こんばんは、今回の回は簡易草子を書くには少し難しい回で、更新が遅れてしまいました。相変わらずの体調不良はあるものの、やはり神話前夜の内容は非常に興味深かったですねー。1つ気にになるのは、あと2話でこの物語を終えられるかどうか・・・。もしかしたら、お得意の続きは劇場パターンも可能性に入れた方が良いんじゃ・・・。
EDの最初のワコの絵がいつもと違って泣いていた気がするのですが、気のせいでしょうか?それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!綺羅星☆(‵・ω・)η(画像,台詞は
概略 ワコの歌声から始まる劇団「夜間飛行」の演劇「神話前夜」。タクトが少年マルク役,ワコが一人ぼっちのクレイス役,スガタが青年コルムナ役を演じ、タイガーは北の海の魔女アイン役,ジャガーがサカナの女王役,サリナと副部長はエントロピープルを担当します。
物語は、普通の人は見えず、触れられない少女クレイスの絶望的な境遇から始まります。それが見えたコルムナですが、クレイスには触ることはできない。そんなときにコルムナのもとへアインが現れます。彼女の持つ「夜の宝石」はクレイスを触ることもできるようで、それを譲ってくれるようにアインに頼むコルムナ。北の島の造船所にある一隻の船を動かすことが「夜の宝石」の交換条件ですが、コルムナはそれを動かしてサカナの惑星の女王の逆鱗に触れます。しかし、コルムナは女王を殺すことでサカナの惑星の王になったのだと。そして船で惑星を飛び回るコルムナはクレイスのことも忘れてしまうのですが、そのうちにアインに船自身にコルムナはなってしまったのだと言われてしまうのでした。

休憩中にワコのもとを訪れるのは、本土から来たタクトの幼馴染のハナ。どうやらタクトが好きになった相手を見に来たと言うのですが・・・。
そして「神話前夜」は後半部に突入。コルムナのもとを訪れるアインは約束通り引き渡せと言ってきます。交換する予定だった「夜の宝石」は渡さず、船を乗っ取ろうとするアインですが、アインを超えたコルムナの力によって倒されてしまいます。そのために、ついに船と一体化してしまったコルムナですが、サカナの惑星の王として城の奥にい続けたのだと。そしてコルムナの船は大きな魔力をもったまま残っているのだということなのですが、それは破壊することは叶わず、封印することしかできないのだと語られるのでした。

魔力を使わない一族であるエントロピープルたちはこの話をマルクにすることで、この物語を知ってもらいたかったと語ります。命のオーラの輝きは船を動かすためなのかと尋ねるエントロピープルですが、それに自分はクレイスの笑顔を見るためのものだとマルクは言います。そしてクレイスのもとへ行くマルクは、そっと抱き寄せてキスをするのでした。

南十字祭が終わり、休んでいるサリナのもとへレイジが訪れます。この芝居を書いたのがサリナなのか尋ねるレイジですが、良いところで終わったのだと褒めます。これ以上続ければマルクが船の魔力に取り憑かれて、クレイスが悲しむ場面が増えてしまうと意見を述べるのでした。そしてレイジはサリナに連絡先を教えるために名刺を渡しますが、レイジがいなくなってから親父はダメだと溜息をつくサリナなのでした。

一方、タクトはワコとハナをそれぞれ紹介しています。ハナは最終のフェリーで帰るようですが、タクトにも世界の声が聴こえていると映り満足のようなのでした。ハナの別れを見送るタクトとワコですが、ワコはタクトの初恋の相手がハナなのかと尋ねます。それに軽くそうだと答えるタクトなのでした。
タクトとワコのもとにはスガタも現れますが、それを見ているサリナはこの星の運命は3人次第だと語ります。タウバーンは地球人のために作られたサイバディだと語る副部長。それでもサリナと副部長ができるのは見守ることなのだということですが・・・。

夜、スガタの屋敷を訪れるケイトですが、ゼロ時間を発生させなかったのにもかかわらず、スガタは深い眠りに・・・。それをいつものように治すケイトですが、今回は早々にスガタが起きてしまい、ケイトがヒガニシの巫女だとバレてしまうのでした。
掘り下げポイント・物語の始まる前の物語 今回のメインはやはり、尺の大半を占めた演劇「神話前夜」でしょう。コルムナとクレイスの恋物語は、最終的にはコルムナが魔力の力に惹かれてしまい、コルムナがクレイスのことを失ってしまうというものでした。この話を見ていて、ふと思い出すのはサカナちゃんのレイジに話していたイカ刺しサムの物語なんですよねー。
サムが会ったサカナの惑星の王はコルムナで、彼は不老不死に苦しんでいた。それを終える唯一の方法がイカ大王の青い血だったということでしたが、コルムナが大きな魔力を持っている船と一体化していたと考えれば辻褄が合いますよね!
私の意見ではありますが、この船はサイバディのことを示しており、命のオーラの輝きがシルシだと思います。レイジはこの船の魔力には誰でも負けると言うような感じのことを述べていましたが、それがサカナちゃんの物語に登場するサムであったのでしょう。一方で、タクトはシルシは愛する者の笑顔のために使うのだと宣言していますが、それがマルクとしての考え方。結局、タクトとレイジの2人は親子ながら、違う結論に行き着いているんですよねー。
そういえばスガタが船を動かしたときに、映ったサイバディはザメクなんでしょうかね?そんな雰囲気だったのですが・・・。あと、スガタの「もう何も怖くない」ポーズは意表を突かれてしまいました。(笑)
・エントロピープルの方々 今回で正体が分かったサリナと副部長ですが、どうやら演劇で言っていたエントロピープルというシルシを持たない一族のようですね。あの話はアドリブということになっていますが、完全にタクトを試すようなシーンでした。エントロピープルは観察者でしかないようですが、サリナと副部長は宇宙人というのはほぼ確定ということなのでしょうか?最後の副部長の台詞で地球人という言葉がありましたので、そうかなと思います。
サリナと副部長は見守ることしかできないと言っていましたが、タクトのあの返事にはそれなりに満足しているように見えます。親父はダメというのは、おそらく魔力に取り憑かれると決めつけていたりするところでしょうけど、レイジはホントにみんなにダメ出しされますねー・・・。
まあ、一番驚いたのは副部長が喋れること。アレくらいの知能があれば、確かにサリナが以前言っていた副部長に気に入れられたから劇団「夜間飛行」に入れるというのも、説得力はあるんですね。
・タクトの初恋の相手 今回登場した本土から来たタクトの幼馴染で、初恋の相手であるハナですが、結局初恋の相手だったという過去形なのはやはりハナの想い人はナツオだったのでしょうか?そんな感じに私は取りましたが、まあ間違っていそうだな・・・。
今回、ハナが来た目的はタクトがよく話をするワコがどんな女の子か興味を持ったためということでした。イツロウから言われて来たのかなというのも考えたのですが、純粋に元気なタクトを見たかったという感じでしょうか?ワコが泊って行かないか誘ったのを、最終のフェリーで帰ると固持したハナですが、ここは非常に難しい・・・。ここは敢えて書かないことにします。
川島さんの演技は少し気になるものの、彼女は声優じゃないので多めに見た方が良いと思います。この作品は演技派の声優陣が多いので、さらに目立ったという感じもあるんですがねー・・・。
・ケイトの夜伽発覚 今回のラストでスガタの演技力で、ついにヒガニシの巫女だとバレてしまったケイトですが、次回のタイトルからもしかすると綺羅星十字団にスガタを加入されるのかもしれませんねー。しかし、ケイトの能力は結局シルシの負担の軽減でいいのでしょうかねー。
ケイトの今回の台詞は非常に少なかったですが、カナコに尋ねられた返答が興味深かったです。コルムナが野心を選んでも、クレイスは幸せなんだという言葉はなんとなくケイトの深層心理の一部を浮かび上がらせた感じがします。次回でその言葉の真意も出てきそうなので、今回は推察も書きません。
最新コメント