まにまにな娯楽ＤＡＹＳ : Archives [ 2010年05月08日 ]

ＮＨＫマイルカップ（ＧⅠ・３歳限定定量戦・東京芝１６００ｍ）

概要

　３歳最強マイラー決定戦と言われる３歳ＧⅠＮＨＫマイルカップ。昔は外国産馬のダービーと呼ばれていた時代もありました。過去の優勝馬には凱旋門賞２着のエルコンドルパサー、変則２冠馬キングカメハメハおよびディープスカイなどもいます。また波乱のレースも多々ある難しいレースでもあり、去年は１０番人気ジョーカプチーノがレコード勝ちするなどなかなか馬券も悩ましいレースかもしれません。


ジョーカプチーノ＠NHKマイルC　口取り前 posted by (C)keibaotaku


　今年は２頭が人気を分けあう状態です。ミッキードリーム・ルーラーシップ・リルダヴァルを破った毎日杯でついにダービーへ名乗りを上げた実力馬ダノンシャンティ。対して、２連勝から臨んだスプリングＳで惜敗しますが、前走ニュージーランドＴで２着以下を力でねじ伏せた素質馬サンライズプリンス。そのほかにも２歳時の「怪物」と呼ばれた良血馬リルダヴァルや朝日杯ＦＳ２着・弥生賞２着の実績馬エイシンアポロンなど伏兵もいる難解なレース果たして、３歳マイラー最強馬はどの馬か、また日本優駿への名乗りを上げるのはどの馬でしょうか？


私の決断

◎　リルダヴァル
○　ダノンシャンティ
▲　サンライズプリンス
△　ダイワバーバリアン

買い方

単勝・複勝　◎　100
馬連　◎―○▲　300
　　　◎―△，○―▲　200
三連複ＢＯＸ　◎○▲△　200

個人的見解

◎　リルダヴァル


01-リルダヴァル posted by (C)pippineat

　能力全開ならこのメンバーでは断然の強さは歴然ですが、それが出るかが問題で正直本命にはしづらいのですが、私のダービー予想馬ということで勝負です。先行力十分だった長期休養明けの毎日杯は最後息が持たなくなってもダノンシャンティと0.3秒差の好内容。その次に臨んだ皐月賞で馬場の悪いところを進んでのヴィクトワールピサの0.4秒差。前走がまだ仕上がり途上だったことを考慮すると、今回はダービー出走もあるので完璧に仕上げてきそうです。他のメンバーがもう出走可能な賞金を稼いでいるため、この馬にとってはここは２着以内には入ってきたいところでしょう。

　今日行われた京都新聞杯で休養明けのコスモファントムが２着ということでしたが、リルダヴァルはこの馬に0.4秒差で破っていますので、格としては十分ではないでしょうか？内枠をうまく使えば、先行馬を見ての競馬から最後切れ味抜群の末脚で勝ち負けは期待できそうです。調教は対抗馬・単穴馬よりもすごぶる良い！距離短縮も悪いものではないはずだと思っています。


○　ダノンシャンティ


ダノンシャンティ -20091122_5R_2歳新馬- posted by (C)のだま♪♪

　前走は毎日杯を快勝したのは好内容と言えます。メンバー的に揃ったレースであれぐらい走れれば、当然このレースでも◎にしたいところですが、調教を見る限りダービーを目標と考えているようで万全とは・・・。決め手強力で終い確実なのはプラスで、ここは面白い競馬になるでしょう。血統的にも千六は向きそうで、東京コースも脚質的にも有利でしょう。早めの競馬というのは難しくなるかもしれませんが、差し脚は確実で惨敗は考えられない。鞍乗の安藤勝も
このコースはよく知っており、狙い目でしょう。

　この馬は２歳時から力をつけてきた馬なので、単純比較ではリルダヴァルよりも下になるのですが、実際はどうなんでしょうね・・・。共同通信杯の内容から、稽古満足なら本命間違いなしなんですがね。


▲　サンライズプリンス


NZT サンライズプリンス ウィナ posted by (C)有芝まはる殿下。

　前走のニュージーランドＴは出遅れて、外枠からのスタートで、終始外を回ってというギクシャクなレース。あれでダイワバーバリアンに快勝するのですから、それは立派なものです。先行力も十分あり、順応性抜群の馬。スプリングＳでも上がり最速でしたし、能力は十分でしょう。ただ東京コース初レースということが少し不安で、また折り合いがつく馬なのかはまだ分からず、そこがカギになりそうです。

　鞍乗が横山典は心強いのは間違えないですが、果たして前走の反動はなく、またコースへの順応性があるところを見せれるのでしょうか？展開不問で印はやはり高くなりますが。


△　ダイワバーバリアン


ダイワバーバリアン posted by (C)keibaotaku

　上位３頭に比べれば地味な存在ですが、大負けはしない馬。相手なりに好走する馬で、能力は十分。調教は好内容であり、東京コースも十分こなせるようです。時計がかかる馬場でしか走れないというわけではないようで、前走も４コーナーで少しもたもたしたのにも関わらずの２着。勝つ姿は想像できませんが、善戦は必至だと考えます。