「・・・俺の後ろを歩けば良い。」by利剱
「利剱様の手から伝わって来たのは、私を心配してくださる心ばかりで・・・。暖かくて、申し訳なくて・・・。」by薄蛍
「自分はこの通り言葉が足りないから、感じ取ってもらえた方がありがたい。その方がお前への気持ちも正しく伝わるだろう。」by利剱
「私の心も利剱様に伝わってしまえば良いのに・・・」by薄蛍
「あのね、あたし、ママがどんなところにいてもがっかりしないように、もーっと良い子になるよ!」by麦
「不思議です。あんまり人目が気にならないみたい。きっと利剱様と一緒だから!」by薄蛍
こんばんは、さっきまであまりの寒さに寝ていた仙谷隆家です。だって外の温度が5℃ってぇ・・・。さてそんなことは関係ないので、記事の方に移りたいと思います。今週は利剱と薄蛍の話ですが、なかなか綺麗な話でしたねー・・・。景と西王母桃のような関係よりもやはりこちらの方が静かながらしっかりとした方が私好みかなと。
しかし利剱が格好良すぎる!!ああいう感じならホントに男でも良いなと思っちゃうんでしょうね!!
追伸:ヨスガノソラは第2話からの各キャラクターへの分岐型エンディングパターンを採用でした。私の見たかった構成ではあるのですが、18禁じゃ・・・。

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では続きから書いていきます。ではいきましょう!!
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概略
景と利剱の朝の鍛錬を眺めている西王母桃ですが,そこに薄蛍が来ます。そこでまたもや一夜を共にしたという話を言われて照れ隠しで怒り出す西王母桃。それが災いして景につれない態度を取って行ってしまうのでした。一方、残された薄蛍は利剱を見て、急に胸がときめいててしまい・・・。
櫛松による任務の割り振りが始まりますが、今回は昨日の任務での疲れもあるということで景と西王母桃は休みになります。そして妖人省の中を歩く景と西王母桃ですが、どうやら景は西王母桃に守られてばかりだということを気にしているようで、さらなる鍛錬に励むようになったようです。それを見て、気にしなくても良いのにと思っている西王母桃なのでした。一方、任務を受けた利剱と薄蛍組,丸竜と鬼灯&雪洞組ですが、外を歩いているとやはり人々の目は厳しいようで・・・。それでつい下を向いてしまう薄蛍を気にする利剱は、彼女の前に自分が歩くと語ります。それを聞いてときめいてしまう薄蛍ですが、もう一歩進展しない仲なのでした。
折屋という店の店主が今回の依頼主のようですが、そこには鬼っ子がいます。店主の折形綾は人間のようですが、鬼っ子を人間よりも使えるということで雇っているようです。そしてその綾と麦の様子を内心微笑ましく思う薄蛍ですが、依頼品の呪われた刀を見たときから様子が一変。触ろうとする利剱を制して、それを最後に倒れてしまうのでした。
刀の前の所有者には丸竜と鬼灯&雪洞が行くということで、利剱と薄蛍は刀を持って帰るということになります。店の中で休んでいる薄蛍の横に座る利剱とですが、ここで麦が薬を持ってやってきます。麦の持っていた櫛を見て、どうやら何か感じた薄蛍ですが、それでも意を決して触れるのでした。薄蛍の能力は物や人から流れてくるものを感じてしまうのだと出かけて行った鬼灯と雪洞は丸竜に話しますが・・・。それによって櫛から流れてきた思いはなんと麦の母親が殺ろされた記憶が・・・。それを感じて呆然とする薄蛍ですが、どうにかその場を誤魔化すのでした。
麦がいなくなり、利剱と薄蛍だけになるのですが、ここで薄蛍は自分の力について話そうとしますが、ここで麦が例の刀を取ろうとして・・・。それを見に来た薄蛍が間一髪で受け止めるのですが、同時にその刀からの思いも感じてしまい、人斬りのような表情になってしまいます。利剱にどうにか抑え込まれる薄蛍ですが、その中で利剱の気持ちを知ったようです。それと同時に麦は母親のことを思い出すのでした。
丸竜と鬼灯&雪洞が折屋に帰ってきますが、どうやら前の持ち主はいなかったようです。そして利剱と薄蛍の中は何やら・・・。怪我の手当てを薄蛍から受ける利剱ですが、どうやら薄蛍は利剱の自分を心配する心を感じてしまい、どうしようもないようです。それが申し訳ないと感じているようですが、それを聞いて薄蛍の力を知る利剱。どうやら薄蛍は自分の力にコンプレックスがあったようで、それを知られることで利剱に嫌われるのを恐れていたようです。それを聞いて自分は言葉が足りないから、その力で自分のことをもっと理解してくれればいいと言う利剱の言葉を聞いて、ついに心置きなく利剱に抱きつくことができる薄蛍なのでした。
折屋の帰りに、麦の言った言葉を気にする薄蛍ですが、どうやら麦は母親のことを思い出したようですが、自分なりに自己解決したようです。その決意を聞いた薄蛍は、涙を堪えながら、涙を零す麦の頭を撫でるのでした。そして帰りの電車ではなにやら利剱と薄蛍が良い仲に。それを不思議に見ていた丸竜をおちょくる鬼灯&雪洞なのでした。
その夜、雨竜寿と櫛松の会話ですが、どうやらこの刀は誰かの意図があって、ここに来たのだと考えている櫛松。そして櫛松は雨竜寿に今回の任務から西王母桃を外したことを注意されるのでした。一方、街には怪しげな女性が一人歩いています、どうやら西王母桃が目的のようですが・・・。
そして翌朝、景と利剱と丸竜の鍛錬を眺めていた西王母桃は、どうやら混乱状態に。鬼灯&雪洞が丸竜のところにタオルを持っていくのは理解できるようですが、利剱のところには薄蛍が・・・。そんな中、突然登場した豆蔵に景に持って行けと言われるのですが、恥ずかしい気持ちになってしまい、タオルを景に投げることしかできないのでした。
掘り下げポイント
・感じる想い、届けられぬ想い
今回のメインは利剱と薄蛍の正統派のカップルでした。やはり無口で言葉をあまり語らない利剱と引っ込み思案でおずおずする薄蛍の組み合わせは仲は良くなりつつあるのは感じられましたが、決定的なところまでは行ってなかったですからねー。まあ景と西王母桃の変な方向まっしぐらという感じではなくて良かったですが。(笑)
薄蛍の力は「人や物から流れてくる思いを感じてしまうこと」ということですが、それは逆に言うとそれを常に感じてしまうことから、ホントに信頼した相手以外にはあまり触れることができないということにもなります。当初から利剱のことを怖がっていた薄蛍ですが、徐々に利剱のことを知って近づいては来ていましたが、あともうひと押しがなかったんですよね。最後の最後で利剱が自分のことを内心は恐がっていたり、嫌っていたらどうしようと思っていたのでしょう。
その典型例としては、任務の行きで利剱に自分が怖くないかと聞くシーン。どれをはっきりと聞いてしまえば答えはすぐに出るのですが、マイナスの面を考えてばかりの薄蛍には明白な答えは恐かったのでしょう。それで聞き直した利剱に、何でもないと言った。こういうシーンは今までも散見されていましたが、それはやはり自分の力のせいだということでしょう。それが突発的な事故ではありましたが、妖刀で暴れる薄蛍を抑えるときに触れあった瞬間に全てが解けてしまったのでしょう。それによって利剱の心も感じられ、心置きなくデレちゃいましたね。(笑)
しかしホントに利剱はカッコ良くて、薄蛍は淑やかで可愛らしいです。ホントに見ていて一番安心できるカップルになりました。
・知らぬ記憶、蘇る悲劇を越えて
今週は麦という鬼っ子も登場しますが、こちらもやはり心情変化が細やかに描かれていました。母親を昔殺されているようですが、それを知らない麦。それを知らずに今までは明るく振舞っていたようですが、今回の薄蛍の暴走で綾に抱きかかえられてついに母親が今どうなっているか分かったようです。それを思い出してもなお、明るく振舞う姿に薄蛍はうるうるしていましたが、かなり麦の性格に驚かされました。
おそらく最初に薄蛍に良い子にしていたら母親に会えるということ言われたときはそれを直接的な意味で受け止めていたと思うのですが、母親のことを思い出した麦はそれが薄蛍の優しさからだと気付き、受け入れて立派に生きていこうと決心したのでしょう。ちょうど綾のような優しい、人間ではありますが、妖人に対して優しく接してくれる人もいますから、それは可能なのでしょうかね。
しかし最初に綾を見たときにホリックの壱原侑子と勘違いした私だけでしょうか?
・西王母桃にピンチが!?
前回で景との仲が深まった西王母桃ですが、今回は櫛松の命令で妖人省待機。まあ櫛松の心配性のせいでこうなったのですが、それにもあまり気にしていなかった西王母桃は、どうもなんだかんだで今は景の方に意識が向いているようです。
今回は妖刀を使って、西王母桃をおびき寄せる作戦だったようだった百緑と橙橙でしたが、どうやらこれを防ぐことが意図せずに櫛松がしたのは良い仕事をしたのでしょうかね。雨竜寿には注意を受けてましたがねー・・・。
そして今回の最後に出てきた井上喜久子(17)さんの乱杭ですが、あれは西王母桃の母親みたいな感じに思ったのは私だけでしょうか?かなり壊れていましたが、たぶん2回神隠しに遭っておかしくなったとしたら合点行くのですが・・・。ともかく百緑と橙橙のお頭的存在なんでしょうかねー。かなり怖いのですが、ヤンデレなのかな・・・。
・今週のEDは良いデュエット!
エンディングテーマの「二人静」(歌:薄蛍&利剱)は良い曲ですね!しかしなぜ景&西王母桃のはああなってしまったんだろう・・・。景の台詞がある意味すごかったんですがね・・・。ほとんど中原さんのソロじゃ・・・。次回は丸竜と鬼灯&雪洞の3人のキャラソンになりそうですが、なんかカオスになりそうな・・・。むしろ中毒性のある歌になりそうですねー。(笑)
さてホントにこの2人に合った曲ですごく良かったです。やはりカップリングとしてはこれが一番安定なんでしょうねー。
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