2010年06月15日 22:34
「日本とアジア、望ましい未来が!」by葛
「やあ、元気そうで何よりだ!」by桜井
こんばんは、なんか最後の引きが凄かったですね!!来週が楽しみで仕方ありません。しかし棗は良いキャラですね~!一番桜井機関でまともな感じが・・・。

閃光のナイトレイド[BD]第1巻 価格 6825円(税込) 発売日 2010/06/23
それでは続きから書いていきます。今回は原子爆弾をめぐる攻防です。ではいきましょう!

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概略
各国の独立活動家たちと議論を交わす高千穂勲。ガンジーもボーズもイギリスからの締め付けが強くなってきたようです。それを聞いて高千穂勲は決断しなければならないと宣言するのでした。会議も一段落して、外に出るとそこにはヴァイオリンを弾く静音がいました。結構な長さの付き合いがあるようですが、どうもどちらも本音で話し合うということは無いようです。そして新京でのそれぞれの出来事を皮肉りあうのでした。
桜井は葵たちの報告を聞いても仕方がないと言うばかりで、それどころではないらしいです。葵が静音を連れ出したことで、彼女は消息をくらまし、そのことで溥儀との対面ができなかった。それにより彼の機嫌を損ね、しぶしぶ関東軍は溥儀を皇帝に即位させるのを急いだらしいです。それは葵がしでかしたことの代償というわけでした。そして最後に去り際に前回捕らえた2人はMI6というイギリスの対外情報部の人間だったと語るのでした。
桜井が去ってから葛が軽く扱われていると不満を漏らす雪菜。そして葵は雪菜を自分の部屋に連れて行くのでした。そこには何枚かのMI6の調査していた情報書類の写しがありました。彼らは満州天神商会という会社を探っており、そこに高千穂勲の持つ新型爆弾が運び込まれたらしいです。だからそれを今棗に調査させているということでした。そして葵は雪菜に対して桜井にはこのことは黙っていてほしいと頼むのでした。
そして爆弾製造工場を歩き回る葛。そしてその警護に当たる久世に止められます。そして葛は久世になぜ高千穂勲に付いて来たのかと尋ねます。それに対して部下は上官に従うしかないのだと、そしてアジアが一つになるという思想には興味がないのだと語ります。そして最後に葛を睨みつけて、自分の理想に目を輝かせてくれる人の存在が必要だから連れて来たのだと久世は言って去るのでした。
一方、棗は満州天神商会の調査を開始しています。そして中を視て人気がないことに気付き、近くで働いていた農民に話を聞きます。そしてあらかたの話を聞くことができますが、どうしてこの荒れた土地を耕しているか疑問に持つ棗。それは日本が現地の人の土地を奪ったためにそうせざるを得なくなったのだと語られます。そのことを聞いて棗の心に何か響くのでした。
先代の預言者の言葉を見て、日本の未来に衝撃を受ける葛。どうやら高千穂勲の恋人が先代の預言者であったようです。そして新型爆弾は欧米諸国の植民地解放のための威嚇に使うということを葛に語るのでした。夜になって、静音と高千穂勲が語り合っています。最後の詰めは静音がやるということですが、先代の預言者である十和のような悲劇にならないことを誓う高千穂勲。どうやらはっきりと物事を進言してしまい、そのことが十和の死に繋がったようです。最後に月のない夜に何かをやろうと高千穂勲は呟くのでした。
満州天神商会の調査と爆弾の製造方法によって分かった高千穂勲たちの居場所。そこに葵たちは車で向かいます。それを見つける壱師。さらに電話で葵たちに見つかったという報告を受ける高千穂勲。そのような状態で物事は動きだします。高千穂勲は今の工場を破棄して、新型爆弾を持って逃げることを決断します。葵と棗がそこにたどり着くときにはもう撤退を開始していました。そして葵と棗はどうにか高千穂勲と静音を見つけ捕らえようとしますが、そこに葛が現れ葵と棗に立ちふさがります。葛にこちらに戻れという葵に対して、葛は望ましい未来があるから戻ることはできないと言います。時限爆弾の爆発でどうしようもなくなってきた葵と棗。棗は最後に葛の大切な日記を彼に返します。そして2人は外へ、葛は高千穂勲のところに向かうのでした。
飛行機で脱出する高千穂勲の部隊ですが、目的の場所に降り立つとある1人の男が。何とそこには微笑む桜井が立っていたのでした。
掘り下げポイント
・望ましい未来がある世界へ
高千穂勲の考え方には少し反論するところがあるような葛ですが、それでも彼の思想のままに戦争を行えば将来の悲劇が起こってしまうということに彼はどう考えたのでしょうかね?アメリカとの戦争は確かに葛であっても想像できることではあるということですが、それでも日清戦争・日露戦争の戦いに勝ち続けてきた日本の驕りと言うものなのか、葛は日本には大和魂があるからという精神論で戦争に勝てるという理論で楽観視しています。
それが当時の軍人の考え方の典型例であり、葛のような考えの将校もたくさんいたと思われます。それを否定する高千穂勲は先代預言者の意見を聞き、アメリカよりも早く新型爆弾の製造を目指したのでしょうね。それはおそらく十和という婚約者が命をかけて伝えたことだったのでしょうから・・・。
果たして最終的にはこの作戦は成功することができるのか来週以降に注目です!
・スーパーたぬき
今回は何と言っても桜井の狡猾さが凄まじい回でした。おそらく葵たちに冷淡な態度を取って、彼らの反感を買っておくことで彼らが独断専行することを予想していたのでしょう。だから早急に指令を出さずに彼らを泳がせ、壱師に彼らの動向を見張らせたのでしょう。最終的には桜井はMI6という言葉をヒントに葵が高千穂勲の居場所を突き止めるのはできると判断したのは間違いありません。葵たちが工場に来ることで、高千穂勲の部隊は飛行機で逃げることをしなければならず、怪しげな飛行機の着陸場所で待っていれば彼らに会えると。
本当に桜井は凄まじい人物ですね。情報を渡すタイミングや部下に対しての態度で彼らの行動をコントロ-ルしたりとかなりの策士です。最終的には葵たちを自由に操って高千穂勲と対面することができましたが、果たして来週はどんな動きを見せるのか。桜井は能力者なのでしょうかね・・・。無くてもかなりの知略を巡らせられて、能力者より凄いような・・・。
・棗の理想に対する現実
満州天神商会の調査中に出会った土地を奪われた現地の農民との会話で、棗の理想の問題点が出てきました。誰かが土地を得れば、誰かは奪われる。日本がもっと豊かになれば、どこかの国が貧しくなる。そういうジレンマの一端を見たのが今回なんでしょう。以前棗は日本の富国のためには自分はどんな努力もすると言っていましたが、それが果たして良いことなのかはあの会話をしたことで怪しくなったかもしれませんね・・・。ともかく、棗はみんなの考えを見渡すことができるタイプの人間ですので、何か答えは出すでしょうが。
最後になんだかんだで棗は葵とのコンビはなかなか良いのではないでしょうかね?今回の追跡はかなりの活躍を見せていましたし!
「やあ、元気そうで何よりだ!」by桜井
こんばんは、なんか最後の引きが凄かったですね!!来週が楽しみで仕方ありません。しかし棗は良いキャラですね~!一番桜井機関でまともな感じが・・・。

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それでは続きから書いていきます。今回は原子爆弾をめぐる攻防です。ではいきましょう!
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概略
各国の独立活動家たちと議論を交わす高千穂勲。ガンジーもボーズもイギリスからの締め付けが強くなってきたようです。それを聞いて高千穂勲は決断しなければならないと宣言するのでした。会議も一段落して、外に出るとそこにはヴァイオリンを弾く静音がいました。結構な長さの付き合いがあるようですが、どうもどちらも本音で話し合うということは無いようです。そして新京でのそれぞれの出来事を皮肉りあうのでした。
桜井は葵たちの報告を聞いても仕方がないと言うばかりで、それどころではないらしいです。葵が静音を連れ出したことで、彼女は消息をくらまし、そのことで溥儀との対面ができなかった。それにより彼の機嫌を損ね、しぶしぶ関東軍は溥儀を皇帝に即位させるのを急いだらしいです。それは葵がしでかしたことの代償というわけでした。そして最後に去り際に前回捕らえた2人はMI6というイギリスの対外情報部の人間だったと語るのでした。
桜井が去ってから葛が軽く扱われていると不満を漏らす雪菜。そして葵は雪菜を自分の部屋に連れて行くのでした。そこには何枚かのMI6の調査していた情報書類の写しがありました。彼らは満州天神商会という会社を探っており、そこに高千穂勲の持つ新型爆弾が運び込まれたらしいです。だからそれを今棗に調査させているということでした。そして葵は雪菜に対して桜井にはこのことは黙っていてほしいと頼むのでした。
そして爆弾製造工場を歩き回る葛。そしてその警護に当たる久世に止められます。そして葛は久世になぜ高千穂勲に付いて来たのかと尋ねます。それに対して部下は上官に従うしかないのだと、そしてアジアが一つになるという思想には興味がないのだと語ります。そして最後に葛を睨みつけて、自分の理想に目を輝かせてくれる人の存在が必要だから連れて来たのだと久世は言って去るのでした。
一方、棗は満州天神商会の調査を開始しています。そして中を視て人気がないことに気付き、近くで働いていた農民に話を聞きます。そしてあらかたの話を聞くことができますが、どうしてこの荒れた土地を耕しているか疑問に持つ棗。それは日本が現地の人の土地を奪ったためにそうせざるを得なくなったのだと語られます。そのことを聞いて棗の心に何か響くのでした。
先代の預言者の言葉を見て、日本の未来に衝撃を受ける葛。どうやら高千穂勲の恋人が先代の預言者であったようです。そして新型爆弾は欧米諸国の植民地解放のための威嚇に使うということを葛に語るのでした。夜になって、静音と高千穂勲が語り合っています。最後の詰めは静音がやるということですが、先代の預言者である十和のような悲劇にならないことを誓う高千穂勲。どうやらはっきりと物事を進言してしまい、そのことが十和の死に繋がったようです。最後に月のない夜に何かをやろうと高千穂勲は呟くのでした。
満州天神商会の調査と爆弾の製造方法によって分かった高千穂勲たちの居場所。そこに葵たちは車で向かいます。それを見つける壱師。さらに電話で葵たちに見つかったという報告を受ける高千穂勲。そのような状態で物事は動きだします。高千穂勲は今の工場を破棄して、新型爆弾を持って逃げることを決断します。葵と棗がそこにたどり着くときにはもう撤退を開始していました。そして葵と棗はどうにか高千穂勲と静音を見つけ捕らえようとしますが、そこに葛が現れ葵と棗に立ちふさがります。葛にこちらに戻れという葵に対して、葛は望ましい未来があるから戻ることはできないと言います。時限爆弾の爆発でどうしようもなくなってきた葵と棗。棗は最後に葛の大切な日記を彼に返します。そして2人は外へ、葛は高千穂勲のところに向かうのでした。
飛行機で脱出する高千穂勲の部隊ですが、目的の場所に降り立つとある1人の男が。何とそこには微笑む桜井が立っていたのでした。
掘り下げポイント
・望ましい未来がある世界へ
高千穂勲の考え方には少し反論するところがあるような葛ですが、それでも彼の思想のままに戦争を行えば将来の悲劇が起こってしまうということに彼はどう考えたのでしょうかね?アメリカとの戦争は確かに葛であっても想像できることではあるということですが、それでも日清戦争・日露戦争の戦いに勝ち続けてきた日本の驕りと言うものなのか、葛は日本には大和魂があるからという精神論で戦争に勝てるという理論で楽観視しています。
それが当時の軍人の考え方の典型例であり、葛のような考えの将校もたくさんいたと思われます。それを否定する高千穂勲は先代預言者の意見を聞き、アメリカよりも早く新型爆弾の製造を目指したのでしょうね。それはおそらく十和という婚約者が命をかけて伝えたことだったのでしょうから・・・。
果たして最終的にはこの作戦は成功することができるのか来週以降に注目です!
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今回は何と言っても桜井の狡猾さが凄まじい回でした。おそらく葵たちに冷淡な態度を取って、彼らの反感を買っておくことで彼らが独断専行することを予想していたのでしょう。だから早急に指令を出さずに彼らを泳がせ、壱師に彼らの動向を見張らせたのでしょう。最終的には桜井はMI6という言葉をヒントに葵が高千穂勲の居場所を突き止めるのはできると判断したのは間違いありません。葵たちが工場に来ることで、高千穂勲の部隊は飛行機で逃げることをしなければならず、怪しげな飛行機の着陸場所で待っていれば彼らに会えると。
本当に桜井は凄まじい人物ですね。情報を渡すタイミングや部下に対しての態度で彼らの行動をコントロ-ルしたりとかなりの策士です。最終的には葵たちを自由に操って高千穂勲と対面することができましたが、果たして来週はどんな動きを見せるのか。桜井は能力者なのでしょうかね・・・。無くてもかなりの知略を巡らせられて、能力者より凄いような・・・。
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