2010年06月27日 21:50
「僕はあの性格を含めて、戦場ヶ原のことが好きなんだ!」by暦
「お人よし!!」by暦・ひたぎ・翼・駿河
こんにちは、今日でもうアニメの感想3つはさすがにきついですね・・・。明日は宝塚記念までずっと勉強確定だー!!いやだな・・・。まあとにかく化物語の第15話です。なんかキタエリと神谷さんばっかり今日はループしています。(笑)

[DVD] 化物語 第六巻 つばさキャット (下) [CD付限定版]価格 6300円(税込) 発売日 2010/07/28
さて続きから書いていきます。総評も書いていきますので、そちらの方も読んでいただければ幸いです。ではいきましょう!

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概略
翼が暦のこと好きなんだという障り猫の怪異。暦とご主人が恋仲になれば、障り猫は引っ込められると。それを聞いて動揺し、それを否定し続ける暦。そしてひたぎとのことを応援していたという暦の反論ですが、それが却ってストレスになったと障り猫。そしてご主人の性格で略奪愛ができるかという障り猫の問いで、ついに暦は気付いてしまうのでした。
翼が暦を好きになったのは春休み。吸血鬼との戦いでの暦を見て、今の自分の境遇を打破してくれるように見えたのだと。それなのに電光石火の勢いでのひたぎの登場で、一気に様相が変わります。そしてあのひたぎとの恋仲は心の中では喜んでいなかったと分かる暦。さらに障り猫は説明を続けます。冷めた家庭で育った女の子。そして衝撃的な出会いをした同級生の男の子に恋心が芽生え、自身も助けられたことで確信に変わったということらしいです。そんな心情の翼の前にひたぎが一気に現れて、奪って行ったのだと。
ここで疑問を持つ暦。長年積み重ねた家族へのストレスと数か月の暦に対する恋愛のストレスに釣り合うのか。それに対して激昂する障り猫は、暦に今まで人を真剣に好きになったことがないのかと尋ねます。ひたぎと付き合っているのも押し切られただけだから、ご主人と付き合えと要求する障り猫。しかしそれを暦は拒みます。ひたぎへの想いは偽ることのできないもので、あの性格を含めてひたぎのことが好きなのだと。生まれて初めて人を好きになったのだと。さらに暦は続けます。ここで怪異を出したのは翼の弱さで、あの言葉は翼が言うべきものだったのだと。まずそもそも怪異に頼らなくても、頑張って生きている同じ境遇の人たちもいるのだから、その人たちに対する冒涜だと言い捨てます。それに対してお前にはその身を呈して忍を助けたお人よしということから、それを言う資格はあると障り猫は言います。誰にでも優しいというのは特別な人間がいないというのは暦と翼のどちらにも言えること。それは障り猫自身感じていたことだったのでした。人の気持ちは変えることはできないから障り猫は諦めるということらしいです。ここで暦は吸血鬼の魅了というものが影響しているのかと呟きます。それは以前翼に春休み以降暦がモテモテになっているということを言われたことから思い出したようです。それに対して障り猫は暦は魅了を使うことはできず、そもそもそれは自意識を消失させ操り人間を作り出すもの。つまり翼の願望だったのです。そしてここで障り猫に翼に好きになってもらえたことを誇っても良いのだなと確認するのでした。
そして再び忍探しに戻ろうとしますが、ここで障り猫から吸血鬼に頼らず迅速に効率よく引っ込める策があるのだと言い出します。そして障り猫に指示されて、影ができるような街灯の下の場所に行く暦。その暦に障り猫がエナジードレインを発動。ストレスの根源を殺せば問題がないと障り猫が説明し、そのまま猫の舌で首筋を舐めます。大量出血する暦ですが、障り猫に前回の失敗を抗議。それに障り猫はご主人の両親を殺さなかったのが失敗だったと感じたらしいです。そして薄れゆく意識の中、それでも翼のために死ねるなら良いと感じる暦ですが、そこにひたぎのことが。ここで自分が殺されたら、ひたぎは確実に翼を殺す。そして抵抗する暦ですが、ここで止めに首を締めあげられ始めます。ここで本当に死にそうになるところで、忍に助けてと声を絞り出します。そして暦の影から出てくる忍が一気に現れ、障り猫を取り押さえ吸血を行います。そこで障り猫の目的に気付いた暦は忍に吸血を止めさせます。そして障り猫がいなくなった後、忍は暦の影に戻っていくのでした。そして意識を取り戻す翼。自分との友情よりも恩返しを優先するなんて寂しいことを言うなと怒られるのでした。
あの後蒲原によって家に帰ることができた暦は朝になって、月火と火憐によって起され学校に向かいます。早めに家を出た暦は学習塾跡にいるはずのメメに忍を届けようとしますが・・・。そして学校に着く暦ですが、教室には翼が。そしてあいさつを交わすのですが、昨日のことは時間がたってから尋ねることにすると暦は心に誓います。そしてひたぎとの対面。今度のデートは暦のプランニングでしなさいといつもの調子で命令するのでした。
放課後、暦はひたぎ・翼・駿河を連れて、再度学習塾跡へ。しかしメメの姿はいません。昨日の野外にメメが出ていたのは撤収作業の最中だったのでした。ある日突然いなくことはないと話していたメメですが、暦はそのことが別れのあいさつ。それが親愛の証。そして障り猫を見逃して、それを暦に任せて消えたのだと理解するのでした。
帰り道、みんなでメメをお人よしだと言いあい、そして笑いあうのでした。そして自転車の後ろにひたぎを乗せて走る暦。怪異が現れても大丈夫だと心に思いながら、明日の文化祭の出し物である「お化け屋敷」のことに思いを馳せるのでした。
掘り下げポイント
・翼の想いを認めてるからこそ断る
今回のヒロインである羽川翼の物語のフィナーレでしたが、最終的には翼の想いを理解して、それでもやはりひたぎを暦は選びましたね。まあ順当と言えば順当なわけですが、一方の翼はあれほど暦のことを想っていたとなると、ひたぎとの恋仲での気持ちはとんでもなかったんですねー・・・。
初めて恋したのはやはり第1話の体重がない少女・戦場ヶ原ひたぎとの出会いなんでしょうね。それからあの少女と仲良くなるに付けて、想いが大きくなっていったということでしょうか?一方やはり翼に対してはそこまでの気持ちはなかったと言わざるを得ません。そうでなければ、初めて恋をしたという第1話のシーンと矛盾が発生します。ともかくやはり誰にでも優しいという暦の性格ですから、翼も困っている女の子で、彼女の性格を考えれば自分になんて靡かないとでも考えていたのかもしれません。
最終的には翼は報われなかったかもしれませんが、それでも怪異に頼っていた弱い翼は捨てられたと思います。これからは一歩ずつ確実に進んでいけるように、障り猫だって感じていることでしょう。
総評
テレビ放映が途中までだった化物語ですが、それでもテレビのクライマックスも翼の話はずが暦とひたぎのデートの話に!?とにかく驚きはしたものの、エンディングの曲とのマッチは結構なもので、綺麗には終えられていたと思います。やはり西尾維新は凄いですね!!
尺の問題で少し悩ましいところはあったものの、シャフトらしい演出や発想は面白く、かなり見ていて面白かったと思います。また原作をうまくまとめられており、そこもプラスだったと思います。いろいろと問題はあったものの、それでも全体的にはいい出来だったと!
暦役・神谷浩史さんをメインとして、ひたぎ役・斎藤千和さん,駿河役・沢城みゆきさん,真宵役・加藤英美里さん,撫子役・花澤香菜さん,翼役・堀江由衣さんというヒロインでの豪華な共演は、演技力を見せつけられたと思います。特にちわわのハマり役度が高かったと思いますね。とても素晴らしかったと思います。
総じてレベルの高かったこの作品。私としては結構高い評価をしたいところです。気になったのは忍が喋ったのかなと思うところですが、少し分かりませんでした。(笑)とても話が面白く、見応え充分。かなり濃度の高いアニメだったと思います。
最後に製作にかかわられた皆さん、長い間お疲れさまでした。素晴らしいものが見れたという感動があります。ホントにありがとうございました!
「お人よし!!」by暦・ひたぎ・翼・駿河
こんにちは、今日でもうアニメの感想3つはさすがにきついですね・・・。明日は宝塚記念までずっと勉強確定だー!!いやだな・・・。まあとにかく化物語の第15話です。なんかキタエリと神谷さんばっかり今日はループしています。(笑)

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さて続きから書いていきます。総評も書いていきますので、そちらの方も読んでいただければ幸いです。ではいきましょう!
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概略
翼が暦のこと好きなんだという障り猫の怪異。暦とご主人が恋仲になれば、障り猫は引っ込められると。それを聞いて動揺し、それを否定し続ける暦。そしてひたぎとのことを応援していたという暦の反論ですが、それが却ってストレスになったと障り猫。そしてご主人の性格で略奪愛ができるかという障り猫の問いで、ついに暦は気付いてしまうのでした。
翼が暦を好きになったのは春休み。吸血鬼との戦いでの暦を見て、今の自分の境遇を打破してくれるように見えたのだと。それなのに電光石火の勢いでのひたぎの登場で、一気に様相が変わります。そしてあのひたぎとの恋仲は心の中では喜んでいなかったと分かる暦。さらに障り猫は説明を続けます。冷めた家庭で育った女の子。そして衝撃的な出会いをした同級生の男の子に恋心が芽生え、自身も助けられたことで確信に変わったということらしいです。そんな心情の翼の前にひたぎが一気に現れて、奪って行ったのだと。
ここで疑問を持つ暦。長年積み重ねた家族へのストレスと数か月の暦に対する恋愛のストレスに釣り合うのか。それに対して激昂する障り猫は、暦に今まで人を真剣に好きになったことがないのかと尋ねます。ひたぎと付き合っているのも押し切られただけだから、ご主人と付き合えと要求する障り猫。しかしそれを暦は拒みます。ひたぎへの想いは偽ることのできないもので、あの性格を含めてひたぎのことが好きなのだと。生まれて初めて人を好きになったのだと。さらに暦は続けます。ここで怪異を出したのは翼の弱さで、あの言葉は翼が言うべきものだったのだと。まずそもそも怪異に頼らなくても、頑張って生きている同じ境遇の人たちもいるのだから、その人たちに対する冒涜だと言い捨てます。それに対してお前にはその身を呈して忍を助けたお人よしということから、それを言う資格はあると障り猫は言います。誰にでも優しいというのは特別な人間がいないというのは暦と翼のどちらにも言えること。それは障り猫自身感じていたことだったのでした。人の気持ちは変えることはできないから障り猫は諦めるということらしいです。ここで暦は吸血鬼の魅了というものが影響しているのかと呟きます。それは以前翼に春休み以降暦がモテモテになっているということを言われたことから思い出したようです。それに対して障り猫は暦は魅了を使うことはできず、そもそもそれは自意識を消失させ操り人間を作り出すもの。つまり翼の願望だったのです。そしてここで障り猫に翼に好きになってもらえたことを誇っても良いのだなと確認するのでした。
そして再び忍探しに戻ろうとしますが、ここで障り猫から吸血鬼に頼らず迅速に効率よく引っ込める策があるのだと言い出します。そして障り猫に指示されて、影ができるような街灯の下の場所に行く暦。その暦に障り猫がエナジードレインを発動。ストレスの根源を殺せば問題がないと障り猫が説明し、そのまま猫の舌で首筋を舐めます。大量出血する暦ですが、障り猫に前回の失敗を抗議。それに障り猫はご主人の両親を殺さなかったのが失敗だったと感じたらしいです。そして薄れゆく意識の中、それでも翼のために死ねるなら良いと感じる暦ですが、そこにひたぎのことが。ここで自分が殺されたら、ひたぎは確実に翼を殺す。そして抵抗する暦ですが、ここで止めに首を締めあげられ始めます。ここで本当に死にそうになるところで、忍に助けてと声を絞り出します。そして暦の影から出てくる忍が一気に現れ、障り猫を取り押さえ吸血を行います。そこで障り猫の目的に気付いた暦は忍に吸血を止めさせます。そして障り猫がいなくなった後、忍は暦の影に戻っていくのでした。そして意識を取り戻す翼。自分との友情よりも恩返しを優先するなんて寂しいことを言うなと怒られるのでした。
あの後蒲原によって家に帰ることができた暦は朝になって、月火と火憐によって起され学校に向かいます。早めに家を出た暦は学習塾跡にいるはずのメメに忍を届けようとしますが・・・。そして学校に着く暦ですが、教室には翼が。そしてあいさつを交わすのですが、昨日のことは時間がたってから尋ねることにすると暦は心に誓います。そしてひたぎとの対面。今度のデートは暦のプランニングでしなさいといつもの調子で命令するのでした。
放課後、暦はひたぎ・翼・駿河を連れて、再度学習塾跡へ。しかしメメの姿はいません。昨日の野外にメメが出ていたのは撤収作業の最中だったのでした。ある日突然いなくことはないと話していたメメですが、暦はそのことが別れのあいさつ。それが親愛の証。そして障り猫を見逃して、それを暦に任せて消えたのだと理解するのでした。
帰り道、みんなでメメをお人よしだと言いあい、そして笑いあうのでした。そして自転車の後ろにひたぎを乗せて走る暦。怪異が現れても大丈夫だと心に思いながら、明日の文化祭の出し物である「お化け屋敷」のことに思いを馳せるのでした。
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今回のヒロインである羽川翼の物語のフィナーレでしたが、最終的には翼の想いを理解して、それでもやはりひたぎを暦は選びましたね。まあ順当と言えば順当なわけですが、一方の翼はあれほど暦のことを想っていたとなると、ひたぎとの恋仲での気持ちはとんでもなかったんですねー・・・。
初めて恋したのはやはり第1話の体重がない少女・戦場ヶ原ひたぎとの出会いなんでしょうね。それからあの少女と仲良くなるに付けて、想いが大きくなっていったということでしょうか?一方やはり翼に対してはそこまでの気持ちはなかったと言わざるを得ません。そうでなければ、初めて恋をしたという第1話のシーンと矛盾が発生します。ともかくやはり誰にでも優しいという暦の性格ですから、翼も困っている女の子で、彼女の性格を考えれば自分になんて靡かないとでも考えていたのかもしれません。
最終的には翼は報われなかったかもしれませんが、それでも怪異に頼っていた弱い翼は捨てられたと思います。これからは一歩ずつ確実に進んでいけるように、障り猫だって感じていることでしょう。
総評
テレビ放映が途中までだった化物語ですが、それでもテレビのクライマックスも翼の話はずが暦とひたぎのデートの話に!?とにかく驚きはしたものの、エンディングの曲とのマッチは結構なもので、綺麗には終えられていたと思います。やはり西尾維新は凄いですね!!
尺の問題で少し悩ましいところはあったものの、シャフトらしい演出や発想は面白く、かなり見ていて面白かったと思います。また原作をうまくまとめられており、そこもプラスだったと思います。いろいろと問題はあったものの、それでも全体的にはいい出来だったと!
暦役・神谷浩史さんをメインとして、ひたぎ役・斎藤千和さん,駿河役・沢城みゆきさん,真宵役・加藤英美里さん,撫子役・花澤香菜さん,翼役・堀江由衣さんというヒロインでの豪華な共演は、演技力を見せつけられたと思います。特にちわわのハマり役度が高かったと思いますね。とても素晴らしかったと思います。
総じてレベルの高かったこの作品。私としては結構高い評価をしたいところです。気になったのは忍が喋ったのかなと思うところですが、少し分かりませんでした。(笑)とても話が面白く、見応え充分。かなり濃度の高いアニメだったと思います。
最後に製作にかかわられた皆さん、長い間お疲れさまでした。素晴らしいものが見れたという感動があります。ホントにありがとうございました!
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