は翌朝以降での更新ですが、この作品だけはきっちりとした形で作りたいという気持ちなので!さて、今回も素晴らしい出来だったと思いますが、ホントに緒花という存在で物事が動いて行く。そんな描写が多かったですが、その一方で緒花への対抗心を燃やす結名が目立ちました。しかし、これくらいの出来の回だと次回は息抜きになるんじゃ・・・。
第14回を併せて簡易草子を書きました。パーソナリティは能登麻美子さんと伊藤かな恵さん、週替わりパーソナリティは戸松遥さんでした。能登さんとハルカスの共通点が次々と・・・。
概略
結名の返事に放心状態の洋輔ですが、旅館「ふくよう」は仲居の人員不足に悩んでしまいます。そこで緒花が仲居の仕事を手伝うと「ふくよう」の従業員に伝えますが、お客様であり、折角の修学旅行なのだからと断られるのでした。修学旅行中も気になっている緒花ですが、それを見ていて優しいと言い出す結名なのでした。その日は、自由行動のようですが、みんなお土産探しの奔走の様子。そんなときに例の「ふくよう」の短期バイトの女性たちを見つけた緒花は突撃し・・・。結局、気になって仕方ない緒花は自由時間に「ふくよう」の手伝いをしようと思い立つのでした。

そしてまた「ふくよう」の事務室を訪れる緒花ですが、社長が湯乃鷺温泉で修行していた縁もあり、お願いされることになります。洋輔に「ふくよう」の仲居の仕事を教えられる緒花ですが、そこで洋輔は喜翆荘の女将の仲居指導凄さを知るのでした。一方、結名は菜子と民子を探しているようですが、見つからず・・・。そして、緒花は「ふくよう」の仲居の仕事に奔走しますが、やはり1人では無理で・・・。そんなときに菜子と民子が助っ人に参上し、「ふくよう」が少しずつ動くようになっていきます。しかし、途中で配膳の機会が壊れてしまい・・・。どうやら業者を呼ばないといけないようで、そのために時間が・・・。そこで緒花が「シャワー丼」を提唱して、夕食の前に入浴をすることで時間を作るという方法を考えるのでした。

そして、緒花の学校の生徒たちが戻ってきますが、結名は緒花たちが働いていることを見つけます。そして結名は浴場の準備をしている洋輔に話をしますが、そこで緒花が旅館の仕事の大変さを知って手伝っているのだと言います。そして結名は洋輔にどうして旅館の仕事をしているのかと尋ねるのですが、辛いことにも楽しいことや好きなことを見つけられるのだと答えます。そして、洋輔は子供の頃の約束は忘れてくれと伝えますが、自分は一緒に働ける緒花のような相手が良いと言ったことで、結名が奮起。そして、掃除をし始める仕事をしたことのない結名なのでした。

そして17時55分にお風呂掃除も完了し、緒花が訪れますが、そこに結名もいて驚きの様子。一方、緒花の方は学校の友達を使って上手く仕事を終わらせるメドを立てたようです。その明るい姿に惹かれる結名と洋輔ですが、その後に友達たちに褒められた結名は何とも言えない気持ちになるのでした。夕食のときにはきっちりと謝罪を申し上げる洋輔ですが、その後に洋輔から緒花,菜子,民子,結名は露天風呂貸し切りをご褒美としてもらうのでした。露天風呂に入りながらマメが痛いと言う結名ですが、今回初めて仕事をした模様。それで楽しかったと言いますが、緒花が自分の初仕事は女将のビンタだと叫び出します。そしてふと緒花は民子にエッチなお土産が買ったのか尋ねるのですが・・・。

チェックアウトして金沢に戻る緒花たちですが、洋輔は結名に番頭の仕事を勉強し直すと伝えます。一方、結名は、「ふくや」旅館の女将になることもなりたいものの候補に入ったようですが、洋輔との関係は未定とのこと。そして「ふくや」に戻る結名ですが、そこで自分も「ぼんぼる」と決意するのでした。
掘り下げポイント・緒花の「ぼんぼる」 今回のメインは結名ですが、やはり目を引いたのは緒花の行動力。暴走娘であることは相変わらずですが、考えるよりも行動をいう考え方が如実に出ていた回だと思います。緒花の凄いところは何事にも一度決心したら、即行動ということでしょう。その初志貫徹な姿勢に周りの人たちに感化され、緒花と一緒に頑張るようになるというのが強みでしょう。
普通に考えれば、「ふくよう」の社長の言うように、緒花のような同業者の手伝いは基本的には消極的であり、しかもお客様。それでも緒花の真摯さに心が動きましたが、果たしてスイとどういう風に関わったのか気になりますねー。もしかすると緒花と洋輔のような感じだったのかもしれませんが、その描写も今後スイとシゲ子の昔話に少しは出てくる可能性があると思いますがので、期待して見ていこうと思います。
緒花の存在は、周りに一緒に頑張ろうと思わせる気持ちの一方で、緒花に負けられないという気持ちも生み出します。それが結名であり、そのことについては次のポイントで書きます。また、それでいて緒花には敵わないというのも感じてしまうようですね。普通の観念的には無理なことでも突撃して可能にする。それは非常にパワーがいることであり、普通の人ならズルく生きてしまう。それを壊していく緒花の姿勢はある意味凄いということなんでしょうね。
今までも多くの人の人生に影響を与えてきた緒花ですが、今回は結名と洋輔にターニングポイントを与えました。今後も多くの人の気持ちを変えていけるのか楽しみで仕方ありませんね!
・結名の見つけた光 緒花の姿に影響を受けた結名ですが、今回はホントに彼女にとってのベスト回になると思います。今までは漠然となりたいものについて考えてきた結名ですが、それはあくまでも想像の範疇を越えておらず、実際には何も分からずに夢を考えていたと言う感じでした。しかし、緒花の姿を目の当たりにして、徐々に夢について考えることをしていき、洋輔の言葉で何かをつかんだという感じでした。
ただ、そこまでなら「女将になるのも良いかも~」みたいな感じで終わっていたと思います。それで終わらなかったのはやはり緒花の存在。自分にプロポーズした相手が急に自分から緒花へ気持ちが移っていく洋輔の姿。それは嫉妬であるかもしれませんし、意地であるかもしれません。結名はなんだかんだ言って、プライドが高いんじゃないかと思いますね。それのおかげで、結名は初めての旅館の仕事をする機会になったので良いのですが。
結局、それで学んだのは辛くても楽しいことがあること。それは達成感と呼ぶものかもしれません。その証拠のマメを見ていて嬉しそうにする結名の姿から仕事を選ぶことについては今後変わってきそうな予感。今までは「なりたいものがいっぱいある」でしたが、今回は「未定」。その違いが今回の心の動きの全てなのかもしれませんね。
緒花の影響を受けた結名ですが、今後は違った道にも興味を持ちそう。旅館の仕事はずっと知っているから辛いところばかり見えてしまい、なりたいと思わなかった。しかし、どうして辛い仕事をみんながしている、その理由を少しは自分の体で知れたのは大きいのかもしれませんね。緒花と同じ旅館も孫娘でも、考えが全く違う2人。それでいて今後はもっと仲良くなっていきそうな予感がしますね。結名にとって、緒花は自分にはないものをたくさん持った存在でしょうし!
・洋輔の結論 洋輔は結名の返事でお灸を据えられましたが、今回は結名とは違った旅館の人間である緒花のおかげで旅館への姿勢が変わりました。今までは自分だけしか見えていなかった描写ばかりで、それに対する失敗が多く見られました。今回、緒花と一緒に働くことでみんなで一緒により良いものにしていくように頑張るという気持ちが芽生えました。また、緒花のように人を動かす上手さを知りたいとも思ったでしょう。
前回は仲居の仕事を軽視していて、結名にまでダメ出しされていましたが、今回は緒花,菜子,民子のような『質の高い』従業員を見て考えが変わった様子。「勉強し直す」という言葉は洋輔にとっては非常に重い物になっていると思います。ただ、ホントに緒花には惹かれている様子ですが、それだと結名がまた嫉妬しちゃうんじゃ・・・。
・青鷺の存在 今回もラストに出てきた青鷺ですが、どうもそれぞれのキャラクターの悩みが解決するといなくなるというイメージがあります。緒花が民子と上手くいかないときには青鷺に邪魔ばかりされていましたが、それは緒花の心がまとまっていないからでした。もちろん、緒花は青鷺が苦手なのでアクセントに使うことも多用していますが、大事なところに出てくるのも事実です。
今回の結名の決意に対して、「ふくや」から飛び立ちましたが、ある意味空気をちゃんと読める青鷺なのかもしれません。飛び立ったということは、結名には今後苦難があっても一本の筋は通すという暗示だと私は思いますね。果たして、あの青鷺の正体は何なのか?もしかすると、スイの時代に関連するのかもしれませんね。
ぼんぼりラジオ 花いろ放送局 ~第14回~
(クイックすると
ラジオの画面に変わります。金曜日配信にぼんぼり
ラジオはあります。)
内容古今東西お題「『旅館の夕食のメニュー』と言えば」→かな恵ちゃん「カニ」,能登さん「炊き込みご飯」,ハルカス「刺身」
オープニング無難な始まり パーソナリティは輪島巴役の能登麻美子さん(以下、能登さん)と松前緒花役の伊藤かな恵さん(以下、かな恵ちゃん)に、週替わりパーソナリティとして和倉結名役の戸松遥さん(以下、ハルカス)の放送です。古今東西は納得の答えとのこと。かな恵ちゃんは新潟への家族旅行の記憶からそれをチョイス。ハルカスは刺身のような上品な感じがあると言い、いくらでも食べられると語り出しますが・・・。そして能登さんは桜海老の炊き込みがイメージとしてあるようです。そんな話をしているとお腹が空いてくるかな恵ちゃんなのでした。
喜翆荘の秘湯から 改めましてのあいさつを経て、指湯のコーナーへ。今回の入浴剤は海外のお土産のようですが、かな恵ちゃんのチョイスとハルカスのダジャレで「プリメーラ」(パパイヤの木の花)。色は淡い白で、溶けにくいようです。匂いはかな恵ちゃん曰く良いようです。
※内容が少ないので、簡単に 最初のお便りは、「花いろ」の原画展に行ったという情報。ほっこりとしているところに興味を持つ能登さんですが、それに同調するかな恵ちゃんとハルカスなのでした。続いてのお便りは、お母さんと喧嘩したことがあるかという質問。緒花の喧嘩が凄いと語る3人ですが、自身たちは自分に非があり怒られることが多いということで・・・。次のお便りは、飲むとどうなるかという質問。能登さんは2回外飲みで記憶を無くしたことがあるようですが、どうやって帰ったのかは微かにしか覚えていないとのこと。ハルカスも1回経験があると言いますが、断片的にしか覚えていないのだというのは能登さんと共通だと語ります。かな恵ちゃんは無いと言い、自分はセーブすると。それに真剣に大切なことだと語る能登さんとハルカス。ただ、かな恵ちゃんは笑い上戸ようで・・・。そんなこんなで、「花いろ」のメンバーで飲み会がしたいと言うかな恵ちゃんなのでした。
―ここで、新EDのクラムボン「
花咲くいろは」が流されます―
花よ咲け! ユメトーーク!年を取るとムチャは禁物 今回の夢は、「ミュージシャンになること」(海外に行くことに頑張って欲しいと言う3人),「泳げるようになること」(最近、能登さんはプールで足を、ハルカスは海で手を攣ってしまったとのこと),「バイクを買うこと」(バイクに2人乗りがカッコいいと言い合う3人)がありました。
花いろ ゆ~ゆ~マップ!能登さんは切実なんじゃ・・・ 前フリの使える能登弁講座は「緒花ちゃんはあじゃかして見どられん!」(「あじゃかして」=「危なっかしくて」)。そして、今回の新情報は、「あやとりはし」(夜のライトアップの想像で3人が嫉妬),「恋路海岸」(カップルネタがかりでフラストレーションが溜まりまくる3人),「ヤセの断崖」(次郎丸の飛び降りた聖地かも)がありました。
エンディング次回は公録回 あっという間にエンディングですが、カップルで行くところに女子会で行こうと言い出す3人。そして飲み会もしたようですが、一緒にやると事故になるから別々と。是非行きたいとまとめるかな恵ちゃんなのでした。そして、かな恵ちゃんの試練のお知らせを経て、最後に次回は7月2日の公録「夏の一夜の出来事」の放送だと紹介をし、EDのスフィア「Hazy」でお別れするのでした。
感想 今回は何かリア充への不満をぶちまけまくっていた3人ですが、あの週替わりパーソナリティのメンバーだとハルカスが一番乗ってくれそうな気がしますね。小見川さんとあきちゃんはまあ・・・。さて、能登さんとハルカスの共通点が浮き彫りになりまくりの回でしたが、以前、ハルカスと堀江由衣さんの共通点が多いと何かのブログの記事に書きましたが、意外に能登さんとも近いかもしれませんねー。
能登さんは雰囲気的にはあまり活発じゃないという感じがありますが、意外にスリルが好きだったりしますし、暴走したりしますしねー。ハルカスは言わずもがなかなと思います。かな恵ちゃんはかな恵クオリティを発動させなければ、問題ないのですが、時々・・・。
カップルネタに悪ノリしまくりのかな恵ちゃんとハルカスですが、実際一番ダメージを負ったのは能登さんなんじゃ・・・。もうこのまま、川澄さんと末永くも可能性としては十分あるかもしれませんね。(笑)
最新コメント