記事になっていると思います。メインはタクトではなく、カタシロ・リョウスケを中心にして、記事を書いてみました。しかし、リョウスケのキャラは今までの誰よりも深い気持ちが詰まっていましたね・・・。
今回はヘッドができるまでという感じでしたが、ソラは実際に愛していたのがリョウスケだったことを知って、どう思ったのでしょうかね?それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!綺羅星☆(‵・ω・)η
概略 車の中で夕日を眺めるカタシロ・リョウスケですが、それはある絵のモチーフになった場所で、虹の掛かる夕日を眺める少女が描かれたものなのでした。そしてコフライトの復元を行われたようですが、一方のヘーゲントはプロフェッサー・シルバーの開発しているシステムの実証実験に協力しているようで、そのために1週間ほど遅れているということなのでした。

ワコは禊を行っていますが、そこには例の鴉が・・・。一方、バニシングエージの会議に移りますが、ヘッドとキャメルスターのやり取りを見ている「議長」カタシロ・リョウスケは、ヘッドがツナシ・トキオだったときのことを思い出しています。リョウスケにはソラという許嫁がいたが、ある日の夕方にトキオと会ったのだと。その後、トキオの絵に魅せられたリョウスケはトキオと度々会うのですが、ある日トキオにソラの絵を描かせてほしいと打診されるのでした。それがバニシングエージの片隅に飾られている絵だということなのでした。

タクトはタイガーとジャガーの手伝いをしているのですが、そこで寝ているワコにキスをするスガタを見かけてしまいます。喫茶店でリョウはケイトに会い見えますが、そこでケイトはリョウの第1フェーズを知っているのだと牽制します。さらに、ヒガニシの封印を解くのには時期があるのだと言うケイト。お互いに腹の探り合いをして結局話は終わるのでした。
一方、ヘッドは例の少年の目覚めされることに奮闘しているようですが、その部屋はかつてサカナちゃんのいた部屋。それを見てリョウスケはソラのことを愛しているのかという自分のかつて言った言葉を思い出すのでした。3人の仲が徐々に悪化する中、トキオはこの島の地下にあるオリハルコン素体の復活のことをリョウスケに尋ねます。トキオは父親からシルシをもらえなかったことこともあったようです。リョウスケはトキオがな地下遺跡に執着するのか分からなかったようですが、マキバ・シンゴにシルシをもらう約束をしたりと暗躍することでミヤビ・レイジになるのでした。
シンゴの目覚めが近いようですが、それによってギンタはヘッドの思惑を理解。ギンタはそれによってヘッドが皆水の封印を解かない理由がないことを知るのでした。一方、タクトが鳥居を眺めているところに、ケイトが現れます。ケイトは母親が生きていたときによく来ていたお気に入りの場所だと言うのですが、そこでワコにすら秘密を守っていることを感謝を述べます。そしてタクトとケイトは、ワコとスガタの事を話すのですが、そこでケイトに自分が仲間外れだと感じてしまったことを話されるのでした。そんなときにハブに噛まれるのですが、その処置が終わらないうちにキャメルスターの「サイバディ」ギメロックによるゼロ時間への誘いが・・・。
「サイバディ」ギメロックが「スターソード」コライユを構え、ハブの毒で弱っているタクトのタウバーンに優勢に戦いを進めます。さらに2体に分裂することで、キャメルスターは皆水の封印を破ろうとしますが、ニードルスターが激昂。その妨害の隙に、タウバーンがキャメルスターを撃破するのでした。

リョウスケが眺める中、タクトとワコとスガタの遊んでいる姿があります。そこでタクトがワコに贈った懐中時計を見つけます。それはソラにリョウスケが贈った懐中時計で、そこを持ってソラは島の外に出ていったようですが、子供はイツロウに預けたとのこと。その後のソラの行方を知る人はいないようで・・・。ソラが島を去った後、リョウスケはヘッドにシルシを譲ったようです。そして、リョウスケは今のヘッドの姿を見て、心がゼロ時間に囚われていると心の中で嘆いているのでした。
掘り下げポイント・リョウスケの憂鬱 今回のメインはカタシロ・リョウスケでしたが、彼の話によって物語は動きだしましたねー。リョウスケはオリハルコンの研究をしている家系の人間だったようですが、彼には許嫁がおり、それがソラという女性。それがタクトの母親でもあるのですが、そこにヘッドが入っていったのですね。
ヘッドがツナシ・トキオだったときに出会ったリョウスケとソラですが、どうやら当時はまだ純粋な心絵に向かっていたヘッド。しかし、シルシというものに魅せられてしまった結果、ついに手段と目的が入れ替わってしまい、そのことを悲しく思っているのがリョウスケ。リョウスケはソラとの間は家系が決めたことだと思い、消極的な態度で接していたような感じですねー。一方のソラもリョウスケがどう思っているのか分からず、そのことで親しくなっていくことが難しかったのでしょう。
そんなときに現れたトキオの存在はリョウスケとソラの間柄を決定的に変えたのでしょう。それが完全に明らかになったのは、ソラの絵を描きたいというトキオの打診をリョウスケが受け入れたときなんでしょう。その後は、ヘッドが変わってしまい、それによってリョウスケとの間も疎遠になってしまったと・・・。
開いてしまった間柄はそう簡単には戻すことはできず、それを後悔しているリョウスケですが、それが今のタクト,ワコ,スガタに被るのかもしれません。リョウスケはただトキオの絵が好きだっただけなのに、どうしてこのような決裂が起こってしまったのか今でも悩んでいるのでしょうね。
リョウスケはソラのことを心から愛していたようですし、ソラもリョウスケのことを想っていたはずなのに、それをお互いに伝えることができなかったために、関係は破綻してしまったと。その後に、ソラはリョウスケの本当の気持ちを知ってしまったのですが、それはもはや引き返すことのできないところまで来てしまっていた彼女には衝撃的だったかもしれませんね・・・。
・タクトの憂鬱 今回ワコとスガタの仲の良さを改めて見せられてしまったタクトですが、それは過去にケイトも経験したこと。つまり、ワコとスガタの関係があまりにも強すぎるから、3人でいるとそれが余計に感じられてしまう。そんな悩みを2人とも感じているのでしょう。タクトはその答えを一先ず保留した感じもしますが、今後に何か答えを出してきそうな気がします。
間違えれば、過去のリョウスケ,ソラ,トキオのように関係が破綻してしまうことですので、そこには難しさもありそうですが、それを乗り越えることができるかが鍵でしょう。ただ、今までのタクト,ワコ,スガタの様子を見ていると衝突や挫折を繰り返してきていますので、もしかしたら可能なのかもしれませんね!
・キャメルスターの謀略 ギンタ・リョウの策士ぶりが遺憾なく発揮された回でしたが、今までの鴉もリョウの仕業だと判明しましたねー。いかに自分が有利な立場になるかを考えていて、それに執着していますが、その目的が非常に気になります。バニシングエージの中ではヘッドの次に切れる存在で、もしかしたらヘッドまで出し抜いて自分が頂点に立とうとでも思っているかもしれませんね。
基本的にはヘッドとは考えていることが一緒で、リスクを減らして目的を遂行するか。そのためならば手段は選ばず、その頃合いまでは何もしない。ハブにタクトを襲わせて、弱った隙にワコの封印を解こうとする行動は合理的ではありましたね。
ただ、バニシングエージは一枚岩でないために、結局美しくなく、マドカのサイバディの復元前ということで、コウに妨害を食らってしまう結末。それでもヘッドの思い通りにならないために、リョウのしたことは間違いではなかったかもしれませんね。
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