「西王母桃が総角取った・・・」by桐
「どんどこどんどこ、景色が流れて行きよる~!」by豆蔵
「神隠しとは名前負け。こんな外道が神ならば、この世に未練はありゃしない。いざ妖々と参ります。」by西王母桃
こんばんは、どうも更新が遅れてしまいますねー・・・。しかしこれが今の私の限界なので、勘弁してください><。さてそれでは「おとめ妖怪 ざくろ」の簡易草子の方に移りたいと思います。今週は景と西王母桃の話でしたが、かなり濃い内容でした。しかし景は妖人慣れしてきていて、ほっと一安心ということでしょうかね。そういえば、半妖でハルカス(百緑)&みなちゃん(橙橙)が登場していました。とするとあやひーも出てくるんでしょうかねー。
しかし相変わらず声優陣が豪華ですよ!今週はさぁや&三宅さんが登場していました。まあ役は・・・。

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では続きから書いていきます。ではいきましょう!!
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概略
丸竜と鬼灯&雪洞はどうやら今回はお出かけのようで、それをぼんやりと座って眺めている西王母桃。しかしそんな西王母桃は、三扇&三升&三葉杏たちに邪魔されてしまうのでした。櫛松に自分たちも仕事をしたいと言い出す西王母桃ですが、それに対して景との仲を改めることをしなさいと注意を受けます。そして外を見ると、景は桐&桜と遊んでいます。それを見て、ほほ微笑ましく思う豆蔵ですが、どうやらこういう妖人と仲良くすることも妖人省の役人の務めだと景は考えているようです。しかしそんな様子に、不満な西王母桃が現れます。そして三扇の連れてきた客人を依頼主だと思い、景と連れて櫛松のところへ。秘かに聞いていた西王母桃ですが、村での神隠しという言葉を聞いて、話し合いのところに入っていきます。櫛松に薄蛍が来るまで待てと言われますが、西王母桃の真剣な表情に派遣することを決定するのでした。
汽車の中でも西王母桃の様子は変で、そのときに出発前に聞いた櫛松の言葉を思い出します。半妖は子を孕んだ人間が神隠しに遭うことで生まれる現象で、女は「狐憑き」と呼ばれ忌嫌われ、生まれた子は親もとから取り上げられるということでした。それを聞いた景に、続けて櫛松は西王母桃が景を信頼していると話します。そして支度の出来た西王母桃が来て、「頼んだよ」と景に言うのでした。それを思い出している景は列車の中で蜜柑を西王母桃のためにむいてあげ、明るく振舞うのでした。
夕方にどうにか目的の村に到着した景と西王母桃。そしてさっそく村長のもとを訪れますが、泊る部屋が何と
景と西王母桃が同じ部屋。初っ端からテンパる西王母桃ですが、ここからいつもの押し問答。そのときに言った景の失言に泥沼化していくことになるのでした。夜なかなか寝付けない景と西王母桃ですが、ここで西王母桃にどうして気を使っているのかと尋ねられる景。そして櫛松から半妖の生まれ方についてだと答えるのですが、ここから西王母桃の独白が始まります。西王母桃の母は自分を生む前と自分が物心をついたころの2度も神隠しにあったようです。そして2度目は戻ってこなかった。だから神隠しという言葉を聞くと冷静ではいられなくなり、それに携わることで母の手がかりが探れるかもしれないと思っているようです。それを話して寂しくなっている西王母桃に優しく話しかける景ですが、それを聞いて西王母桃の心も慰められていくのでした。そんなとき村の外には怪しげな2人組がいますが・・・。
翌日、調査を開始する景と西王母桃ですが、どうも手がかりがつかめないようです。その途中で村長のところの
子供たちが付いてきていることに気付く西王母桃は脅かしてやりますが、どうやら西王母桃と遊びたかったようです。村の子供たちと遊んでいる西王母桃を微笑ましく見ている景ですが、そのときに西王母桃は神隠しのことについての聞き取りもしていたようです。どうやら「呼ばれている」ということですが、その話している途中で西王母桃の様子が変になって・・・。どうにか景が腕を掴んで正気に戻しますが、その夜また寝ているときに「呼ばれる」西王母桃はふらふらとどこかに歩いて行ってしまいます。それに気付いた景は寝ている豆蔵を連れて、西王母桃を追うのでした。途中で見失う景ですが、飯綱の導きでどうにか西王母桃に追いつくことができるのでした。景に呼ばれ正気に戻った西王母桃ですが、その前には洞窟が・・・。
その先に行く景と西王母桃ですが、そこには突羽根という妖怪がいて、その妖怪が子供や女たちを食べていたようです。それを聞いて、怒りのあまりに突進する景ですが、あっさりと捕まってしまいます。しかしその隙に頭の上に登った西王母桃によって討伐されるのでした。そして帰り道、景は飯綱の正体を何となく理解するのでしたが、その頃櫛松は雨竜寿に半妖の不穏な動きを報告。どうやら目的は西王母桃たちのようですが・・・。妖人省に返ってくると同じ部屋で景と西王母桃が寝たことで持ち切りのようです。原因は豆蔵ですが、それに恥ずかしがる西王母桃なのでした。
掘り下げポイント
・半妖の生まれ方
西王母桃,薄蛍,鬼灯,雪洞のような半妖と櫛松,雨竜寿,豆蔵のような妖人がいますが、その違いはどうやら半妖の生まれ方にありましたね。どうやら妊娠中の女が神隠しに遭うことで、そのときにお腹の中にいた子が半妖になるということですが、神隠しに遭うということがどういうことなのかが徐々に語られていきそうですね。今回は西王母桃の母親が神隠しから戻ってこなかったという話から、どうも何かに巻き込まれていることは分かりますが、どういう風に絡んでいくのでしょうかねー。
半妖になってしまったことで、立場も悪くなってしまうようで、それを助けたのが櫛松というところなんでしょう。櫛松はどうやら雨竜寿とともに何か妖人の詳しいことについて知っているようですし、西王母桃たちに賭けてみるという以前に言っていた言葉も気になります。
今回はさらに2人の半妖(百緑&橙橙)が登場しましたが、たぶんこちらは神隠しについての真実を少しは知っている感じなんでしょうねー。そして妖人省に敵対してきそうな勢力のような感じです。さてさて西王母桃を今回狙っていたようですが、それほど半妖の中でも西王母桃は特別なんでしょうかね?戦闘能力は明らかに高い感じですが。
・景と西王母桃の変化
別の視点から見ると、今回は景は妖人に、西王母桃は人間に歩み寄ってきているということを感じました。冒頭の景と桐&桜との触れ合い。そして村に行って調査をしている途中の子供と遊ぶ西王母桃。この2つのシーンは普通に流して見ていても問題ないと思われますが、私としては景も西王母桃も徐々にではありますが、人間と妖人という垣根を越えて仲良くなっていこうという心掛けが見えます。お互いに対立している感じになっているところを見せられた第2話ですが、この第3話は人間と妖人の歩み寄る可能性が示唆されています。
景の何げない台詞ではありますが、都市部の子供たちにも正しい認識があれば、農村部の子供たち同様に仲良くすることができるという言葉は印象的でした。ただ農村部は妖人に対する認識が怖いものであるという一方で、悪いことを解決してくれる守り神としての認識もあるはずですから、それはもしかしたらこれが影響しているのかなと。信仰心のある農村部とそれがなくなり合理的に生きる都市部というのも対比的ではありますね。
やっと3話にして景はツンデレ西王母桃をどうにかしましたが、ここまでなれば次は薄蛍&利剱の話になりそうです。しかしホントに西王母桃の人間嫌いと景の半妖嫌いが改善されてほっと一息です。
・櫛松の親心
今回も大活躍の櫛松さん。飯綱の正体が櫛松とは、西王母桃も理解していませんでしたが、秘密なんでしょうかね?景にはバレてしまったと思いますが、それをわざとやったのかもとも思います。しかしアレがなかったら、西王母桃は百緑に連れていかれてましたねー・・・。
基本的には西王母桃に厳しい櫛松ですが、心の中では一番気に掛けている感じがしますねー。もう母親みたいな存在の櫛松は西王母桃をどう思っているのでしょうね。どうも西王母桃になにか大事な想いがある感じですねー。さてさてこれも今後明かされるのかなー。
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