まにまにな娯楽ＤＡＹＳ : Archives [ 2010年08月18日 ]

概略

　文化祭２日目の朝、ぐっすり眠っている澪になにやら悪戯をしている唯・律・紬ですが、澪が起きてみると左腕にびっしりと「人」の文字が。さっそく律を殴ってみる澪ですが、どうやら唯の悪戯もあり・・・。そしてどんどんＨＴＴの順番が近づいていき、みんなで意識を高め合います。

　ステージにスタンバイして、いざ本番直前という状況のＨＴＴ。３回目ということを思い出すメンバーたちですが、１回目は澪の失態，２回目は唯がギターを忘れるトラブルがあって・・・。そして和のハードルを上げるアナウンスの後に、幕が上がります。唯たちが客席を見ると、自分たちと同じＴシャツを着ている生徒が。驚くメンバーたちですが、それはさわ子先生による演出なのでした。そして唯のＭＣが始まるのですが、どうも嬉しさで上手く喋れないようです。それでもどうにか律のフォローもあって、「ご飯はおかず」の演奏に入るのでした。演奏終了後、唯のＭＣが本領発揮ですが、あまりの長さに梓は和から巻けという指示が・・・。そしてどうにか梓に言われて軌道修正する唯ですが、ここで演奏の順番を書いたメモを忘れるというハプニングが・・・。どうする唯！？

　「ふわふわ時間」の演奏を経てメンバー紹介が始まりますが、まだ暴走ＭＣは続くようで・・・。それでもどうにかＭＣを終わらせ、最後の曲である「Ｕ＆Ｉ」に移るのでした。そしてその演奏でＨＴＴのライブは終了するのでした。

　そして部室で脱力感でいっぱいのＨＴＴ。さわ子先生たちによるＴシャツのサプライズで全て吹っ飛んでしまったようで、ちゃんと演奏していたか覚えていないようです。ただ１つだけ言えるのはライブが成功だったということ。この後はという話になりますが、この後はもうないと気づいてはいるメンバーたち。そしてみんなで泣き始めるのでした。そして和とさわ子先生が部室を訪れるとそこには泣き疲れて幸せそうに寝ているＨＴＴのメンバーたちがいるのでした。



個人的感想

　今回は全体的には感動話だとは思いますが、少し緩さが強かった気がしますねー。あまりにも緩急をつけすぎたのはよかったのかどうか・・・。さてそれでは簡単ながら感想に移りたいと思います。今回は唯について、澪・律・紬について、梓について、憂についてなど幅広く書いていこうと思います。

　まずは唯ですが、幕が上がる前から本調子ではなかったですが、最初のサプライズでさらに舞い上がってしまいましたね。最後のライブということで自分の全力を出そうということも考えていたのでしょうが、それが果たして傍から見たらどうだったかは判断しずらいですよねー・・・。まあ文化祭のステージ発表はもともと内輪だけやけに盛り上がるのが基本ですから、評価自体をするべきではないのですがね。（笑）しかし、唯の「Ｕ＆Ｉ」の前のみんな大好き発言からの「ＨＴＴはいつまでも放課後」は迷言過ぎる・・・。そしてライブが終わって部室での泣き崩れる姿はまあ予想できたというか・・・。

　次は澪・律・紬へ。まあ基本は唯と気持ちは一緒だとは思いますが、１人１人唯のＭＣの時に思っていることは違うような気がしましたねー・・・。澪は緊張でそれどころでなく、律はみんなの姿を興奮しながらも冷静に見守っていて、紬は完全に舞い上がっていました。終わった後はみんなで泣いた姿は気持ちがホントに一つになっていたというところでしょうか？

　続いて梓ですが、このライブでついに部員は１人ぼっちになるということでしょうねー・・・。果たして来年に新しい部員を獲得できるのかそこが注目でしょうか。あとは今回は最後の時に泣いていたかは判別付きませんが、それでも悲しい気持ちではいっぱいだっだでしょうね。やはり唯たちの明るい姿は眩しく感じていましたから～！

　そしてオチは憂。今回の唯のＭＣや演奏に一番熱い視線を向けていたのはやはり憂！唯のカッコイイ姿を誰よりも心持にしていた感がありますね～！そして最後の唯の迷言にも１人だけ感動していましたし、平沢家だけでは意思疎通できたのでしょうか？（笑）とにかく憂は姉離れした方が良いのでは？

　最後に和とさわ子先生。今回は裏方となりましたが、ＨＴＴのためにかなり尽力したのはやはりこの２人でしょう。おそらくあのライブは予定よりも時間が押していたので、その後和は大変だったでしょうねー・・・。あとは曽我部先輩はいたのでしょうかね？まあなんだかんだで唯たちにかき回されましたが、お疲れさまでした。そして徹夜して衣装を作っていたというさわ子先生ですが、その理由はあの唯たち配った衣装の大量生産。あれなら軽く死ねますねー・・・。あんなサプライズを考えるなんて、さすがさわ子先生と褒め称えたいですね～。（笑）

　来週はどうやらまた唯がアホの子になっているようですが、まだ軽音部の部室に居座る感じが・・・。果たしてこの後の物語をどう組み立てていくのか、心配でなりません。今回でひとまず区切りではありますから！