スカイツリーの話題になりますが、ホントにのんびりしたないようなのでした。
―ここで、新EDのクラムボン「はなさくいろは」が流されます―
みんちのお手軽まかない料理それぞれ食いつく3品 緒花と民子の絡みを経て、能登さんのコーナー説明へ。一通り読んだ能登さんは小芝居が入っていたと言いますが、何か不思議な空気が流れていたと。今回のレシピは、「親子丼」(実際作れるようになるのはいつかと思い始めるかな恵ちゃんに目を背ける大人たち),「ウマ塩キュウリ」(酒のつまみにぐんぐんテンションが上がる能登さん),「プリンパン」(フレンチトーストに近いんじゃないかと言うちあきちゃん)がありました。
花いろ ゆ~ゆ~マップ!新情報は3つ 今回の使える能登弁講座は「民子ちゃんはみよい子やね~」(「みよい」=「美しい」)でした。さて、今回の新情報は、「
曽々木海岸の千体地蔵」(写真に驚く3人ですが、かな恵ちゃんは機械で作っているんじゃないかと言い出し・・・),「
ゴーゴーカレー」(ゴーゴーカレーでみんちのまかないカレーが食べられるようです),「
聖域の岬」(ぼんぼり
ラジオがパワースポット!?)がありました。
エンディング訛りと片言の紹介 まったりしているかな恵ちゃんとちあきちゃんですが、金沢の料理はボリューミーと述べます。そして、「ぼんぼり祭り」に行けるかという話題になりますが、行きたいと言い合う3人。そして、かな恵ちゃんの試練のお知らせを経て、最後に次回の週替わりパーソナリティは豊崎愛生さんだと紹介をし、EDのスフィア「Hazy」でお別れするのでした。
感想 今回は比較的内容は穏やかな週替わりパーソナリティでしたので、注目はかな恵ちゃんとのバランスだと思いましたが、非常に内容的には安定していたような気がします。質問や意見がそれなりに絞られるものばかりだったのも要因だったかもしれませんね。まあ、みんちのまかない料理はホントに最終回でやれば良いという感じの対応でした。(笑)
能登さんは最近ホントに酒には見境が無くなっている気がしますが、三大天女が徐々に・・・。まあ、そんな能登さんも良いですがね!スキューバをしている声優さんは多いということでしたが、イメージだとかもさん(名塚佳織さん)や御前(伊藤静さん)がいますが、他にもいそうな気はします。果たして能登さんはっチャレンジできるのか注目ではありますね。
さて、かな恵ちゃんとちあきちゃんのバランスが良かった分、非常に
ラジオとしては聴きやすい内容。次回は完全に能登さんがちゃんと仕切らないとダメになるので、そこが鍵になるわけですが・・・。あいなまはダレルととことんのんびりしてしまうタイプですからね・・・。かな恵ちゃんとはシンクロする危険性もありますからね。
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