「いったい何度忠告させるの?どこまであなたは愚かなの?」byほむら
「なんにせよ、彼女が何かを企んでいるのは確かだ。くれぐれも気を付けて!暁美ほむら、きみはまさか・・・」byキュウベぇ
「これはあたしの戦いなんだ。あの子を巻き込むわけにはいかない!」byさやか
「私はね、ただ魔女と戦うんじゃなくて、大切な人を守るためにこの力を望んだの。だから、もし魔女よりも悪い人間がいれば、あたしは戦うよ!・・・たとえそれが魔法少女でも。」byさやか
「ボクから言わせてもらうことは無謀すぎるってことだけだ。今のさやかじゃ暁美ほむらにも佐倉杏子にも勝ち目はない。でもね、さやかは聞き届けてくれないよ・・・」byキュウベぇ
「たとえ綺麗じゃない方法でも、解決したいかい?なら、間違えればいいさ。正しすぎるその子の分まで、誰かが間違えてあげればいい。」by詢子
「君たち魔法少女が体をコントロールできるのは、せいぜい100メートルぐらいが限度だからね~」byキュウベぇ
こんにちは、どうにか昨日のバカテスラジオから間をあまり開けないで更新することのできた、まどか★マギカですが、ついにキュウベぇが本性を表し始めましたねー。しかも、まどかへの勧誘も苛烈さを増してきたようで、次回以降もさらなる激しさできそうですね・・・。
さやかは2回もほむらに救われているのですが、それを分かっていないんでしょうねー。それなのに戦うと言うのはお門違いなのですが、あとはマミとほむらの絡みは見ていないので仕方ないですよねー・・・。マミがほむらを捕縛していたとは予想できませんでしたし。
それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!
次週、魔法少女まどか★まぎか第7話は「本当の気持ちと向き合えますか?」です。

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概略
さやかと杏子の戦闘に割って入ったほむらによって、魔法少女同士の争いは回避されますが、そこにいたまどかに今後は手段を選ばないと警告するのでした。そしてそれを見ていたキュウベぇはまどかに今後気を付けるように言うのですが、その一方でほむらの意図に気付くのでした。
さやかはグリーフシードを使ってソウルジェムの回復をしていますが、どうやらグリーフシードの穢れが酷くなって限界に。それを見ていたキュウベぇはこのままだと魔女が孵化すると言い、グリーフシードを自分の体内に吸収してしまうのでした。新しいソウルジェムを見つけないといけないと言うキュウベぇですが、それは杏子に対抗するために余分な魔力を持つことになるのだと。
マミと比べるとさやかの素質は劣るようです。杏子の素質とキャリアは素晴らしいようですが、それを越える素質の持ち主が彼女を凌駕することもあるとのこと。それがまどかで、キュウベぇはさやかに杏子の対抗するためには彼女に頼むのも手だと言うのでした。それを固辞するさやかですが、どうやらまどかを巻き込むわけにはいかないと語るのでした。
翌日、杏子のもとを訪れるほむらですが、そこでこの街での使命を杏子に頼むと言うのでした。それを疑わしく見ている杏子ですが、2週間後の「ヴァルプルギスの夜」を倒すのが自分の目的だと言うほむら。それを終えたら、ほむらは去るのだと言います。それを聞いて、ほむらに共闘を持ち出す杏子なのでした。
昨日の使い魔の追跡を再開するさやかとまどかとキュウベぇ。まどかは再び杏子と相対することを憂い、戦わずに話し合いで仲良くしようと言います。それを完全に否定するさやかですが、マミのような魔法少女はいないと言い放ち、魔法少女でも自分は戦うと宣言するのでした。歩いて行ってしまうさやかを見届けながら、キュウベぇに縋るまどか。しかしキュウベぇの答えは無謀で、それを止めることはできないのだということでした。
夜、不安に思いながら眠っているまどかは、深夜にダイニングで寛いでいる詢子に相談を持ちかけます。友達が大変なのだが、やっていることは正しく見え、それでいて上手くいかないのだと。それを聞いて普通のことだと返す詢子ですが、それを聞いて悲しそうな表情のまどか。結局それを解決するのは自分自身なのだと言う詢子なのでした。ただ綺麗じゃない方法だったらあると言うのですが、それは自分が間違い続けること。諦めるよりは誤解される方が良いのだと。真っ直ぐに育たまどかに、詢子は大人になる前に間違う練習をしろとアドバイスを与えるのでした。
翌日の夕方、上條のもとを訪れるさやかですが、退院したとのこと。そして自宅の前に立ち止まるさやかですが、その後ろには杏子。そして他人のために魔法少女になったことを馬鹿にするのですが、それを聞いて逆上するさやか。そのまま場所を変えて戦闘になるようですが・・・。その頃、まどかは自室で詢子の言葉を考えていますが、そこでキュウベぇにさやかが危ないと言われ、連れていかれるのでした。
そして戦いに突入すると思いきや、まどかとほむらの乱入で、一時動きが止まります。しかし、ほむらがさやかと戦うことで、結論が出て、今後こそ戦闘へ。しかしさやかが変身しようとした瞬間にまどかはグリーフシードをさやかから強奪。そしてそれを橋の下へと落とすのでした。しかし、その瞬間にさやかの体は傾き・・・。
死んでしまったさやかに、まどかだけでなく、ほむらも杏子も驚愕の様子。ほむらはグリーフシードを取りにいくのですが、その間に杏子はキュウベぇを糾弾。それに、キュウベぇは魔法少女が体をコントロールできるのはグリーフシードから100mくらいだとあっさりと語ります。体から魂が抜き取られグリーフシードに魂が込められていることに怒る杏子ですが、それにいつも人間はこういうことを言うとため息をついて文句を垂れるキュウベぇ。その間にほむらはさやかのグリーフシードを取ってくるのですが、それでさやかは意識を取り戻し・・・。
掘り下げポイント
・まどかの間違い
今回はさやかの魔法少女としての動きの不安定さをまどかがさらに拍車を掛けている印象ですが、非常に話にテンポもぎこちなかったと思います。魔法少女と普通の少女、そこには2人の間にできた違いが浮き彫りになったということでしょうか?
さやかのやっていること自体は間違ってはいないと感じているまどかですが、その一方でそれが上手くいかないと嘆いている姿は今までのまどかの性格そのままという感じで、優しすぎるという言葉がふさわしいと思います。だから、みんなが傷つかない道を模索しているのでしょうね。一方で、さやかの悪いものは自分が成敗するというスタンスも間違っていない感じですし、しかもさやかの性格も根本的に変わっていないんですよねー。それでも、自分の能力を過大評価していたり、頑張りすぎたりと、ほむらが言うように魔法少女としてはふさわしくない感じがします。さらに甘えもあるようで、そこらへんも加味すると今後上手く行くとは思わないんですよね・・・。
まどかはなんとなくさやかの末路が見えているんじゃないかと思っています。もともと優しい性格の持ち主のまどかは、さやかの良いところも悪いところもある程度は理解(言葉が不適切かも)しているようですし、そこは確かかと。今後はさやかの無鉄砲さを止めるのが大変になってきそうだなと思っていましたが、引きでさやかのグリーフシードを強奪して捨てるという暴挙・・・。ゴットゥーザ様のアドバイスはどうしてこんな方向に行ってしまうのでしょうか?(笑)それによって、他に色々と影響はありましたが・・・。
最終的に一時、さやかを殺してしまったまどかは再びトラウマが増えました。これでキュウベぇの魔法少女への勧誘に影響も出てきそうですねー。(笑)しかし、このままだとまどかのトラウマが増えていくだけの物語になっているんじゃ・・・。
・さやかの盲目
魔法少女になったことを後悔していないと前回言っていたさやかですが、今回で早速愛しの上條くんと溝が・・・。結局、さやかのことよりもヴァイオリンのことで頭が一杯になってしまったようで、完全に報われない状態になってしまったさやか。まあ、さやかが治したのだとは言えませんからねー。
魔法少女になったのは結局好きな上條の腕を治して、ヴァイオリンを弾く元気な彼に振り向いてもらいたかったから。そんな邪な願いをしたせいで、結局自分が大変な立場になってしまったという印象です。上條を縛りつけたいのなら、杏子の言うように腕や足を使えなくして、自分がいないとどうしようもできない状態におくのがベターではあるんですよね・・・。
その図星を突かれたさやかは杏子と戦うのですが、これが明らかに無謀ですよねー。ほむらに相手が替わっても、強さ関係はまどか>ほむら>>杏子=マミ>>>さやか(まどかとマミが少し分かりませんが)ですから、意味が・・・。それをまどかの妨害で結果的に救われたさやかですが、次回も無鉄砲に突き進んで行くのかもしれませんねー。
・杏子の謀略
杏子は前回のキャラだとただ単に悪いキャラだと思っていましたが、合理的な行動理論に従った性格の持ち主なだけでした。ほむらの乱入で、相手の手札が分からないからあっさりと撤退したり、ほむらとの共闘を持ちかけたり、さやかに善次の策を提示したりとそこまで酷いことを言っているわけじゃないんですよねー。口調が乱暴な分印象が変わるのかもしれませんが、使命への自分なりの心構えはできていますから。
さやかの処遇では結局ほむらには従わなかったようですが、基本的にはあらゆることを想定して動いている感じがするんですよねー。しかも話していることも計算しているようにも思えますし・・・。その一方で、イレギュラーには脆いようで、ほむらの突然の乱入やグリーフシードの存在意義などでは酷くうろたえていました。
死に対する恐怖は杏子にもあるようで、次回あたりで死にそうだな・・・。結構良いキャラですが、たぶんマミさんみたいな扱いされるんだろうな・・・。
・ほむらの決意
さやかを助けたほむらですが、どうやらまどかがまだ魔法少女の世界に首を突っ込んでいることが大変ご不満な様子。まあ、キュウベぇがいなくならない限り、まどかはずっと魔法少女に関わってしまうのですが。(笑)ほむらの目的はキュウベぇには分かったようですが、まどかを魔法少女にしないこと以外に何かあるんでしょうか?「ヴァルプルギスの夜」が今後はキーワードになりそうですが、たぶん魔女が大量に集まったりするんでしょうかねー。
今回で片が付きそうな感じだったさやかですが、結局アクシデントでとん挫。どうやらほむらはグリーフシードの存在意義を理解していたようで、そこはきっちりと助けてくれました。ただ、さやかを倒すと言っていましたが、どういう風に倒そうと思っていたんでしょうか?そこが今回は分からなかった・・・。
・キュウベぇの営業
最後は完全に悪魔化したキュウベぇさん。えみりん怖いよ・・・。無表情でしかも声も抑揚がないから、なおさら怖い。しかも、もうターゲットはまどかのみというのは明らかですしねー。キュウベぇにとって、さやかと杏子は捨て駒で、ほむらがイレギュラーの要注意因子。結局、まどかと契約できれば、何でもよさそうですね・・・。
もう会うことはないと言っていたキュウベぇですが、もうその言葉は過去の言葉になったのか、頻繁にまどかのところに来るようになりましたね。親友のさやかは魔法少女の素質が高くないと言っていましたが、つまりキュウベぇはまどかを誘き寄せる布石に置いているということが分かりましたし、今後も手段を選んでこなさそうだな・・・。
最近はキュウベぇの営業力に感服しながらも、完全に魔法少女モノのマスコットからはかけ離れた存在だと感じてしまうのは私だけでしょうかw?
(◕‿‿◕)「早くボクと契約を!」←これはマスコットじゃない・・・
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