2010年02月02日 23:58

枯葉が降り始める季節、小鳩は清花の悩む姿に心を痛めます。それを何とかしようとしているところに千歳、千帆、千世がアパートに帰ってきます。そこでバザーという言葉に何かひらめきを感じた小鳩は、次の日それを清花に提案するのですが、途中で入ってきた清和に冷たく反対されます。それは彼なりの優しさからの言葉でありましたが、それを上手く感じられなかった小鳩は外の掃除に行ってしまうのでした。そこで泣いてしまう小鳩ですが、そこに清花が現れ、バザーをやることを認めてくれるのでした。園児たちにもそれを伝えて元気を取り戻す小鳩、その姿を嬉しそうな清花、そして素直には感情を出さない清和も嬉しそうなのでした。小鳩と清和のやり取りを見ていて、「あの人」という言葉を言い出すのでした。
翌日、バザーの品が集まって興奮気味の小鳩。そしてその中には照る照る坊主が。それが気になった小鳩はそれを作ったのが誰か聞き、奈緒美が私だと言います。そして小鳩も何か作るといいます。そして奈緒美は小鳩にお母さんの新しい子供をまたよもぎ幼稚園に入れたい、だからたくさん品物を売れることを気にするのでした。遅くなった小鳩の前に、借金取りさん、本名沖浦和斗が通り過ぎます。そしてまた清花に催促と脅迫まがいを言い残すのでした。アパートでいおりょぎと話している間に、沖浦のことを聞きつけた清和が急に強く迫るのでした。部屋に帰ると小鳩はせっせと謎の生命体の量産をしていおりょぎとじゃれあっているのでした。
バザー当日、天候は微妙な曇り空。そして奈緒美を元気付けながら、自身も晴れることを信じているようです。いおりょぎはどうやら行くところがあって一度小鳩の元を離れるのでした。せっかく準備したバザーでしたが、お客さんが誰も来ず、雨も降り出してしまいます。そこに千歳たちが来るのでしたが、ポスターが剥がされていることを知り、小鳩は走り出します。引き止める清和ですが、一生懸命な小鳩の姿勢につい手を離してしまうのでした。
そして空が晴れると同時にたくさんのお客さんが。みんな小鳩の真摯な姿に惹かれて来たというのです。そして、奈緒美のお母さんも来て、嬉しそうな奈緒美。その時小鳩は街を走り宣伝しているのでした。
どうやら次回もバザーが続きそうですねー。まあこのまま終わったとしても、いおりょぎの話は重要そうでやりそうな感じはしますが。それでは今回掘り下げるのは2点。
・揺れ動く気持ち
回を経る毎に、徐々に小鳩の雰囲気が変わってきた感じがします。前に自分が癒されるということを経験したことによって、癒させるという言葉を使わなくなったのが一つあります。彼女自身癒すというのはそう簡単なものではないことで、そういって癒せるものではないことを分かったのかもしれません。
今回は借金取りさんと清花の間にあったことを気にしていますが、それを理解しかねている小鳩。もともと微妙な問題は苦手な性格の彼女では今の段階では考えて解決に導くこと出来ないでしょうね。ただ今回の終盤に見せた真摯で一生懸命な気持ちにはみんな心を動かしています。それこそ小鳩ができる唯一の『魔法』なのかもしれませんね。
・小鳩画伯
今回は犬と猫を描いて、いおりょぎ・清和には犬猫に失礼だと言われ、さらに清花にはアヒルと羊と言われ撃沈してしまう小鳩。そしてそれを量産しているのは凄まじいですね・・・。ペンギンでもウサギでも何でもいいからたくさん作ったものは売れたのでしょうかね?
今回のタイトルは謎の生命体でしたが、小鳩の芸術的作品を端的に清和が表したものでしたね。次回もタイトルがそうな感じでしたが、今度はどんなのが見れるのでしょうかね?
それではこの辺で失礼します!!
![]() こばと。 |

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