こんばんは、今回は2クール目突入で、OP&EDともに変わりましたね。個人的にはEDの方が好きな感じですが、OPの絵が少し気になるところがちらほらと・・・。「面影ループ」の意味がどういうことなのか・・・。さて、今回は修学旅行ですが、内容は非常に深いものでした。やはり緒花のことは区切りがついたということで、今度は他のキャラかなと思っていましたが、最初は今までの登場頻度の少なかった結名からですか。やはり、「分からない」というのがポイントだったようですね・・・。
概略
修学旅行に海に来た緒花たちですが、水着になるのを拒む民子。そんなときに結名が来て、緒花に民子を羽交い絞めにするように命令します。そして、民子は結名と緒花によって海に投げ込まれてしまうのでした。ただ、余波で緒花も海に・・・。

話は戻って、行きのバスでも結名の独壇場。その傍らで、緒花は仲居の仕事のメモを作っていますが、どうやら他の旅館に行くことで技を盗む気満々です。そんなときに結名にマイクを渡された緒花は、「青鷺慕情冬景色」を歌うのでした。旅館「ふくよう」に到着した緒花たち一行ですが、部屋に案内される途中でこの旅館の番頭の日渡洋輔に話しかける結名。どうやらこの旅館の跡取りで、結名の許嫁のようで・・・。

そんなこんなで、話は戻って最初の砂浜へ。パラソルに並ぶ緒花と民子。緒花は自分個人では結名ボロ負けだと沈んでいますが、そんなときに結名は男子生徒に告白を受けた模様。それが気に食わない民子ですが、そこに民子に告白する男子生徒が来て・・・。それを拒み逃げていく民子ですが、それで一人ぼっちになってしまう緒花には孝一のことが過ります。それを海に言葉を叫ぶことで紛らわすのですが、そこに来た結名は何かを感じたようなのでした。結名と宿に戻る緒花ですが、どうやら結名は告白相手を撃破してきた模様です。それをあっけらかんにするのがすごいと言う緒花は、自分はドキドキしてしまって駄目だと話します。それに対して、告白されるのはドキドキすると賛同する結名。許嫁がいても告白されるのは関係ないと言う結名ですが、その姿に結名のことがよく分からないと言う緒花なのでした。

夕食前に菜子と話をする緒花。菜子のクラスは畜産見学と遺跡巡りだったようで・・・。そして食べ始めるのですが、その様子に壮観だと言う緒花ですが、菜子も民子もこの人数を喜翆荘で捌くことはできないと悲しく言います。その配膳をしたのが4人のようですが、あまりにも態度が宜しくなく・・・。食後になって、乱れたスリッパを見て職業病の出てしまう緒花と菜子に呆れ顔の民子。一方、結名は・・・。大部屋でお風呂の準備をする緒花たちですが、緒花の「ぼんぼる」に食いつく結名は自分は緒花と友達になれるように「ぼんぼる」と言い、暴走し出すのでした。

やっとお風呂に行く緒花と民子と結名ですが、そこで結名のおけげで洋輔の仕事を見る機会が。どうやら機械化を進めて、仲居を短期労働者で賄うことで、人件費の削減に成功したとのこと。それに気が病む緒花ですが、そんなときに海で暴れている生物を見つけます。ただ、その正体は菜子で・・・。そこで結名と良助の姿を見つけた緒花と菜子は2人を追いかけます。洋輔は結名との子供の頃の日本一の旅館にして結名に日本一の女将さんになってもらう約束を果たすと言いますが、そのために卒業したら「ふくよう」に来るように伝えます。それに対して保留と言う結名ですが、お風呂と言って走り出すのでした。お風呂で物思いに耽る緒花。一方、洋輔と仲居の間では亀裂が一層大きくなってきており・・・。

職業病で朝早く起きてしまう緒花ですが、どうやら民子も起きてしまって寝れない様子。そして朝食に向かう緒花たちですが、ロビーで見たのが短期の仲居が辞める主張している現場。従業員たちが割に合わないと主張して怒りに震える洋輔ですが、それに仕方ないと言う結名。そして、洋輔に自分は旅館の仕事はやりたくないのだと返事を返すのでした。
掘り下げポイント・結名の生きる道 今回のメインは明らかに結名でしたが、緒花と同じ女将の孫というポジションですから、どう使ってくるのかと思ったら、やはり対比として置かれるようですね。緒花は前回の1クール最後で仕事に生きると言う答えを出しましたが、一方の結名に関しては今まで快楽主義な面しか出てきませんでした。今が楽しければ良いということでしたが、その根っこが少し垣間見られた回でした。
結名は「ふくや」の女将の孫であって、将来旅館を継ぐのが当然だと思われています。緒花の場合は自分の意志も強いので可能性が十分にあるのですが、一方の結名の意思は今まで出てきませんでした。それは彼女が意図的に意思を明確にしていなかったからですが、それを今回はきっちりとしたことに進歩があるのでしょう。今までは全てを有耶無耶にして適当に軽く生きてきた結名ですが、緒花のような一本の筋が通った存在を見ることで、自分の弱いところに気付いてしまった節があると思います。また、結名に対する緒花の評価が高いこともありますが、それが彼女に拒絶という答えを導き出したと思います。
今回結名が少しいつもと違う表情をしたのは、緒花が海に叫んだシーンと夕食で仲良く民子と菜子を話すシーン、乱れたスリッパを直してしまう緒花と菜子のシーン、それに洋輔に「ふくよう」に来ないかと言われたシーン。基本的には仲居の仕事を生きがいにしている緒花という感じがあるところですが、洋輔のシーンでは少し趣が違うのがポイントだと思います。緒花の仲居の仕事を生きがいにしているのは、結名でなくてもよく分かるシーンですが、それは好きだからやっていると思えます。その気持ちが分からないから、結名は女将を継ぎたくないと思いますし、それを口に出すことはそれでも控えていたと思います。しかし、洋輔に急かされたことで、変わらないでいたその拒絶を口に出してしまったのが今回でしょう。
結名の言っていることをまとめると、旅館の仕事をするのは好きではないから自分は女将になる気はないのだということでしょう。しかし、洋輔との会話のシーンで言っていた、子供の頃の夢はなりたいと思えばなれると言う台詞から当初は女将になる気持ちはあったのでしょう。しかし、女将の仕事にやりがいを見出せず、好きになれなかった、好きになれずにいると言うのが本当の答え。それでいて、自分のしたいことが全く分からないという苦しい状況が結名なのかもしれません。結局、未来までのレールが敷かれていることで、反発したい気持ちも育っている一方で、それを外れる道を探しているが見つからないのが今なのかもしれませんねー。
しかし、緒花みたいに思ったことに一直線タイプはやっぱりほんの一握りなんですよね・・・。もしかするとそんな結名を変える、または変えるターニングポイントとなるのが緒花の今回の修学旅行なのかもしれませんねー。
・緒花と洋輔のベクトル 今回は、緒花と洋輔の求める理想の旅館のビジョンの違いも描かれていました。緒花はお客様に心をこめたおもてなしをすることが第一だと考えており、それを基本としてよりよい旅館にしていきたいと思っています。一方で、洋輔は日本一の旅館にすることを目標にしていますが、それはあくまでも経営的な面から見てのものであって、他の面が見えなくなっている。緒花にとって最初は素晴らしい旅館に見えていた「ふくよう」ですが、中身は少し残念に思っているかもしれませんね。
効率性至上主義にしたせいで、人的育成が軽視され、従業員を使い捨てのように短期労働者を用いることで補いますが、マニュアル業務は単純なものであり、機械的な活動には生きがいを見いだせない。おまけにそのようなところを気に掛けることのできない上司となれば、せっかくの理想も上手くいかなくなってしまいます。
喜翆荘の凄いところは1人1人が生きがいを持っていて、さらに女将の意見が浸透していること。そのような旅館は意外にも少なく、「ふくよう」のような旅館が多いのかもしれませんね。結名は洋輔の手法を自分のところもやっていると言いますが、そんな面が結名が女将を嫌がっているポイントになっているかもしれませんね。
次回は洋輔は多くのことにダメージを受けてダメな子状態になりそうですが、それをもしかしたら緒花が救うのかな・・・。結名のような性格では救えないので、その役目は緒花しか・・・。なんだかんだ言って仲居の経験が浅い割には仕事に対する矜持がありますからね~!
・菜子ェ・・・ 最後は「河童」だった菜子について。結局、菜子の出番は河童と夕食だけ・・・。もう少し菜子が出て欲しいですが、クラスが違うからな・・・。泳ぎが得意と言っていましたが、さらに泳ぐことが大好きなんて、しかもアレでは下手すると不審な生物で通報も・・・。菜子はいつもは引っ込み思案でも泳ぎになると人が変わる様子ですが、これは次郎丸の飛び降り事件で伏線回収できているので、ここからはキャラを際立たせるエッセンスまたはギャグに使われるんでしょうかねー。
しかし、競泳水着を海で泳ぐために持ってくるなんて流石!ただ、スタイル抜群の菜子がどうしてモテないのか少し分かった気がします。水を得るとガチで泳いでいそう・・・。マイペースなんでしょうけど、緒花でも引くくらいなので酷いとしか・・・。最後に、結名と洋輔が泳ぎに来たのボケは、緒花だけでなく視聴者も突っ込んだ人は多いはず!!
ぼんぼりラジオ 花いろ放送局 ~第13回~
(クイックすると
ラジオの画面に変わります。金曜日配信にぼんぼり
ラジオはあります。)
内容古今東西お題「『東京』と言えば」(お題読み:梶裕貴)→かな恵ちゃん「人混み」,能登さん「美味しいお店がいっぱい!」,梶さん「・・・波子」
オープニング「波子」騒動から パーソナリティは輪島巴役の能登麻美子さん(以下、能登さん)と松前緒花役の伊藤かな恵さん(以下、かな恵ちゃん)に、スペシャルパーソナリティとして種村孝一役の梶裕貴さん(以下、梶さん)の放送です。古今東西での孝一の「波子」発言で動揺しっぱなしのかな恵ちゃん。そして、一通りのルーティンテキストを読み終えてから、かな恵ちゃんの梶さんへの言及が開始。本当の原因は打ち合わせのかな恵ちゃんの「波子」発言連発のせいのようですが・・・。
女の園に・・・ その仲睦まじさに嫉妬する能登さんですが、今回は梶さんが引っ張っていくのだと伝えます。リスナーさんがいつもが女子トークなのに今回自分がいてガッカリしてるんじゃないかと不安がる梶さんですが、キャーキャーだと囃し立てるパーソナリティ2人なのでした。
喜翆荘の秘湯から通過儀礼 改めましてのあいさつを経て、通過儀礼のムチャぶりへ。キャラクターになりきっての自己紹介ですが、ナチュラルにやっただけで演技になってしまった様子。中身は違うものの、言い方や声質は同じだと言う梶さん。そして、指湯のコーナーへ。今回の入浴剤で「山代温泉の湯」。能登さん曰くお薦めの温泉のようですが、その傍らでかな恵ちゃんが粉を吸いこんで暴走・・・。その姿に困惑してしまう梶さんなのでした。色は水色で、まさかのお湯が熱め。梶さんは女の園の
ラジオにあまり着たことが無いようですが、それが新鮮だと話します。能登さんの声は癒されると言うかな恵ちゃんですが、かな恵ちゃん込で良いのだと梶さんなのでした。
好きなキャラは? 最初のお便りは、梶さんの好きな女性キャラクターはという質問。色々な圧力で緒花と即答しなければならない状況になってしまいますが、梶さん個人としても緒花のようです。菜子や民子の魅力もあるものの、結果的には緒花で落ち着いたようです。
お風呂ネタは前にした気が・・・ 続いてのお便りは、お風呂の中でついやってしまうことについて。かな恵ちゃんは歯磨きで、能登さんはランキングに載っているのは全部やるとのこと。梶さんは読書だと答えますが、かな恵クオリティが発動し、スタジオが混乱・・・。また能登さんに話は移りますが、ここで以前お風呂で寝てしまう癖があって、よくお湯が冷めて体を冷やしていた経験を語るのでした。
―ここで、新EDのクラムボン「
花咲くいろは」が流されます―
花いろ ゆ~ゆ~マップ!新情報は3つ 使える能登弁講座「緒花ちゃんはいちゃけな子やね~」(「いちゃけな」=「可愛い」)。そして、このコーナーのカードのコレクションを見た梶さんですが、かな恵ちゃんの蛍の絵が一番インパクトがあったようで・・・。梶さんは石川に行ったことが内容ですが、寺島さんが石川出身なことくらいは知っていると言います。今回の新情報は、「長町武家屋敷跡」(巴のポスターのバックがこことのこと),「ハニベ岩窟院」(写真を見て驚く一同 ※能登さん初見),「日本自動車博物館」(「世界のトイレ」に食いつく能登さん)がありました。
エンディング梶さんは仕事をしました あっという間だと感じる梶さんですが、何もできなかったと語ります。それを聞いて、大丈夫だと言う能登さんとかな恵ちゃん。梶さんはここで2クール目に向けての言葉を残すのでした。そして、かな恵ちゃんの試練のお知らせを経て、最後は次回の週替わりパーソナリティとして和倉結名役の戸松遥さんの紹介をし、EDのスフィア「Hazy」でお別れするのでした。
感想 今回は梶さんのおかげでまた違った味を出した
ラジオですが、メインパーソナリティ2人は完全に頼りきっていたような・・・。特に能登さんが今回楽していたような感じが強く、かな恵ちゃんは平常運転だったものの、少しイレ込んでいて・・・。梶さんはイメージとしては男性声優何人かでの
ラジオが強かったのですが、女子トークの中には不安だったようですね。ただ、今回のラジオは新鮮で良かったと個人的には思うのですが!
話は全体的に梶さんはコントロールしていましたが、能登さんが真価発揮の印象が・・・。便器に食いついたり、お風呂で寝て湯冷めしたりの話を今回するとは思いませんでしたねー。便器は特に能登さんは昔とあまり変わっていないなと再認識させられた感じです。
次回は、ハルカスの登場ですが、荒れるのはほぼ確定かな・・・。かな恵ちゃんよりも能登さんのテンションが鍵になる回なので、そこを注目して聴いていこうと思います。基本的には緒花と孝一の茶番だったので、今回はあっさりと終わらせていただきます。
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