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とある科学の超電磁砲 第10話 「サイレント・マジョリティ」 簡易草子

2009年12月06日 23:27

 こんばんは、続いてアニメ更新をしたいと思っている仙谷隆家です。しかしそういえばレールガンの簡易草子書くの久しぶりな感じがしますねー。ではいきましょう。


 まず概略。冒頭はレベルアッパーを使って能力が上がった涙子や学校の友達たちです。涙子は初めて自分の手で風を操っていることを本当に喜んでいるようでした。一方その頃風紀委員会は次から次へと出現するレベルアッパー使用者を抑えていきますが、どうやら数が多すぎて黒子は満身創痍になっていきます。ただ一つだけ発見が。レベルアッパーは共感覚醒でなるということだけ見つけ出すことが出来たのでした。そして使用5日後、涙子のところでは友達の一人アケミが突然倒れてしまいます。その姿を目の当たりにした涙子は後悔の念に駆られ、自分もこうなることを恐れてしまいます。そして突然飾利に電話をかけ、自分がレベルアッパーを使ったことを告白、倒れることを恐れていると話します。それに対して飾利はしっかりとその言葉を受け止め、涙子を元気付けます。そして涙子の元に返りますが、それには倒れた涙子がいたのでした。
 涙子が意識不明になっているのを眺める黒子・美琴ですが、途中で会ったカエル先生に意識不明の原因が他人の脳波に自分の脳波が書き換えられてしまうことが原因だといわれます。そしてレベルアッパーの原因の音楽製作者を捕まえようとする風紀委員会ですが、なかなか糸口が見つかりません。しかし、その脳波の人を探知していくと・・・。その頃、飾利は木山のもとに行って、原因を探ろうとします。しかし偶然見つけた共感覚醒の論文を目の当たりにして、ついに木山が本性を現すのでした。ヒットしたのが木山で、固法はすぐさま警備員に通報し、木山を捕らえようとします。さらに美琴にも支援を要請するのでした。一方、飾利は木山に捕まって車に乗せられて、どこかに連れて行かれそうになっているところで今回は終わりでした。


 ということで涙子が今回リタイア、黒子も体が限界で戦闘は難しい状態に。果たして美琴は木山を捕らえられるのか?来週はバトルの予感がしますね。あと警備員全滅しそうな感じが・・・。今回掘り下げるのは3点。涙子・美琴・小山の目的にスポットを当てたいと思います。かなり重いなあ・・・。
涙子の懺悔
 今回初めて自分で能力を使えるようになった涙子ですが、それはいわゆるズルをして得たもので、はっきりと自分の力ではないのです。しかしそれでも一度は適性がないと言われ、自分では無理だということにコンプレックスを持っていた涙子にとってはホントに嬉しかったに違いありません。しかし、使用した人が意識不明状態になることを目の当たりにして、自分は取り返しの付かないことをしてしまったと改めて感じ、後悔してしまうのは仕方ないのかもしれません。どんなことがあっても、能力を使ってみたいという強い憧れとできないことは決まっているという現実。そのあまりにもかけ離れた事実を受け止めるには少し酷な気がします。ただしそれがこれ程だとは思わなかった涙子の楽観さは自己責任といわざる負えず、自分ひとりで使うのが怖かったといって周りまで巻き込んだことは反省しなければならないと思います。
 とにかく涙子はここでリタイアですね。能力が使えない人は何にでもすがりたいというのがこの学園都市というシステムが生み出した悲劇なのかもしれません。

美琴の欠損
 今回涙子がずっと握っていたお守り。それの意味が分からないという美琴ですが、それは能力者というものがオカルト的なことは信じず、科学的根拠に基づく事実に盲信していることを示していると思います。またこういうこういう『繋がり』というものに強く憧れている美琴は涙子とはまた反対の悩みを持っているんでしょうね。今回みんながレベルアッパーに縋ることをおそらく理解できていないでしょうから、やはり『常識』が欠落しているのでしょう。ともかく次回は何か美琴もアクションを起こすように感じます。 

木山の目的推測
 木山の目指す人間の脳を使った脳波ネットワーク構想ですが少し考えてみました。人間の脳を一つ使ったとしてもはっきり言ってそれほど大それたことが出来るとは思いません。しかし、たくさんの脳を使えばそれは多様性と量的有利を得れますから、とんでもないことも出来るようになるということでしょう。人間をコンピューターを考えると、インターネットという媒体でコンピューター同士を蜘蛛の巣上に張り巡らせることが出来ます。それを逆に利用すれば、全てのコンピューターは繋がっているのですからハッキングでもしたり、ワームでもばら撒けば一気に思い通りに操れます。人間も共感覚醒のある音楽を媒体に用いることで使用者同士を繋げ、何かの『演算』でもしているのかもしれません。もしくは能力者として扱われていない人でも少しは能力は持っているはずですので、低いレベルでも集めれば大きな力となるということを見せ付けるのかもしれませんね。来週の木山はそこらへんを利用して、美琴たちを退こうとするのかもしれませんね。


 少し疲れました・・・。それではこの記事はここで終わりとさせていただきます。では失礼します。

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