こんばんは、火曜日更新の予定にしていましたが、明日以降は東京に行く用事などがあるので、深夜更新にさせていただきます。私の春アニメ簡易草子第1弾は本命に考えていた「花咲くいろは」です。キャストが個人的に好きな方が多く、ストーリー的にも興味があったので、更新させていただきます。
しかし、結構最近主流のアニメとは違う味が出ていて面白かった。仙台でもこういうアニメを作れば、面白いのになー。舞台は金沢ですが、AB!も金沢大学がモデルという記憶もあるのですが、あちらはアニメでの町おこしを中心にしているのかしら?
概略 松前緒花は、ロマンチストに見えて、リアリスト。何も考えていないようで、深く物事を考えている。そんな高校2年生ですが、ある日の夕方、母親である松前皐月は彼氏の借金で夜逃げをすることに。ただ緒花は喜翠荘という金沢のお婆ちゃんの旅館に移り住むことになるのでした。金沢に行く前に、いつも一緒にいた種村孝一に告白されたりして混乱する緒花ですが、列車の車窓から見る金沢の景色に心が奪われます。
そんな心躍る緒花は喜翠荘に来ますが、物語のような旅館にテンションは高まります。そんなときに、旅館の従業員である鶴来民子,押水菜子、そしてお婆ちゃんである四十万スイに出会うのでした。そしてスイに従業員として置くと言われる緒花。雑用を片付けているうちに、叔父さんの四十万縁,仲居頭の輪島巴と出会います。巴にこの旅館の人たちを紹介されますが、途中で巴から菜子にバトンタッチ。民子には嫌われていて、菜子とは話が弾まない。
そんな理想と現実のギャップに苦しむ緒花ですが、孝一に連絡することはしずらいようで、そしてドラマチックとは程遠いという感想を持って眠るのでした。朝起きると、緒花がなるときはまだいなかった民子ですが、緒花よりも早く起きて皮むきをしています。そんなひたむきな姿に心打たれる緒花ですが、民子のために布団を干して大失敗。お客さんに当たってしまって、スイに呼び出しを食らうのでした。そこで民子が叩かれることになりますが、自分が悪いのだから自分も叩けと願い出る緒花。そしてその後に民子に謝るものの、仕事を舐めていると言われ、悔しくて涙を流してしまう緒花なのでした。
初回視聴感想 富山を舞台にしたアニメ「true tears」の金沢ヴァージョンという色彩が強いと思っていましたが、それ以上に実写に近いストーリーを作り上げてきたことに驚きました。松前緒花という若干リアリストでありながらも、ロマンティックな感覚やまだ未成年という感覚を持ち合わせた少女が旅館という厳しい環境に飛び込んだらどうなるかという感じを覚えました。実写でやってもおかしくはないストーリーが第1話で繰り広げられましたが、非常に現実性を感じられる作品だと思います。
今の世の中では若干古めかしいしきたりや心構えが残っている環境に、緒花という一般的な現代の少女としてどう馴染んで行くのか非常に気になります。仕事をしたくて来たのではなくても、結局は郷に従えの格言通りに進んで行きそうな予感。しかし、アニメっぽさがあまりないので、少し見る層は高くなると思います。たぶん、若い人には旅館の仕事の心構えは厳しく移ってしまうと思いますし。私から見れば、当たり前には見えるんですがねー。
更新は続けることを決めました。春アニメは更新数を大幅に減らす予定ですので、おそらくこのアニメのみを継続的に主軸として簡易草子の中心に置きます。「日常」と「Aチャンネル」は簡易草子にするのは難しいタイプなので、自然となるとは思っていましたが、次回からきっちりと書いていこうと思います。更新は月曜日の午前中が中心になると思いますので、継続してお読みになる方はよろしくお願います。
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