「私の場合は、考えている余裕さえ無かったってだけ・・・」byマミ
「ボクとしては早ければ早いほどいいんだけど!」byキュウベぇ
「私、どんくさいし、何の取り柄もないし。だからマミさんみたいにカッコよくて素敵な人になれたら、それだけで十分に幸せなんだけど!」byまどか
「彼女だけは契約させるわけにはいかない!」byほむら
「本当にこれから私と一緒に戦ってくれるの?・・・そばにいてくれるの?」byマミ
こんにちは、今回は大学から少しだけ編集して更新しています。しかし、まさか第3話にしてミズハスが・・・。シャフト作品なのでもう少し大丈夫かなと思いましたが、やはりまどかの相手は友達のさやかと戦場ヶ原さん的なほむらですか・・・。いやはや、序盤での衝撃的な展開はなかなか視聴者を飽きさせませんね!
今回の「もう何も怖くない」はマミの言葉でしたねー。しかし、その発言は死亡フラグだろうみんな思いましたよね?そしてまた自分の文章力のなさが露呈しました・・・。
それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!
【動画】
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概略
さやかは夕方に、ある病室の男の子に会いに行きます。そしてさやかが買ってきたCDを一緒にイヤホンで聴くのですが、思い出されるのは、あるコンサートでその男の子がヴァイオリンを演奏している姿を見つめるさやかの姿。ふと思い出から戻るさやかですが、横の男の子はいつの間にか涙を流しているのでした。まだ魔法少女体験コースが続いているまどかとさやか。今回マミが倒したのは魔女の使い魔だったようで、それだグリーフシードは落とさないとのこと。ただ使い魔も成長すると魔女になるから危険だと言うマミなのでした。
帰り道にマミに願い事は決まったのかと尋ねられるまどかとさやかですが、どうも2人とも決まらずにいる様子。ふとマミにどんな願い事をしたのかと聞くまどかですが、マミは言い淀みながら、交通事故に遭って助かりたいと思うことしかできなかったのだということでした。後悔はしていないようですが、ちゃんと選択肢のある子にはきちんと考えてほしいと思っているようです。そしてさやかは自分ではなくて他の人の願い事でも良いのかと尋ねます。上條くんという男の子のようですが、それに対してキュウベぇは別に問題ないと答えます。ただマミはそれなら自分の願い事をはっきりしなければならないと忠告します。このままだと絶対後悔すると言われますが・・・。
まどかは家に帰って、願いことを考えることは簡単じゃないことだと自分のベットの上で呟きます。急かすのも駄目だし、助言もルール違反だと言うキュウベぇ。ただなりたいからじゃ駄目なのかというまどかですが、それを詳しく聞いたキュウベぇはまどかの方がマミよりもずっと強い魔法少女になると予言し、まどかの生み出すソウルジェムは自分でも想定できないと言うのでした。そんなときに父親に呼ばれるまどかは玄関で酔いつぶれている母親のもとへ行きます。そして母親を処理して、父親と一緒にお茶を飲むことにするのでした。母親がどうして仕事が好きなのかと言うまどかですが、それに父親は頑張るのが好きなのだと答えます。生き方そのものを夢にしている言葉を聞くまどかははっと心打たれるのでした。
同じ頃、魔女を探しているマミのもとに、ほむらが現れます。どうやら無関係なまどかとさやかを危険に巻き込んでいることについての意見のようですが、マミはキュウベぇに選ばれたから無関係ではないと反論。ほむらは特にまどかの素質を危険視しているようで、それについてはマミも同様に感じているようなのでした。そしてほむらはまどかだけは契約させるわけにはいかないと言います。それを自分よりも強い存在ができるのが嫌だとマミに言われたほむらは、ついにマミに宣戦布告するのでした。
翌日、病院に上條に会いに行ったさやかですが、どうやら都合が悪いとのこと。そしてまどかと一緒に帰っている途中に、孵化しそうなグリーフシードを発見します。マミを呼んでくるようにまどかに言うさやかですが、どうやらその場にさやかとキュウベぇは残るようです。そしてまどかが行った後、すぐに結界の中に入ってしまうさやかとキュウベぇなのでした。
結界の中を進むさやかとキュウベぇですが、ここで今の瞬間でも魔法少女にできるのだと言うキュウベぇ。それに対してさやかはいい加減な気持ちでは決めたくないのだと固辞するのでした。マミを連れてきたまどかですが、結界の中で遭遇したマミとほむらが対立します。そしてほむらを捕縛するマミですが、今回の魔女は勝手が違うと言うほむらの忠告を聞かずに、魔女のもとへ行ってしまうのでした。その途中でマミにまどかは自分の願いを語りますが、そこでマミに憧れているのだと言います。それを聞いてふと憧れるほどの人間じゃないと言うマミ。そして自分はマミと一緒に戦うの言うのですが、これを聞いて嬉しく思ったマミは今までにない気持ちになるのでした。
そのままブリーフシードの孵化の場所へ行くのですが、魔女の強さにマミが絶命してしまうのでした。そんな中で、ほむらが現れて、その魔女を撃退するのでした。そしてほむらはグリーフシードを持って、まどかとさやかに魔法少女の厳しさについてと2人にはブリーフシードを持つ権利なんてないと言い捨てて去って行ってしまうのでした。
掘り下げポイント
・まどか★マギカ
今回の引きが衝撃的でしたが、次回以降のまどかのアクションは非常に気になりますねー。というより、今度はほむらがまどかのパートナーになるという感じになるんでしょうかね。みんなを助けるために魔法少女になるというまどか。真美の姿に心を打たれ、母親の生き方を生きがいにするという姿が最後の一押しになり、そしてマミにもそのことを話していたのですが、最後にマミが死んでしまったことでどうなるんでしょう?
魔法少女になるのは、願い事を叶えてもらう代償に命の危険と隣り合わせ。それがマミの魔法少女としての最初と最期。次回以降はまたまどかは悩むことになりそうです。それでもマミ自身はまどかの言葉に救われていたということに気付くことができれば、また一歩前に進むことができるかもしれません。
まどかはどちらかというと魔法少女になってしまった女の子たちの苦しみや悲しさを取り除く魔法少女に今後なっていくのだと思います。今回のマミのようにキュウべぇによって願いを叶えてもらい、魔法少女になった女の子にはその後もまた違った悩みが出てくるというのが実情ということでしょう。
だから、マミは願い事を急ぐさやかを諭し、よく考えなさいといったのでしょうね。一方で、まどかにはほむらとは違った意味で期待をしており、いつかこんな子と一緒になって魔法少女になりたいとでも思っていたかもしれません。そういった魔法少女になった後の願い事をかなえる存在になるのがまどかなのかもしれませんね。それがマギカ、つまりまどかの使える素敵な魔法かも・・・。
ただ、これだとAB!の音無のようなポジションに見えてしまいますねー。これだと普通に消えるんじゃなくて、死んじゃいますが・・・。
・満たされた願いの果てに
今回死んでしまったマミですが、最期の油断はまどかの言葉が影響しているんでしょうね。ずっと1人で戦ってきたマミですが、やはりその孤独感にどうしょうも無くなっていたのかもしれません。ただ、魔法少女の責務を淡々にこなしていたときに、まどかに会った。そして、まどかに一緒に戦うと言う言葉で、ついに緊張が解けてしまったんでしょう。
キュウべぇに願ったのは生き延びることでしたが、その根本には1人になる寂しさがあったかもしれません。それを無くすための意志が魔法少女の力になっており、達成され弱まってしまったというのもあるかもしれません。まどかはマミにとって自分の寂しさを救ってくれた存在。その可能性を十分に秘めている少女であるから、まどかとさやかに魔法少女になってもらうように仕向けようとしたのでしょう。結局、その目論見は達成されたのですが、前述した緊張の欠如と魔力の低下によって死んでしまったというのがしっくり来ると思いますね。
キュウべぇが言っていたまどかの方が強い魔法少女になるという言葉は、あながち間違っていないと思います。マミにとって魔法少女とは願いをかなえるためのいわゆる付属品であり、呪いであるとでも思っていたかもしれません。自分の本当の願いは孤独を和らげてくれる相手の存在。つまりまどかの魔法少女になって人助けをしたいには次元的にも違う土俵になっているのです。だから、まどかの方がより強い魔法少女になるということでしょう。それを考えるとさやかもあまり強い願いでないので、殺されてしまうんじゃ・・・。
・ほむらの思い
ほむらが次回からマミのポジションに入る可能性が出てきましたが、話を聞いているとさやかが魔法使いになるのはどうでもいいような感じですので、まどかが魔法少女になることだけに反対していることが明確になりました。強い魔法少女が生まれることは自分が競争に負けるからということだけではなく、何か大きな問題が出てくるのかもしれません。
それが第1話のまどかの夢だったのかもしれませんが、まだはっきりとは語られていませんねー。今回のマミとの決定的な決別はあったものの、マミが死んでしまったことはどうやら何か思うところがあるようですよねー。正直、根は優しい性格なんでしょうから、もしかしたらまどかとは仲良くすることができるかもしれません。
まどかを頑なに魔法少女にしたくない理由は明らかに、まどかのような『幸せな人生』を送っている者に、厳しい現実を見せ付けたくないがための配慮とまどかの願い事の大きさによる弊害だと思います。私が非常に疑問なのは、キュウべぇが願い事を叶えるとなると、その余波で不幸になる人が出てくると思うんですよねー。そのパラドクスが今後語られるとうれしいのですが、たぶんあって後半にでしょうから・・・。
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